最後に君と会った日
別れた後で泣いた
もう二度と会えないことを確信したから

いつかはもう来ない

命が消えてしまう
どうして
子供みたいに問う
どうして

君の写真を見ながら
 ....
地球観測は地上から行える
月と星の下で地球を見下ろし
地球のヌードを通り越して
植物の種類
光合成の程度
土の種類まで判別して分析する

ドローンで配達が当たり前
今日も通行人を避けて ....
(生きている)

前にしか進めない
立ち止まっている時も
一方通行の時間に乗って
細胞を殺しながら
生きている

乗り越えれば乗り越えるほど
壁は大きくなってゆく
問題も難しくなっ ....
グッと入った
ツボに指
自然と涙が滲む
痛いのに嫌じゃない

この金属のようなカラダを
神のような手でほぐして
どうしようもなくなるまで
耐えてきた

グッと入った
ツボに指
 ....
寝不足だから
寝ぼけたことを言うのか
相手をブチ切れさせて
戦前に突入していく

嗚呼頭が痛いよ
最低最悪
選んでもいないのに
その面が国を汚していく

ずっと前からわかっていたの ....
知らないうちにミサイルが
説明もなく
市街地に配備される
守るのか的になるのか
紙一重

ミサイルめがけて
ミサイルが飛んでくる
そういう日は
ある日突然に



{引用=
 ....
小数点以下にぶら下がっている
おまけみたいな存在
それが僕だとしても
四捨五入で一の位に片足入れるように
坂道を息切れしながら上ってゆく

割り算に散々悩まされる夜
整数だけではいられな ....
休日は早送り
眠りすぎたツケは
月曜日の朝やってくる

眠れなかった早朝に
家を出て駅へ向かう
すでに家の前を掃き掃除している人がいる
何も特別じゃなかった
これでいいんだ

平日 ....
浅い眠り
うなされながら目覚める
眠るのが怖くて
コーヒー飲んだら
不思議と眠った

深く深く

午前2時のコーヒー
コーヒー
コーヒー
コーヒー
午前2時の

午前2時の ....
夕焼けが染みる
ある秋と冬の間に
生まれたての声
空高く響く

寂しげな風景は
いつの間にか紅葉している

夕焼けよ僕を照らして
生まれたての声
空高く響く



{引用= ....
切実な悩みが俯いている
言葉にしてみると
いくつもの紐が出てきて
引っ張ると
切実が鳴りメロディになる
思っているより美しい
問題は保持していてもいいんだ

かけがえのない
自分の道 ....
確認してしまうの
悲しい目をした私の影
もうすぐ冬がやってくるから
カサカサして縮み始めている

いつか食べられる運命
水でもどってプルプルになるの

私は木耳の精
中華鍋の中で卵と ....
雨飴のど飴雨の日
風吹いて風邪ひいた
休もうか休めないか
こんな日の法案出します

地下アイドル地下リーマン
ハードル下げたって
誇りはもっている
勝ちや負けなんてない

雨飴のど ....
いつかの僕に伝えたい
世界は澱みながら
僕を追い詰めようとしていると
僕ではなく世界の問題だと
だと
ちょっといい味出したファッション
ただの流行で終わるコミュニティ
信頼できるものが一 ....
同じ色になるように塗りつぶしてる
どうして君は笑っているの
みんなと同じという安心に

元の色を忘れてしまった
君はどういう人なの

嵐なのに笑ってる
振り落とされないように
必死に ....
未来があるのは当たり前じゃない
真剣に考えれば考えるほど
良心に従えば従うほど
不条理に踏みにじられる
自由と思っていることは
実は黒塗りの歴史の延長線上にあって
棍棒で殴り殺された者たち ....
毛細血管が切れて
紫が広がる肌
平手とはいえ
憎しみこもった手で打たれた
痺れたけれど
少しも怖くない

お互いの匂いが甘くて
相性を確かめた夜
家族が待つ家があるとか
知ってたっ ....
魂はどこにあったの
飛び出ちゃった僕は
目を瞑った僕を初めて見た
そして気づいてしまった

