地の果てまで行けば誰もいなくなるの?
地の果てまで辿り着けたら
あたしは一人になれる?

誰かといるから傷ついて
誰かといるから涙するんだ
それならもう、あたしには
誰かなんていらない
 ....
たった今気付いたんだ
君がとても綺麗だってこと
そんな悲しそうな顔しないで
いつも隣にいたからそれが
当たり前になっていたんだ

誰より何より
君だけを求めた
その僕がいたこと、全て
 ....
人魚姫って切ないね

幼子の呟きに
なぜかあたしは驚かされて
あたしはこんなこともわかってなかったのかって
ショックだった

人魚姫は王子様のためだけに、人間になり
王子様のためだけに ....
しんしんと
しんしんと

目に見えない雪が積もってゆく
私の目の前

辺り一面を、真っ白に染め上げて

まるでなにも
悪いことは知りません。と
主張するように白く

その真ん中 ....
短い間の出来事に
こんなに心揺すぶられるとは正直思わなくてでも

やっぱり1/48じゃなくて1/18は
大きいと思う

大人なんかよりも、ずっと短い時間しか生きてなくて
だからこそ、子供 ....
他人を拒絶することなしに
自分を大事にできたらいいのになぁって思う

他人も自分も大事にしながら
楽しい時を過ごしたいなぁって思う

自分のことで精一杯で

…いや、むしろ他人を大事に ....
予防接種された箇所が熱い

腕が腫れ上がってる

何をそんなに必死に

拒絶しようとしているんだい?

これはワクチン

いいものだよ

ばい菌だけど

イイばい菌だよ
 ....
雪が降るほどは寒くない
わたしたちの街ではほとんど雪は降らないから

だけど、この寒さは私を凍てつかせるには充分で
コートを着込んでも中から冷えてくる
風邪なんか引いてる場合じゃないのに
 ....
好きだから、近づけなくなる。



好きだから、見れなくなる。



好きだから、好きすぎて







好きだから、もう会わない。




 


 ....
明日
彼女のピアノを初めて聴くことになる

夢にひたすら向かっていった彼女の
今の思いを聴くことになるのだろう

ほしいから、頑張ったんだ。
届くかもしれないから、のばしたんだ、
手を ....
一度も口には出してなかったけどね

すきだよ

「好き」という言葉は、何度も口にしたけど
本当の意味での「すき」は、言ったことがなかったね

ぞくぞくするような毎日
いつでも新しいこと ....
こぽん

ふかいところからあぶく
がひとつ。

もう一つはでてこない
とてもおくびょうらしい
彼らには感情がないというのに

はきだされたあぶくは

ふあん

どんどんのぼっ ....
なんて矛盾だらけのまいにち。

英単語を前にして、
vague、なんて発音してみても。
まるでその通り。
僕は今、『あいまい』だ

反義語は、そうだなぁ
なんだっけ?

もうそれす ....
機械的に手を動かしながら
ただひたすら、ちいさなまるを塗りつぶして
僕らは一歩ずつ、夢に近付く。

これからは
「用意された毎日」でなく
「自ら組み立てる毎日」だから
今までにない苦労も ....
一昔前の愛の歌を聴きながら
歌詞を追っていた

たとえこれが、私のために歌われたものでないにしたって
それでも、感情移入してしまって
いつしか、涙が零れ落ちてしまった

『 さよなら 』 ....
校舎の四階の窓から見える
真っ赤な夕陽が。

あたしを責めているようにしか見えなかった。

あまりに綺麗で
まっすぐで

避けて、逃げて、ばかりいるのあたしを
蔑むかのように
赤く ....
あたしにも確固たる夢がほしい
誰に何を言われても揺るがない、
あたしだけの


あたしにも確固たる思いがほしい
誰がどう言おうと、
あたしはあなたの側にいたい
といえる
あたしだけ ....
その向こうにいるあなたが怖いの
こちらからは見えないもの
同じものをみていても
あなたが本当は誰か、なんて
あたしには知る由もないから

光る画面の向こうで
あなたも、あたしは一体誰だろ ....
学校は早退届がないと帰れないらしい

鋭い目
眼鏡の奥で、光っていた

あたしは結局
学校から何時までたっても出られないらしい
身体は毎日帰る
でも心は
毎日置き去り
いつでも、い ....
あと一言
君に伝えられたら
何が変わったんだろう

泣きそうな背中を目の前にして
僕は泣けなかった

せめて僕だけでも
僕だけでも
君の太陽のように
笑っていなくちゃと
君も笑っ ....
例えば全部から逃げ出したくなったって
逃げたって問題は解決しないわけで。

何時までたっても物理は苦手だし
英語もできない。

例えば逃げずに立ち向かったところで
立ち向かったからといっ ....
空高くから
月は私を見下ろしている
私はその月を見上げながら
月<彼>は一体何を考えているのか
と模索する

冷たく白い光が
緑の鉄柵に落ちる
穏やかに反射した光が
私の瞳を焦がした ....
朧月が泣く夜
カメラごしに見た光ではなく
自分の目で感じた景色

漆黒の中に浮かぶ
オレンジ二つ

ゆっくり私を追い越して
赤に変わった

ただ
教えてもらったモノではなく
自 ....
「頑張って」

という言葉は
どれほどの人を勇気付けて
どれほどの人をだめにするんだろう

そんなことを考え出すと
もういてもたってもいられなくて

ただ今までじぶんはなんて在り ....
あなたは、今までどんな道を歩いてきましたか?
それは、厳しかったですか?易しかったですか?
あなたは、今まで誰とその道を歩いてきましたか?
家族とですか?恋人とですか?友人とですか?


 ....
ことは(85)
タイトル カテゴリ Point 日付
地の果て自由詩2*05/12/15 14:53
Only You自由詩1*05/12/15 14:51
人魚姫未詩・独白1*05/12/10 17:47
大雪自由詩4*05/12/7 18:51
1/18自由詩3*05/12/5 18:36
大事だとか大切だとか自由詩4*05/12/4 21:30
予防接種[group]自由詩1*05/11/26 21:42
自由詩1*05/11/25 18:53
好き自由詩4*05/11/18 19:52
彼女のピアノ自由詩2*05/11/16 19:20
ともだち自由詩3+*05/11/13 10:10
あぶく自由詩2+*05/11/4 20:31
単語帳未詩・独白2+*05/11/1 22:30
受験戦争[group]自由詩2*05/10/31 10:02
LoveSong未詩・独白4*05/10/25 19:20
夕陽自由詩1*05/10/24 19:04
あたしにも自由詩2*05/10/22 22:13
その向こう自由詩0*05/10/21 22:30
学校自由詩2+*05/10/21 22:19
太陽自由詩1*05/10/21 20:27
たとえば未詩・独白1*05/10/19 19:50
自由詩0*05/10/19 19:23
七時五分前自由詩1*05/10/18 20:34
ごめんなさい未詩・独白4*05/10/17 20:31
自由詩1+*05/10/17 19:52

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