妻の歌、ベランダに漏れつつ 星をみつけた

夕食はカップラーメンの辛いやつ

雑な卓を片づける 妻歌っているあいま

久々湯船張り中で稲垣足穂読む

妻のひとひを語らい追う

 ....
 
バレンタインデーの話題出つつうけながす

朝のあれこれ終えてあとは世に放られるのみ

ため息ばかりの朝の会話だったよ

しごとばかりの僕でごめんね

ふりそうな空でこわいなぁ
 ....
帰ったり部屋から出ては又帰ったり

白い息の、煙草ではない

結局のところ緑のたぬき

プラスチック類、洗いあげる食後

妻が風呂に入っている 歯磨きしつつ語りあい

し ....
 ふるはせてなくためのむね冬薔薇 起きて寒さに顔も洗えないのです

ぬるいアイスコーヒー飲んで一日はじまり

体温測ること三十六度なくて

朝の、もう煙草がない

今日は反省すると決めて作業着に腕通す

信仰の ....
 
煙草断って二時間は大丈夫なのだが

歌いつかれて妻は眠るよ

ひさびさポテトチップス食べる闇の中


肉体労働おえて頭こんらんしている

携帯はあるか ないか バイクか

 ....
 
 
寝すぎた朝のぼうっとしつつ皿洗い

トーストにヨーグルト、目玉焼きはなし

義父から頂いたジャケット大切に着ている

薬を服す 青空に雲ちらちら

妻の好きな曲かけてはじま ....
 
きみの前で私は馬鹿になってしまう

冬の寒さか なぜか泣いてしまった

ていねい少しずつ朝食トル

コンビニ前で陽にあたっている

本日診察日 医師に手紙書く

生活第一 ....
昼食ひとり弁当の、ずっとずっとひとりだった

いちにち黙して働いた

豚ラーメン食べてもうなんでも来い

皿洗いの簡単そうな宵です

金曜日からだが煮詰まるまで座禅

妻の ....
やっと目覚めてパンに味噌汁

夜が明けない空のそこらを愉しむ

妻が炬燵でみのむししてる

やっと顔を洗う、さっぱりとした

陽ヲ待ツ

夜の帝国が消えてゆく

今日は今日であ ....
ノート・ブックにすらすら書いてゆく小言

絵画を観て体ジンジンしてくる

薬もちわすれて道路より帰った

山又山のしずかな川

念仏の如く皿洗い毎日する

 
息ひそめて妻の朗読聞いている

青空のした原因不明の病と歩いていた

言葉少なくなってゆくさびしみ

日向ぼっこする 自分を小さくする

雑なリビングを掃除したくなった

無気 ....
昨晩は眠られず、それでも仕事にゆこうとする

カラスの声が聞こえて体を起こす

時間大切に炬燵で句作する

何が何やらわからぬことの胃が痛む

お茶飲んで胃を洗おうとする

けさは ....
 
