ヤニでぐちゃぐちゃに潰してやりたい/吸い込んだ空気の半分はあんたが吐き出した二酸化炭素で/汚い口腔に突っ込んでやったのは熟れた林檎/きりきりと指を鳴らして/3時間目の保健の授業は待ち遠しかった/宮崎あ ....
数えて数えた1.2.3三つ数えれば消えることは知っている
ゴチャゴチャゴチャゴチャゴチャゴチャゴチャゴチャゴチャゴチャゴチャゴチャゴチャ
とんでもなくねぇ?ってお前が一番とんでもないよ
ザー ....
決まって煙草はラッキーストライクで
チバユウスケと一緒だからと嬉しそうに話した
アゴに髭を生やしてだるそうに歩いて
そのせいでいつも猫背だよ
口臭を気にしてるのかガムはいつもジーンズのポケット ....
足が水に浸かって涙を浮かべて
それでどうしたかといえばあたしはただ泣いていた
水面に映る顔は数十年知っている自分の顔に程遠かった
猛る
吹き飛ばされたかった
そのうち水嵩が増して溺れ ....
鳴らせない4弦は錆びて擦り切れた
あぁそうだ
きらりきらりと胡散臭さが君から
信じよう
信じたい?
寝起きに鈍痛を感じた猫は2度と眠ることはなかった
嘘吐きの指先をチョコレートが舐 ....
紡いだ腕は汚く、天秤に脆かった。
期待外れの罵倒と、それに対する感情は平等。
「それでも」の優しさに負ける。
拙い言葉を並べ上手く伝えられるなら、
次に出てくる嗚咽は紛れもなく偽物で。
....
その指差した星は多分一番光ってた
夕方の7時前
何ももう隠すことはないよ
何ももう隠しきれることはないよ
指先に被らせて星を消して
それで、それで
必要?
言葉に詰まる瞬間はいつ ....
いつも、いつもそうかもしれない。
不眠症のあたしは12時過ぎたら何もない。
11時59分59秒以前も変わらないけれど。
あぁ、誰だってそうだ。
セックスをして眠るだけだ。
ギターを弾いて煙草 ....
指折り数えた季節はもうとっくに過ぎた。
チョコレートのため息は雨を降らせ、
相変わらずのあたしは空ばかり見つめている。
窓は何を見つめても景色しか写さない。
外は晴れていたのに。
煙 ....
小さな胸に猛るほどの愛情
体を削いであなたに捧げて
それでもわたしのお腹は太らなかった
さようならという言葉は
わたしには似合わないから
あなたにあげるわ
あたまは空っぽ
ヤニはあたまの隙間を埋めない
白く塗りつぶされた脳に
黒で皺をかいても大人にはなれないかな
あぁあぁと嘆いて
呼吸が出来なくなる瞬間に
時間が一瞬止まったら
そこから ....
甘い珈琲は好きじゃない
それでも君は甘い、甘い珈琲を淹れる
ミルクもたっぷり注いで満悦な笑みを見せる
それで僕はもういいよ、僕は甘い珈琲も飲み干せる
がちゃん
ブラックを押したはずの ....
私が正しい
私が正しい
私が正しい
多分
私が正しい
悲しいとか
寂しいとか
いらない感情ばかりがつきまとって
湿気で蒸しかえる部屋は悶々
既に息絶える。
{引用=
性欲についてくる愛情
愛情についてくる性欲
どっちが正しいなん ....
足りない足りない足りない
ポテトチップスから摂取する塩分は飽きた
足りない足りない足りない
水着はパット1個だけだとかなりの余裕
足りない足りない足りない
愛のないセックスは満たされない!と ....
煙草を吸って待っていたのに
人間観察をして待っていたのに
スタバのコーヒー片手に待っていたのに
既に全ての行動に飽きても待っていたのに
テメェアホ面で遅刻すんじゃねェ
とか
ゴ ....
もういいや
もういいよ
さよなら
さよなら
そんな風に社会は成り立ってくれません
黙りきった空間を開放したのは多分君のほうで、
そのあとのことといえば、
散らかし放題の部屋と割れたグラスとその他諸々。
罵りあいの一部分を切り取るとするならば
多分、僕は君を愛しているんだ
....
縛られた過去に引きづられて
過去に縋りついて過去に壊されて
過去は昔の過去は
もうどうでもいいよ
両手に羞恥心ばっか提げて何言ってんの
偉そうに
それが最近私に問いかけた私の回答
....
雷の音で目が覚めて
雨音は聞こえなかった
全ては空回り
今日の空はとてもよく似ていて
地面に向いてすこし
吐いた
広がった吐瀉物は
雨に似ている?
雷はまだ鳴り続けてる ....
部屋はいつもGONESHのラズベリーを焚いて
赤いギターを吊るし上げている
ピックのネックレスを嬉しげにぶら下げた
あいつの部屋はいつも汚い
携帯電話の着メロをダウンロードしても
いつもマナ ....
13番ホームに向かう背中はどうしても丸まって見えた
自意識過剰の妄想が纏わりついて
わたしはどうしても涙して
あの時の背中は振り返れなく
ただただ見守るように前を向いて
涙した
不意に ....
「これ、ウン十万もするんだよ」と言いながら
弾いている塗装の剥がれたテレキャスの価値は私には解らなかった
「この人ら、大好きなんだよ」と言いながら
聞いているNUMBER GIRLのよさは私には ....
寂しさを紛らわすひとり遊びはもう飽きた
飽きたからといって、呼吸は止まらないし
心臓も未だ体中に血液を送り続けている
黒く長い髪は暑さに弱い
それでもいつまでたっても
迎えはこないんです ....
国道2号線沿いは今日も車のライトで照らされていて
煙草をすい終わる頃には、多分、きみは居なかった
歩くペースで
虚しさのビート
照れ隠しのような音楽には
ストラトの重さが身にしみる
天の川 ....
それはそうと、それは相当 或いはまたは
答えを求めるなんて容易い
多分ね
煙草を吸いかけて禁煙者のアノコがやってくる
感覚で その行動を断ち切ろうとする あの感覚で
ヒールで躓いたりしな ....
髪の毛は絶対黒
背丈は標準より下
体重は程よくバランスがあって
目、唇ともに腫れぼったい
趣味はギターと音楽鑑賞
右手の薬指にはシルバーの指輪で
お香はいつもGONESHのNo4
そ ....
頭が痛くなる湿気。
床はべたべた。私の大好きな居場所の布団までも雨のせいで重たい。
膣からは血がポタリポタリと出ているのにも関わらず
鬱陶しい梅雨の時期は勝手にやってきやがる。
傘をさして外に ....
平気な顔で煙草を吹かせば
ほら、もう大丈夫
私は私で支えているし
あなたなんて目の前から消えてしまっても
どうってことない
涙も目に入った煙のせいに出来るし
嗚咽までも気管に入った煙のせい ....
いつになく帰りの遅い彼を待ちわび、
うわぁーあたし超健気じゃーん?と肩で感じながら
鏡に映った腫れぼったい瞼と戦う。
ただいま
おかえり
今日はどうだった
特に何もなくてユキと騒いでた ....
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