穏やかに
スースースーと
空気が揺れる
真夜中の闇
微かな息の声に
君の光を感じる
眩しき闇の夜中
生き、
伸びられることが奇跡だと
云われたわけではさらさらなくて
ただ、
若くてガンを患ったものだから
ステージ12345
とかに
ちょっとだけ詳しくなったよ
大丈夫だ ....
実人生上で
配されたたくさんの構築物
現実の花や草と雲と人
それをみんな見まわしてた
それに取り組もう
必要なことをしよう
目覚ましが鳴ったので起きよう
愛を感じる
愛情を交換した ....
空も大地も冷えきって
天の涙が白く降り積もる頃
森の妖精たちは冬眠をする
気持ちは落ち込まず穏やか
木々が切り倒され
ゴミが廃棄された時の
身が引きちぎれそうな思いを
葉っぱに乗せて ....
小学生のころ教室でモンシロ蝶の幼虫を育ててた
クラスメイト全員に与えられた翡翠色のいもむし
そっと指の腹で撫でたり
キャベツの葉をあげて
毎日見守っていた
やがて蝶になるはずのその虫のか ....
様々に叫ばれた共同作業の米噛について、私たちの逃避する沐浴主義は、考えなければならない。傲慢な鉱脈の中で、不正が横行する果実の色彩の中で、日付を自然に理解できる精神状態の中で、誘拐されたマヤ族の青年が ....
○「物価」
ほんとうに物価が上がっている
スーパーでの買い物が
一万円をすぐに越してしまう
年金暮らし
支出を減らさないと
家計がもたない!
スマモにWi-Fi代などで
一万円五千円も ....
ぶっちゃけて
云うけど
なんか
降りてくるときがある
その、
たとえば十文字が
とても綺麗で好ましい言の葉に想えて
すがりつくように
書き留めたいと想うときがある
....
幼稚なる良好に法外なみなさんを{ルビセントラル=井戸の底}において二階のなドべにいけ 乾きゆく鳥はあきらかと完全と平等の口うらをあわせ、裂け目から刻
「そりゃ、/そう/なんだ?/みすぼらしく/なら ....
散々叩きのめされた奴が
何時しかむっくりと起き上がり
あぁなありぃざぁあぁなありぃざぁ
あぁなっあぁなっあぁあなっ
穴の貴女のあなぞこを
底抜けにしながら
そっこぉ走り抜けて
エゴ自己正 ....
たくさんの人たちが
わたしに関わってくれた
忙しいのにわざわざ
たくさんの人たちと
愛し合う夢を見た
まだ幼かったのに
たくさんの人たちが
悲しみの涙と
喜びの涙を
流せるだ ....
ぷかぷかと
浮かんでいるように見えますか
それは
沈み損ねたのですよ
強風に 微風に
打たれては向きを変え
大波に 小波に
押され引かれ流されて
陽を 月光を 星明かりを水と
....
耳が痛むほどの静けさの中
なんにもないことを
風景や、音階の隙間に
みようとしてた
きこうとしてた
和音が
一通だけ届き
雨に流され
みわたすかぎり
一つのポスト
ミレドが ....
傾きかけた夕日に
静かに染められていく放課後の教室
たわむれあそぶ影法師たち
その風景からひとりひとりを
輪郭にそって丁寧にきりとり
ノートに貼り付けていく
ふるえる手で
間隔が
....
思い出したくないこと
やり直したいことが
何の関係もない拍子に
例えば、朝苦いコーヒーを
啜っているときに
突然頭に浮かんで来る
思い出は何故か
良くないことばかりだから
それも仕方の ....
今日も
素人童貞の女たちが
もはや男よりも
激しく愛を求めて
見た目はたしかに良くて
悲しくなりまた
ちなみに
ガチもんの童貞の処女は
案外、人生楽しんでるようです
と処 ....
(どうも~万太郎で~す。
勘太郎です)拝礼
※万太郎身ぶり手ぶりでいきなり歌いだす。
見覚えのな~い、テニスコート~
勘太郎 ~おい!ちょっと待て待て、それちゃうやろ、レイン ....
息子は卒業する
親父は失業する
息子は就職決定
親父は早期退職
息子は親父みたいな
仕事人間になりたくないと言う
親父は息子みたいな
新人仕事はやりたくないと言う
息子は綴 ....
どれくらい
長い間
眠っていたんだろう
色々なことが
なくなり
色々なことが
現れた
この世
変わってゆくもの
変わらないもの
変えたくないもの
変えたかったもの
許せない ....
愛してるよ
喜ばせないで
好きよ
どこが
きれいだよ
おお世辞
眩しいよ
太陽のせい
嘘が嘘をついてる
それこそ本当!
たとえば洋服を買いに行って
最初に目がいく色ってあるでしょ?
私の場合は緑色ね
逆に まったく目がいかないどころか
手に取ることすらない色もあるでしょ?
私の場合 ベーシュや黄色 ....
先ずはロボットが立ち上げるまでの辛抱で
1世代や2世代を犠牲にしても均衡優先で
ワールドモデルを実装したAIが現れる前
私たちのやってきたことは個を潰しあいし
宮澤喜一先生が国産トロン ....
{引用=うなずいて言われるままにここに来ていまや迷子となりしや我はいずこか}
いつだって曖昧にうなずいてきた
そうして 自分というものを主張出来ないまま
言われるままに進んできた
そこに俺 ....
近所の公園で
昔遊んだことなどを思い返した
どんぐりや
カエル
蜂
神様など
たくさんのものたち
そして木
グラウンドでは
ラジオ体操をした
草を抜いたり
掃除もした
....
夜にせきたてられて
駅を追われて見る一筆書きのような
街の風景
「あんたさあ、どうして身投げしねえの?」
不意に声をかけられたことがある
「知らねえよ、そんなの」
ロボットが舞台から降りる ....
○「人生の同行者」
一緒に高い山を登れる人は
最高の友人である
と改めて思う
気が合わないと
遭難のリスクが高くなる
○「老醜」
老いた身で
「頑固、わがまま」では
家族さえも離 ....
{引用=消え去るゆめのなか
目に映る光景、
そこは蒼い浜辺であるといい
空には鳥の飛ぶ影が見える
遠くの波間のだれもしらない
だれもいない場所で
アルコールの瓶を片手に、
空を見上げ ....
僕は言わば言葉のルンペンプロレタリアートで、
ゴミ箱を漁るように何かを紡いで生きている。
意味も救いも他者も自己も
全てゴミから掬い上げた。
半開きの口からはよだれが垂れて、
虚空を見つ ....
シャロンの季節だ
ねえ
チバさん
葉を落とす
いっさいの虚飾を
脱ぎ捨てるように
冬の微細な陽射しと
寒すぎる温度の中では
もう葉に栄養を送れない
そんか覚悟と潔さ
葉を落とした裸木は
骨格が顕になり
....
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