私は病気がよくなるようによく眠る

ひとりとなって職場の喫煙所

仕事をさもないことと言えたらなぁ

寒くなって原付でゆっくり急いで帰る

今日は野菜炒めか ごま油の香り

 ....
アラームが長く鳴る、妻は起きない

ひとり起きて作業着に着替える

寒の水で洗顔する、すっきりする

名前すら覚えていない薬を服している

暗い、夜が明ける

今日も仕事の、体 ....
今日もしごと忙しくありがたい、コロナ禍

不安自体となって原付に乗り帰路

妻にあんまんとジュースねだられ夜へ出た

コンビニにあんまんがない、妻にTELする

炬燵で妻が豚まん食 ....
念仏のかわり自由律俳句書く

夜が明けたら雨はあがっていた

やっと目が覚めてやっと朝食とる

今朝も妻は自作の歌うたっている

苛々として己の病気を恨む

一生懸命だらだ ....
ふたりで歩いても寒すぎる

ひさびさ湯船で本を読む

稲垣足穂読んで頭が苦しくなってきた

剃刀で剃りすぎた顎が痛い

錠剤飲んでここちよくなって眠るのみ

妻の歌の周りに ....
朝の清さの薄れる魔法がとける

白い雲ひとつなくさびしい朝だ

山又山の川はきらめいて

流されるように歩いていた

妻がやせてきていて心配になる

今朝はなにも摂らず青空をばかり ....
黒糖まんじゅう三ついただきにっこにこ

妻は早々眠りひとりとなってしまった

明日の予定としてあったかい陽の光り浴びよう

わだかまり したたりつつそれでも夫婦

割りばしで遊んで ....
今日という名の旅をはじめる

まずは朝をはじめるコーヒーを一杯

不思議な夢をめざめドアを開けて通る

妻が起きていてもう仕事している、ありがと

休日予定なく、一抹の幸いを抱く

 ....
夜がこわくて炬燵でほっとしている

酒がこわくて酒飲みはやさしくて

パチンコ屋の横のコンビニは儲かるだろうなあ

愛を源泉として妻は歌づくり

妻が作業着洗ってくれてうれしい
 ....
起きれば冷えた寝室、さびしいではないか

妻と「おはよう」言い交わす炬燵

まずは一杯のアイスコーヒーで一日はじまり

昨夜読んだ聖書のひらきっぱなし

カレンダーはまだ買っていな ....
今日も働いて帰って妻とふたりぼっち

少し食べて、やめて、物書く

どうしても星空にさびしみ想うのでしょう

「此処」は素になれる、ゆったりしよう

句作できるよろこびの抹茶ラテ飲 ....
初夢はキッチンで描く自由かな はつゆめ未だみず、一月七日

空っぽの胃袋にチーズトーストいれる

アラーム鳴っても全然起きない妻でした

今日も働くことのボロボロな体で

朝、やっと落ちつけてお茶ばかり

僕ら ....
昼ふる雪 じっと眺めてこわいとおもう

つかれた体でなんとか胡坐している

何でも受けいれて変わってゆくじぶんにさようなら

現実に酔ってばかり煙草ばかり喫う

匂う足を洗ってから炬燵 ....
けさは妻の淹れてくれたコーヒーではじまり

全身筋肉痛の、それでも仕事のじゅんび

体が痛くて横になれない

つかれた軍手がたくさんある

のこり五本の煙草、大切に喫う

夜 ....
三日月が町に魔法をかけようとする

どうしよう手袋がなくて、原付に乗る

仕事できなすぎて涙ぐんでしまった

妻へプリンとミルクティー土産に冬の夜走る

初仕事 ボロッボロの体で帰宅
 ....
 
ゆうやけが地獄を洗っては沈む

ボロが併設された小さな社で拝む

山又山のさいご富士山を眺める

よく歩いた日のシャワーにほぐされる

シャワー浴びつつ妻のあたらしい歌聞く

 ....
俳句
タイトル 投稿者 Point 日付
自由律俳句 2022.01.19(水) 夕べ田中恭平322/1/19 20:08
自由律俳句 2022.01.19(水)122/1/19 7:19
自由律俳句 2022.01.18(火) 夕べ222/1/18 21:37
冬薔薇SDGs122/1/18 16:15
自由律俳句 2022.01.18(火)田中恭平222/1/18 6:15
自由律俳句 2022.01.16(日)~2022.01.17 ...422/1/17 20:35
自由律俳句 2022.01.16(日)222/1/16 7:48
自由律俳句 2022.01.15(土)222/1/15 8:54
自由律俳句 2022.01.14(金) 夕べ122/1/14 21:54
自由律俳句 2022.01.14(金)322/1/14 18:31
自由律俳句 2022.01.13(木) 夕べ222/1/13 19:20
自由律俳句 2022.01.13(木) お昼122/1/13 12:25
自由律俳句 2022.01.13(木)022/1/13 7:37
自由律俳句 2022.01.12(水) 夕べ322/1/12 19:11
自由律俳句 2022.01.12(水)122/1/12 5:59
自由律俳句 2022.01.11(火) 夕べ122/1/11 20:59
自由律俳句 2022.01.11(火)322/1/11 7:46
自由律俳句 2022.01.10(月) 祝日 夕べ222/1/10 19:01
自由律俳句 2022.01.10(月) 祝日022/1/10 8:08
自由律俳句 2022.01.09(日) 夕べ022/1/9 19:02
自由律俳句 2022.01.09(日)122/1/9 6:05
自由律俳句 2022.01.08(土) 夕べ2*22/1/8 18:03
自由律俳句 2022.01.08(土)122/1/8 8:45
自由律俳句 2022.01.07(金) 夕べ222/1/7 18:52
2022もっぷ1*22/1/7 12:42
自由律俳句 2022.01.07(金)田中恭平122/1/7 6:38
自由律俳句 2022.01.06(木) 夕べ122/1/6 19:20
自由律俳句 2022.01.06(木)122/1/6 6:35
自由律俳句 2022.01.05(水)2*22/1/5 18:42
自由律俳句 2022.01.04(火) 夕べ2*22/1/4 16:53

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【俳句】季語を含む17音律「5.7.5」の俳句と、その形式を崩した自由律俳句、無季俳句などの俳句作品のみ受け付けます。俳句批評は散文のカテゴリへ。
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