なぜととう
ものもなく、
石ころの
ごとくあれ、
この世界
広すぎて、
あなたはどこに
いるのでしょう?
なぜととう
ものもなく、
ひとりのわたしは信じている、
だれ ....
季節はずれのひまわりが
咲くはふるさと停車場の
隣のコンビニ自転車置き場
むかしかよってガリガリくんを
一夏なん本たべただろうか
ドングリあたまの小学生が
紙飛行機を飛ばしている
い ....
ナイフ刺さった心の目
痛むまんまで 虫の息
きぶんしだいで咲いた愛
真綿のように 首 絞める
ずいぶん上手にやせがまん
まくらをやぶる白い棘
目を合わせない 紙 吹雪
そん ....
地球の窓からおおきな満月をみあげ
チューチューネズミに変身する少女。
ハイスクールボクだったよる、
菊子に焦がれて鬼道で殺めた。
家にはバカ犬がいなかったため、
空と花 ....
なにかを
おおきく まちがったんだろう。
ふつうに
生きると いういみわからないなんて。
たにんとは
ちがうしあわせ のぞむこころはいやしいのか。
とおいそら
みつめつ ....
死にたくはない蛇も
野山の小さき神として生きていれば
その水性高き躰を痛めつけることもなく
死にいそぐおろかなやつとして
(想像上の)指をさされることもなく
泣けない赤い目をぬらし
最 ....
記憶は戻らない
魚となってさっていった
秋の大阪湾のすべてをかんじようと
遠く淡路島までの星々のみちをさがす
泳げないから夜空をとぶよてい
港の教会ではいのりが
毎夜あすへ捧げるも ....
素敵なお庭だったわね、
あのお家。
こんど伺うときは
ちゃんと
こころを持って伺わなくっちゃね。
そうそう、
ほんとうに失礼しましたよね、
あれほど喜んで迎え入れて下さるなんて
....
寒いけれど
プラネタリウムの屋上で
星座の等級を数えていると
水鳥たちが鳴いているのか
かきむしられる尖った声が聴こえる
見下ろすと小さな家の灯り
どこに魚が住んでいるのか
家か ....
最近体調は、どうですか?
貴方、
としとると
男性ホルモンはへるんだって
さ。
へって うつ病と同じ症状になるらしい
男性更年期障害ってあるんだって。
うつ(汗?)
肥満 ....
三銃士 スマホとお鍋と猫さんでいい この部屋あたしだけが要らない
夜に泣く からだ丸ごと抱いてくれ 一人寝の胸 マントルまで堕ち
高速のサービスエリアの木のベンチ「冷たいな」 ....
かかえた罪はきえてくれない
守るべきものは風に流され
大切なこころが失われていく
あなたはけらけら笑いながら
「世の中なんてひっくり返してやるわ」
とおく街に 灯のとも ....
つきの、白いひかりが
しらないしあわせをてらし
ほしの、わらい声が
さきほこるしあわせをよぶ
ほおをなでるそよ風に
ささやきよりも深い
あなたのかなしみをきくとき
まもるものはみ ....
あなたじゃなく、君と呼んでもよいですか 女装男子のトシさんの真似
あたしより綺麗な「ヤロウ」をゆるさずに なかよしになろ 「コツ」教えてね
真似しても勝てないげんじつ目をそらし 右 ....
ながれる
よみの国々に呼ばれ
青春が怯えるずるさのさえずりの海で
君の
さくやみたしっとのめ
犬のきばを掌で握りしめ
雨に酔うくちびるのあじ
もう忘れない
空までわらい
野に ....
いつも遅刻して
私がその場に必要とされていることを
確認します
自分が女王と知り
周りのすべての人々の無能さ加減を
嘲笑します
毎日精神分析をし
寝ている間も脳が正義を求めている ....
甘ったるい
紙のほんたち
つみかさねられたその重みは
とてもへたなうたを
耳のおくから とおざける
つきとおす嘘は
宵闇にながれだし
もうとまらないなみだのあととなる
お ....
降りそそぐ朝の国を
友は つくりました、かがやいた希望が
みんなには望まれないまま真実に
ちかづく昼をまつこともなく
友は 死んでいました、なにかつたえたくて
ちいさな国をつくり
わた ....
(OSビル前 心象風景 1 )
わたしの髪の毛が
やさしく風に歌う、
聴こえるわけない
あなたはOSビル7階 まるで
灰色のひつぎにいる亡霊
あなたに逢えない ....
あーあ
こころが汚れるのっていやだなぁ。
土曜の休みには
夫婦でよく来る甘味カフェで
ふたりカキ氷を食べて
彼女はマンゴー
僕は宇治金時
白玉をあげて
マンゴーを一口もらうと
....
安室奈美恵が引退する
特に思い入れのある人ではないが
時代を創った類稀なる才能には
敬意を表する。
わが街にミニFM局なる遊び場あり
そこで毎夜 大昔の流行歌特集の回とか
今の現役演 ....
キラキラ 光る 蜘蛛の糸
白い 東の 朝の空
雲が丸まり
綿菓子になり
甘い蜜の
したたる小雨に
なるふりをして
ふりそめない
僕の右手は宙を掻き
星に触われるわけも ....
うつむいて幸せ色を飲みほして茜の空に消え入るため息
あの時の白い日記を一新し古びた銀貨を落とすメルヘン
あちこちにこぼれるミネラル塩あめをかばんに仕舞ってゆく夏の午(ひる)
蛇つかい ....
ゆく光こない光をえらぶから ふたり今夜の月の 傷 みる
くちびるで あなたのまぶたにキスしても 並べられない赤いビー玉
なあ、みたろ ジン マドラーで掻き混ぜた時 ライムの星 ....
アボカドカレーを
お箸で食べていたら
かすみと菫子がふたりで
ナイワ、ソレって
かちほこっていた
そこで私は
にほんじんだものって
かけていたメガネをテーブルに置き
立ち上がる ....
秋、ひとつ
秋の夕べは鈴虫が鳴く
静止する赤トンボをぬらす
虹かける公園の噴水
ながめ芝生で寝ている
少年のとまどいを笑顔にかえる
木の枝に吊るされ ....
わたしの時間はあのときから
すっかり止まってしまったんです
そして悲鳴はとっくに人の絶望ふみしめて
わたしは空っぽだから
からだじゅう毒で塗り固めているんです
じゃないと立っていられない ....
「起きたときコーヒーのもうよ」25時「恥ずかしくない?」手でかおあおぐわ
稲光り 朝のコーヒー飲みながら 今日この佳き日のにがにがブラック
門真には緑の駅前ホテルあり み みどりて ....
ボケットに隠していたのは猿の指ゆうきをください悪知恵ではない
胸元を強調し過ぎじゃないかしら嘘じゃないよねみんなこうよね
パーティーを切り裂く架空の悲鳴鳴り初めの恋のはじまり警報?
....
切るや裂く
破るや壊すや絶望が
溢れた十九の春なのでした
あおはるに
痛々しくも見開く目
負けない「ひとり」も嗚咽を漏らして
あのゼミで
消しゴム借してくれた彼
五月の風から魔 ....
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