目が覚めてまぶたばっこし腫れていた。その{ルビ嘘=わけ}繰りつつフッとため息

やりきれぬこの1日をやりきった。澄んだ夜空に微笑んで泣く

君と吾と 接続詞さえ遠ざかり、決定的な別れのにおい
 ....
もっときみのそばで
もっと多くのことを
感じよう
些細なことだと
日常に流してしまう前に

ただいまという 君を待っている
ただいまという 君を待っている

わたしたちはもっと
お ....
こんなにも切なく強く愛されし“愛しのレイラ”に妬ける夕暮れ

いつまでも男の子でいたい君。BORN TO BE WILD、背伸び、横顔

父と母、若かったころ聴いていたキャロルキングを私も君と ....
甘い空気
幸せな午後
君と歩いた川べり
小さい町

いつまでも続くと思っていた
それは過信だった?

こんなにもドラマチックな展開に涙がでそう


ドラマなんてなくていい

 ....
不安なきみの胸からのびた、気持ちをたどって
その痛みを取り除きにいけたら
早朝の新しい街フラフラと酩酊の吾と泥酔の君

ヤケ酒を甘いミルクの味に変え、溶けゆくようなマイナス思考

いつまでもバカでいようぜ俺たちは。今朝の誓いの刹那のきらめき

“青空が目に刺さる ....
あれからずっと、暗い森の中
目を閉じて
なにからも遠いところで
あてもなく
さまよっている背中

地獄の淵におっこちて、
もうここから出られはしないのだと思った

長い長いこの道の果 ....
この恋の最終回と後日談、知りたくもない。なければいいのに。 無数にある選択肢の中から
どれを選ぶべきなのか
常に迷う

些細な決断のひとつが
その後を左右する可能性

また、

どれを選ぼうと
同じなのかもしれないという
諦念

“正 ....
真夜中の、窓辺凍てつく タバコ呑み ため息も混ぜ、{ルビ宙=そら}に放てば

眠れぬ夜、もてあましてる午前2時。動かない街、我はひとりか

本当は明けてく夜が怖かった。リセットされる私の孤独
 ....
あんなに大切にしていたものを

広すぎる空
剥き出しの月

甘いにおい

常に私の心は半分で
両方を行ったり来たり
どちらにも染まらず染まれず

今になってようやく
手放したこ ....
前に進むしかない。

すべてのことには
続きがあって
ストップなんてかけるほうが困難だ。

それが後ろ向きでも
あくまで、
前へ進む。

私たちの向いている方向が今であり全て。
 ....
笑う父親
はしゃぐ母親

こうして家族が会うの3年振り。

当たり前にあったものが貴重になってしまった

これは嘆きではなく、

当たり前のことに喜べるようになったというそれぞれの人 ....
聞き分けがよすぎる君に甘えてる「それは嫌だ」と言ってもいいよ。

“わがままで、少しエッチでおもしろい。”君がくだした私の評価




うすぼらけ 朝日も見えぬ曇り空。私たちにはふさわし ....
夢をみた
闇から明けた事実を感じさせないほどの朝日の中で

夢をみた
夜の幕がおりたことに気づかなかった闇の中で

ぺたりと座りこんだままのわたし

夢と現実の{ルビ間=はざま}をうつ ....
煙突のけむり南にたなびいて、通り過ぎてく高速道路

「今年こそ海に行こう」と言ったのに、果たされぬまま去ってゆく夏

「七輪で秋刀魚を焼こう」と言ってから、炭さえ買わずもう3度目の秋

た ....
お別れの歌
振り返らない背中
朝焼けの街
消えていきそうな君
強い足取り

消えていきそうなのは、君そのものでなく
私の中にいてくれた君という存在

さよならの歌
遠く、小さく見え ....
ベランダから見た
自分の部屋は
まるで他人の抜け殻のようで
少しだけぞっとした。

自分の中だけを生きていたら

見えないものがたくさんある。
大量のオカユを入れた片手鍋、歩いてウチまで持ってきた君

「たまご粥、食べると風邪が治るって」それだけ言って帰ってく君

鍋を持ち夜道を歩く大男、思い浮かべて涙が出そう

ありがとう。もう ....
オレンジ色の少し寒い部屋

きみとふたり、お茶を飲み話した

その時かかっていたのは有名な、でもよく知らないフランスの曲だった

夜の闇から
そこだけ少し切り取られたような

ひと時 ....
油断したこころが
果てしなく遠いと
思ってしまうような
遥かなみちのり
それでも、歩いていくことを決めた
自分の足で歩いていって その果てにも着くと決めた
「悔いのないように」と思うだけで支障がないというなまぬるい生活
一代 歩(112)
タイトル カテゴリ Point 日付
スローフィナーレ短歌2*05/10/1 21:26
流れゆく日々自由詩005/10/1 2:01
MUSIC LIFE短歌2*05/9/30 20:07
幸せな午後自由詩005/9/30 15:30
願うこと未詩・独白1*05/9/30 13:28
酔っ払いズ短歌1*05/9/30 13:09
外の世界自由詩1*05/9/29 18:30
ラストシーン俳句0*05/9/28 21:45
ロールプレイング on the sea自由詩1*05/9/27 0:59
宵過ごし短歌3*05/9/26 4:10
忘れてた自由詩1*05/9/26 3:25
前とか後ろとか自由詩005/9/26 3:00
家族の今自由詩2*05/9/25 19:49
女偏短歌1*05/9/24 1:16
寝起き世界自由詩1*05/9/24 0:50
春夏“秋”冬短歌1*05/9/23 7:46
背中自由詩3*05/9/23 7:36
外と内自由詩9*05/9/22 0:55
風邪っぴき俳句9*05/9/22 0:30
さよならティータイム自由詩1*05/9/22 0:04
旅路自由詩2*05/9/20 23:27
ここ最近の未詩・独白1*05/9/20 23:24

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