僕は死んだ
僕にしがみついて
戻ろうとしても
戻る場所がわからない

僕だったはずの体は ....
友達の死体を探している
死臭に耐えながら蝋燭をかざして
権力が被った正義の仮面に
喉を掻き切られたらしいんだ

血を流した空
明けそうにない明日
無邪気の死体が積み上がり
燃やされて天 ....
素直な気持ちで口づけたあと
大きな影が現れ
ふたりの前に舞い降りた

全方位から飛んでくる
砲弾は払い除けて

連れていってニケ
問題も障害も乗り越えた
愛に満ちた日常へ


 ....
あああああ
あああああ
あああああ
あああああ
あああああ

パタリ


{引用=
楽曲は下記から聴けます
https://youtu.be/wW68u58hIys?si=0fH ....
自分の内側の環境
野生の声を聞け
大自然に撒き散らした
添加物の染みを抜くのは
簡単じゃない
それでもやってみるしかない

野生の発掘
問題が起こる前の
想像上の恐怖
そんなものは ....
思いがけず声をかけてもらった
その一言に胸を目頭を熱くした
大切に心で育てたあの日の感情は
言葉では言い表せない

未来からの自分の声を
しっかりとキャッチして
今の自分にリンクさせる
 ....
ファミレスの順番待ち
呼ばれたと思ったら
また中で待たされた
厨房は戦場
カチャカチャカチャカチャ
席に案内されても落ち着かない
ドリンクバーはグラスもカップも無い

押し寄せた俺たち ....
ひとり
またひとり
命を消した
シャボン玉のように

まだ子供だよ
多くの人が気付かぬ裏で
屍が積み重なっていく

話を聞いてくれる人がいたら
問題を解決してくれる人がいたら
い ....
ギターが欲しい
自分の詩をお気に入りのコードにのせて
大衆の前で歌えたなら
どんなに気分がいいだろう

好きなことが何か
教えてくれた
いつか君と一緒に歌いたい

どうして空が青いの ....
体を冷やす季節が
寂しさを連れてくる
風が頬を撫でる
鼻先で揺れる金木犀の香り

涙が乾いていく
不思議

仄かな灯りのように
私を照らす金木犀
心が揺れても
風と共に明日へ行く ....
神の遣いの皮を剥いで
仮面にして被った
私が私になれないのは
mom、あなたのせい

私より先に病まないで
病めなくなって
離れられなくもなって
可哀想な私

何のために生きている ....
神様がくれた超能力の使い方
誰も教えてくれないから
自分でいろいろ試してみた
一番簡単だったのが
テレパシーだったから
おどろかそうと思って
ちょっと使ってみた

君に伝われ伝われ
 ....
山を登らず貫通しようとした
暗闇のトンネルの中で
出口が見つからないまま
時間の感覚を失った

現在地も見失った
位置情報がオンにならない
精神年齢がわからない
自分が誰かもわからない ....
(537)
タイトル カテゴリ Point 日付
またね自由詩625/11/19 12:26
数年後自由詩425/11/18 12:45
生きている自由詩625/11/17 12:39
ツボに指自由詩6+*25/11/16 13:28
The worst自由詩625/11/15 12:47
物騒自由詩4*25/11/14 12:45
存在の証明自由詩8*25/11/13 12:36
疲れはループする自由詩8*25/11/12 12:39
午前2時のコーヒー自由詩6*25/11/11 12:28
生まれたての声自由詩525/11/10 12:24
切実の音自由詩525/11/9 13:07
木耳の精自由詩5*25/11/8 14:56
雨の日自由詩625/11/7 12:32
いつかの僕へ自由詩825/11/6 12:33
嵐の船自由詩625/11/5 12:29
Democracy自由詩625/11/4 15:28
泥棒猫自由詩6*25/11/3 12:54
魂の居場所自由詩7*25/11/2 13:09
少年自由詩925/11/1 12:40
ニケ自由詩625/10/31 12:50
疲労自由詩4*25/10/30 12:28
野生の発掘自由詩4*25/10/29 12:26
My Future自由詩525/10/28 12:41
盲目自由詩6*25/10/27 12:46
いのっちの電話なら自由詩625/10/26 14:42
いつか君と自由詩9*25/10/25 12:46
揺れる季節自由詩725/10/24 12:38
犠牲自由詩625/10/23 12:37
エスパー自由詩525/10/22 13:21
トンネル自由詩525/10/21 13:22

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