雑談スレッド5[183]
06/01 16:42
ドジ

ボルカさん、こんにちわ。
>あの監督はちょっとフツーじゃないです。
第一作が脳性マヒの団体である「青い芝の会」を撮った『さようならPC』です。
「CP(障害者)=健全者という関係の共通項が身体の階級性にあり私自身の〈関係の変革〉というテーマをベースにして、被写体=演じる者を、撮る側にどこまで見ることに耐えられるかを賭けてみたかった」(原一男)
これは原監督の疾走プロダクションの映画チラシの文句にあったものですが、よくわからない文言ながら『ゆきゆきて、神軍』においても「撮る側にどこまで見ることに耐えられるか、」という実践的な意識変革の手法は一貫しているわけで、それは前作『極私的エロス』におてい頂点に達しているわけですが、原一男が見ることに耐えた「身体の階級意識とその否定」=原流コミュニケーションの方法はそのまま観客にはね返ってくる。観客も自らの階級意識を問われるわけです。こういうやりかたってまさしくフツーじゃないわけで観客をほぼ物理的にゆさぶってくる。強烈です。

>奥崎さんもあの年で収監は気の毒だよな、と思いました。
もう出てきたと聞いてます。(笑)
こんどは漫画家の根本敬なんかが音頭をとった映画『神様の愛い奴』でアダルトビデオ俳優としてデビューとか。(笑)若い女優にふぇらされて目を細めてご満悦とのこと。
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