? Devil's story
あるとき、白い羽の悪魔がいた。
生まれたときから白く、両親にさえも
「汚らわしい」と言われ、愛を知らずに育った。
誰も信用できなかったし、信用しようとも ....
? Angel's story
あるとき、黒い羽の天使がいた。
生まれたときから黒く、ペンキを塗ったり、脱色したり、
いろいろなことを試したが、努力もむなしく白くなることはなかった。
....
? God's story
あるとき、神は存在した。
人と共に暮らし、人と同じように成長した。
しかし、神は神であるがために、自分が神であることを知っていた。
ある日川へ行ったとき、 ....
今日は入浴剤のかわりに
思い出を溶かしてみることにした
みるみるうちに水が染まっていくが
どうもうまく混ざらない
思い出にも種類があったらしい
やわらかなパステルカラーとかたいモノクロ
....
影をおいかけていたら
いつのまにか違う背中になっていた
時が経つのははやく
いつしか背中も大きくなって
君の影も大きくなった
これからは背中を追いかけるよ
いつの日か「つかまえた」 ....
少し古ぼけたポストをみたら
なんだか昔に手紙が届く気がした
送るならば迷わず自分へ
私へ
たくさんの言葉を紡いでね
私より
一枚の花びらが
私の前を通りすぎ
新しい一年が始まった
こんなドラマチックな出来事が
これからたくさん
待っているといいな
小さな夢も
大きく育って
素敵に叶うと
信じてる
小さな希望も
大きな翼となって
はばたけると
信じてる
つのるおもいは色褪せることを知らず
思い出はあの日のまま
きらきら きらきら
狭い籠のなかにいるはずなのに
手をのばしても届かない
なにも 触れない
そこは真夜中の暗闇
生きていたくないけれど
死にたくもなくて
この空のように
私だけの空のように
この世界に
「存在」したい
近頃は早起きが習慣になって
なれない朝を過ごしている
夜にとけていた私には
少し眩しくて不思議な感覚
時が経つのが遅いのは
夜と変わらないのだけれど
なんだか安堵できる時間なのね
早起き ....
その指にリングがはまっている
これが何を指しているかは
すぐにわかった
大切なつながりができたんだ
やっぱり
ちょっと切ない気持があって
きっと
目にしてしまったときは
....
霞んでいく景色の中
手を伸ばしたが
届くことなく
落ちた
暗闇の中
もがいてみるが
水のようにすりぬけて
何も掴めない
痛みに目が覚め
大きく手を伸ばし
世界を確かめた
....
冬の明け方は特に冷える
まだ暗い空を見ながら
君の事を考える
温もりをおもいだして おもいだして
いきたい いかない いけない
好きです 好きでした 大好きだよ
あいたいよ あわないよ あ ....
はじまる思い
一途な思い
終わる思い
いろいろな思いがあるけれど
今この瞬間を大切にしていこう
時には「過去」を見る
でも「過去」ばかり見ていてはいけない
「今」が見えなくなってしま ....
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