[365]高橋良幸[2016 04/04 20:14]
きなパターンとして2つあるのではないかと思います。それは「猿たちの群れ」が何かの例えである場合とこの詩全体(父が死んだこと)が何かの例えである場合です。しかし、「猿たちの群れ」は「猿」になっている以上は割とどうでもいい存在でしょう。ステージに上がった時に観客をジャガイモだと思うのと同じことで、何かが「猿」になっていても大したことではない。そうするとこの詩全体が例え話である(そうではなく見えても)ということを考えざるをえません。しかし、そうは読めない。「例えば父が死んだとして、」ということが書かれているわけではない。なので、私はここで関係性を考えることを諦めました。

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