短冊に君の顔描き、紅を塗る。




笹の葉に吊るした首に目を移す。




願い事、信じてなくて狙い事。




枯れたのはその声だけではなくて ....
冷静な片っぽに、感情的な片っぽ。
そして空からみんな眺めてにやにや笑ってる空っぽ。

四人まとめて苛々するね。
そいつがとっても残酷っぽい。 左腕に刺青がある。
16の冬に自分で入れた。
自傷って奴に夢中になっていた。
自分を傷つけて、
汚れた血を流したら、
綺麗になれる気がしていた。
穢れ腐ってゆく日々 ....
湿った風が頬を撫でる。
低層とはいえ、
屋上に吹く風は、
やはり地上より少し強い。

初夏の太陽のまなざしを受け。
はたはたと、
風に揺らめく白いシーツは、
恥 ....
わかってる。
いつかすべてが無駄だったと、
そう思える日が来る事を。わかっている。

これは裏切りの手。

わかってる。
いつもすべてが無駄だったと、
そう思え ....
逃げるんだ逃げるんだ。
鬼が来るから逃げるんだ。
家も家族も生活も、みんな捨てて逃げるんだ。

梅雨の雨に涙を隠して、
梅雨の霧に身を隠して、
蜜夜の闇に君は守られ ....
唇で、
嘘をついて、
君の中に、
忍び込む。

舌には舌で、
指には指で、
嘘をついて、
君へ、
滑り込む。

甘い汗、
舐めて、
蜜。

吐息、 ....
太陽を盗んで、
穴に落ちて、
暗闇で、
空っぽで、
誰もいなくて、
誰もがなくて、
誰も待ってなくて、
遠くで、待って、くれなくて、
悲しくて、
苦しくて、
 ....
梅雨の雨にキスをして、
みなさんじめっとさようなら。

空っぽ空にキスをして、
みなさんからっとさようなら。

太陽の果実にキスをして、
みなさんおいしくさような ....
これは天使の羽の痕なの。


肩の傷跡を指差して、
彼女は笑う。


ここに白くておっきな羽があって、
ばさばさばさぁーって羽ばたいて、飛べたの。

でもね ....
そんなに強くしないでと、
君はいう。

構わず痕を付ける。強く。
あいつの知らない場所に、おれの痕を付ける。

おれを愛した唇で、
あいつを愛撫して、
おれが愛 ....
三人泣かせ帰ってきた、清く正しい朝帰り。
麦茶が妙に空っぽい。

虚しくて空しい。
遠い。
遠いんだよ。
俺は、




以下、呟ぼやきます。

罵詈 ....
からっぽな、そらっぽ。
空々しくて白々しい。
誰もいない。
遠すぎて、

ひとりがとっても空っぽい。
七夕や清く正しい朝帰り。 君に触れたことはない。
君を弾いたこともない。
だけどこんなに心惹かれてる。

これは君のため息。
心弾かれて、今夜も音を愛撫する。








 ....
想い髪を切りにゆく。
君が嫌いだったこの長い髪。
君に逢うために切りにゆく。

あれから一度も切っていない。
そんな泣かせることは言わない。
何度だって切っているし ....
Say be Free.
Say be Fool.
Say be More.
Say be Bored.

Instant, Incident, You're Saint?, W ....
The picture seen from your window is so beautiful.
The shadow seen from your window is so b ....
I'm a Sonic.
I'm a Snake.

I'm Born To Be Sonic.
And I Die As a Snake.

