{引用=
「童心というのは、人間はみんな平等だという心ですね。白人の子も黒人の子も、小さいときはいっしょになって遊んでいる。決して差別しない。いやがらない。童心というのは、ものを知らない、ということ ....
{引用=

「どのようなエクリチュールも、最終的には、言葉を知らない、コトバ以前の感覚的な、感性的な存在を、コトバによって、ということは同時に法によって貫かれた倫理的な世界へと、〜ある決定的な痛み ....
さくら
さくら

どこへ
行っても
さくらばかり

さくらは
もういい

皆が

さくらに
浮かれて
いる頃

ひっそりと
咲いてある
山桜

あれは
ぼくだ ....
{引用=
「詩とはなにか?−この問いに対する答えは、詩の方法的、形式的側面からなされるのが普通です。しかし、形式的規律をもたない自由詩以後は、こうした側面からこれに答えることは、全く困難になってしま ....
{引用=
「詩学は詩の屍体解剖である」  高村光太郎


○まえがき:

 
   はじめにことわっておきますが、私は「詩学」について全くの無知です。はっきり言って、「詩学」が何たるか ....
{引用=

君の肩は
月に照らされ


雲の燐光から
さくらは
降りそそぐ



古城の堀江
そのほとりで
ぼくたちは

過ぎ去りし
思ひ出を
浮かべている

 ....
地球上の

どんな人間よりも

美しい心を持った

蝿になりたい
{引用=
私は憶えたてのコトバをチューブから絞り出した。パレットに、並べ、血塗られたキャンバスに叩きつけた。モチーフは、ウミガメの抜け殻、ザクロの欲望、被爆した妊婦。それらを凝視すればするほど ....
{引用=

自分の言葉だけを

命綱に

今 僕は地球に

ぶら下がっている


万有引力のように

僕を魅了する

天界の暗闇へ向けて


 自

 由

 ....
先生、
ぼくのお兄ちゃんが
このあいだ死にました

ぼくのうちは
3人兄弟です
全員男です

まん中のお兄ちゃんが
死にました

名前はゆうごです
ぼくは「ゆうごちゃん」と
 ....
熊髭bさんの「詩を書くのを忘れてしまうススメ」を読んで感じたこと

http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=34372

 やはり、「詩を書くのを忘れ ....
#001

珊瑚の産卵
、珊瑚礁で脳座礁した
エクリチュールの散乱



#002

ウミガメの抜け殻
、私の殉死の残像
浜辺に、貝殻の遺留品



#003

篝 ....
{引用=

?.


地球の脱落者たちは
異星人となり

飛行船の
順番を待つ

誇大妄想やら
、被害妄想やら
、が

今更
セピア色の空から
激しく降っている

 ....
{引用=
AM1:45


解熱剤を飲む

解脱する
赤血球の、ような

未確認、
思考、
物体

白熱灯に
照らされた
戯画

舞台の上を、
這い回る

私の ....
{引用=
ぼくの知らないうちに

机の上の
ぼくの憂鬱が
キレイに拭き取られている

そこには
ぼくの知らない
君の無感覚が飾られて在るだけ

だから、床の上に
心臓ジュースを ....
{引用=
群集に埋没してしまいそうな

あらゆる完全なものの中で
自分の価値を見失ってしまいそうな

ツクリモノの世界で
ツクリモノの自分が
ツクリモノのコンセプトで
ツクリモノの生 ....
音もたてずに静かに
やってくる

いつか見た夢の中に
少しだけ
ぼくらはいるんだ
さびしさを
感じなくなってしまった
自分って
本当に
さびしいと思った
変わらなければいけない

そんな強迫観念に怯えながら
どんな未来を
手にすることができるというの?

今の自分を否定することで
なにが生まれるというの?

変わる必要があるのはむしろ ....
ぼくは
ぼく自身によって
潰されそうになった

ここから

この磁場から
自由になるために

どこまでも
どこまでも

突き抜けていきたい
群集の中で
ぼくの右足は
冷え切った
アスファルトに埋没する

群集の中で
ぼくの右腕は
浮遊しながら
手探りをしている

ぼくの叫びは
都市をすり抜け
郊外の鉄塔に砕け散る
 ....
しばらく
見ないうちに
君は綺麗になったね

君は過去など
なかったように

凛としている・・・

けれどぼくは
気づいている

ぼくの知っている

君の匂いや
君の温か ....


炎上



燦爛



焦熱



焦土



屍骸



腐爛



焦土



っ子

{引用= ....
ひたりひたりと
せまりくる
真夜中の秒針

深い森の中の
足音

毛布の中の
ぼくは
凍えそう

まるで

ぼくだけが
汚れてゆく
みたいに・・

いつからか
迷い ....
歪んだ眼鏡で世の中を見たら
美しく見えた

歪んだ眼鏡を外して自分を見たら
自己を認識できなくなった

詩を書くことはぼくにとって
それらの歪みを
補正する作業かもしれない

そこ ....
それは
ありふれた日常に
巧妙に
隠されている

たとえば
ほら

君が今朝飲み残した
コーヒーカップの底に

向かいのアパートの
窓ガラスの黒に

蝋燭の炎を眺めている
 ....
いつまでも
心に
残っている

あどけない
イタミ

治ってしまわぬよう

こうやって

思い出しては
ナイフで刺すんだ

何度も
何度も
あっちもこっちも
返事をしない奴ら
ばかりが浮かんでいる

彼らは・・・
裸の猿ではあるまい
あるいは人体模型?

ホルマリンの
プールに底はなく
地球が透けている

その遥か ....
文明昇華
のまえに

文明消化
しようか
歴史は繰り返される
自己喪失
自己奪還

失われる自分
失われる未来

喪われる
リアリティ

自己を取り戻そうとする自分
未来を取り戻そうとする過去

取り戻せない自分
 ....
043BLUE(191)
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