おれの暴力にぼうりょくというレッテルを貼るな 帽子越し 夏空見上げる 部活動 風薫る 胸が高鳴る 運動会



校庭で 笑顔の額 玉の汗



萌えさかる 青葉の熱に 翠雨かな



公園に 紫陽花ひとつ 雨宿り



止まぬ雨 紫陽花柄の 傘開 ....
水の粒 ついたボトルを 空に向け



軽井沢 蒼い香水 身に纏う



学校の プールに輝く 飛沫舞う



水流し 青梅煌る 金だらい



公園の 土薫り立つ 青 ....
宵闇に独りでそっと酒を飲む 甘い匂いに誘われて、YESと頷く はらわたが焼ける、むかついている 何時か底まで酌み交わそう 桜絞り美肉を洗ってまたつがう おまえとあたしの足跡が雪なればこそつくんだよ     春風やわーくきやつぷをかぶりおり



    ふわりわーくきやつぷ水の上春の上
働いた手のひらをそっと見る

森を彷徨いうずくまる

{ルビ闇路=やみじ}の{ルビ褥=しとね}{ルビ花埋=はなうず}み
半地下の車庫 ゆらめくビニール紐

秘伝のたれを足していますと口が

次のバスターミナルまで追いかける

この裏はアパホテルがあるはずの

のぼりが立っているのに風がない

畳がさ ....
季語がわからないまま書いたから、
俳句とはホントは
よんじゃ駄目だというような話もあるなかで。
自由俳句ってあるもん、とか
自由律俳句をなんでも俳句になると
勘違いしているから、
 ....
似た墓ならぶ春を歩く

煙の匂いでも空の匂いでもない墓のにおいだ

いないことの目立つ季節や東風吹く

水が光の真似をする無邪気さよ

迷うこともできない遅春

熊蜂倫理とは自己犠 ....
もういいよ

ぼくはひとりで

大丈夫
退屈な

陽射しのなかで

本を読む
今夜また琥珀をあおり夢をみる  頁{ルビ繰=く}る 手を休め{ルビ食=は}む {ルビ葛湯=くずゆ}哉


「ただいま」と 還り笑う君 雪の{ルビ冠=かん}


 降る雪と 藥罐の歌う 夜更け哉


 電飾の 眠っ ....
寂しさの星座へ向かう一月半ば

諦めを一つ手持ちて鬼は外

もう良いと言ってほしいの冬銀河

冬の雨寂しいという合言葉

父がいないわたしは起きる寒き朝

かけがえのない思い出に浸 ....
牡蠣鍋をまた作り父は不満顔

寒さに負けて今日はただふるえるよ

今日は日付変更線を迎えたの

歯医者の帰り冬の寒さは身に染みて

ポテトサラダ父のために作る小寒の日

悲しみに無 ....
そっけない冬に迎える一周忌

寒さなどなんでもないと呟いて

緩やかな上り坂なり我が冬は

初夢は霧と消えゆくそんな朝

さよならを言いたいのだけれど冬の暮れ

年末のチンジャオロ ....
三が日いつもとは違う道を辿ろうと

お節もなくただお寿司だけ買って来たる

父と酔いわたしも酔って三が日

悲しいと一言言えぬ年の明け

白鳥の鳴いて過ぎゆき朝涼し

忘れられ二度 ....
黄昏に

カレーの匂う

帰り道
真夜中にたった独りで酒を飲む 夢の中で夢をみる {ルビ冬の雷=ふゆのらい}マクドナルドは混んでおり

紙の白寒しインクは北斎の藍

餅の黴削ぐ母在りて台所

冬苺 逢いたい、だなんて今さら

倒れこむ人の音かと しずり雪

空咳 ....
虹の魚むしり食って骨にする しでかしてじっと見つめる炭酸の泡 伽羅の香を
独り静かに
聞く夜は

墨すりて
香る龍脳
沁みる夜

白檀の
甘き香りに
酔い深く

龍涎香
男はいざと
紅求む
俳句
タイトル 投稿者 Point 日付
_長束静樹024/6/16 18:11
夏の思い出を詠むキャサリン1*24/6/15 4:55
初夏の熱を詠む2*24/6/11 20:22
初夏を詠む3*24/6/9 18:18
今宵はレタス3*24/5/31 23:15
結婚1*24/5/28 15:15
1*24/5/28 8:15
友へレタス4*24/5/24 2:07
長束静樹024/4/2 18:35
足跡024/4/2 16:03
わーくきやつぷ上川3*24/3/29 22:56
破調レタス2*24/3/19 1:03
スカイツリー春日線香424/3/13 8:32
ホワイトデー寒波?秋葉竹124/3/12 22:29
春浅しかち024/3/1 21:19
きみにレタス3*24/2/17 1:06
午後には1*24/2/10 23:12
独杯2*24/2/7 22:29
二月、夜墨晶4*24/2/5 19:09
つれづれと俳句おぼろん5*24/2/4 18:57
2*24/2/3 20:02
1*24/2/2 18:56
1*24/2/1 19:31
少年時代レタス4*24/1/30 1:00
酔って候2*24/1/23 0:32
白日夢 1+*24/1/17 17:09
冬の雷そらの珊瑚4*24/1/15 11:13
長束静樹024/1/14 18:59
_124/1/13 18:22
レタス3*24/1/10 1:10

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【俳句】季語を含む17音律「5.7.5」の俳句と、その形式を崩した自由律俳句、無季俳句などの俳句作品のみ受け付けます。俳句批評は散文のカテゴリへ。
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