I Crash InTo T ....
与えるのではなく、
与えられるのではなく、
お互いを共有できたなら、
それは最も幸せな、君との時間。
飛びたくて、飛べなくて、
逃れたくて、逃れられなくて、
おれたちは窓から堕ちてゆく。

毎日と一日と、ありったけの今日。
翼がないおれたちは羽ばたくしかない。
この腕で ....
夢のまた夢だった。
子供の頃のワールドカップ。

クライフのプレーをTVで初めて見た日。
あの瞬間の衝撃を、今も鮮明に覚えている。

学校を休んで見に行った。
ワール ....
もう100mを11秒で走れない。
もうバスケットボールのリングに手が届かない。
もう高い声で歌えない。
もう前みたいには笑えない。

だけど失ったものはなにもない。

 ....
この地に立つのに、
他の誰の踏み台も必要としない。

言いたいことは、ただそれだけだ。










{引用=追記。これは先に投稿されている霜天さ ....
言葉でなにを伝えられるのだろう?。
言葉でなにを伝えたらいいのだろう?。
言葉でなにを伝えればいいのだろう?。

言葉でなにを言えばいいのだろう?。
言葉でなにを言えるの ....
ぷくぽん!。

ぽんぽんぽぉーん。ぷくぽんぴん!。
ぽんぽんぽーぉん。ぷっぴっぽん!。

ぴんたりらりりん、ぽんたりらららん!。
ぽんたりらりりん、ぴんたりららびん!。 ....
彼女が舌を出したから、その舌を咬んだ。
驚いた彼女は逃げようとしたけれど、抱きしめて離さない。

それはとても柔らかく、濡れている。
呑み込んで、喉の奥まで味わう。
やが ....
夜のアンモナイトは仄かに蒼く光る。
海の恋人を想い出し、蒼くさめざめと光る。


遙か遙か白亜の海の底、アンモナイトの恋人達は。
手をつなぎ、心をつなぎ、ちゅらと散歩。
 ....
傾斜した視界には、
卑猥なモザイクもないから、
グロテスクなまでに素敵にエロティック。

桃を剥くみたいにピンキーな、
林檎の芯みたいなニードルで、
カカオの噴水はエレ ....
PULL.(561)
タイトル カテゴリ Point 日付
「 阿呆句。 - 七夕後。 - 」俳句0*05/7/15 15:55
「 四人囃子。 」散文(批評 ...2*05/7/14 13:42
「 推定無関心。 」自由詩6*05/7/14 11:03
「 流砂の朝。 」自由詩5*05/7/14 8:47
「 湿った風。 」自由詩5*05/7/13 13:11
SATP.Vol.5「 わかってる。 」散文(批評 ...3*05/7/13 11:35
「 鬼さんこちら。 」自由詩4*05/7/13 10:25
「 君は嘘を。 」自由詩6*05/7/12 18:08
「 人でなし。 」自由詩10*05/7/12 13:07
「 さよならさんに、さようなら。 」自由詩8*05/7/12 9:56
「 天使と飛んだ夜。 」自由詩8*05/7/11 9:48
「 残酷に。 」自由詩6*05/7/10 17:11
「 空っぽ朝帰り。 」散文(批評 ...5*05/7/10 12:38
「 空っぽ。 」自由詩4*05/7/10 8:20
「 七月七日、朝に。 」自由詩4*05/7/7 5:09
「 グランドピアノのため息。 」自由詩8*05/6/22 23:42
「 想い髪。 」自由詩8*05/6/22 7:04
「 Poem To A Horse? 」自由詩1*05/6/21 21:19
「 Window Of June. 」自由詩0*05/6/17 8:00
「 Sonic Snake. 」自由詩1*05/6/16 8:17
「 日曜日の時間。 」自由詩1*05/6/12 20:44
「 落下笑。 」自由詩4*05/6/11 20:49
「 水曜日の蹴球。 」自由詩2*05/6/8 23:09
「 火曜日の喪失。 」自由詩5*05/6/7 6:13
「 孤立点。 」散文(批評 ...1*05/6/7 4:14
「 月曜日の言葉。 」自由詩3*05/6/6 20:48
「 一服ぽん!。 」自由詩1*05/6/6 8:49
「 舌を咬む。 」自由詩2*05/6/4 22:26
「 夜のアンモナイト。 」自由詩8*05/6/1 9:01
「 傾斜。 」自由詩4*05/6/1 1:21

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