僕の庭には不思議がいっぱい
未有花

僕の庭には不思議がいっぱい
黄昏の影の傾くところ
時間とともに変わってく
はてさて僕のいる場所は?

僕の庭には不思議がいっぱい
落ち葉の言葉を聞くかかと
踏んでも踏んでもぶつくさと
知らない誰かのひとりごと

僕の庭には不思議がいっぱい
赤や黄色の秋の木々
なくしたはずの思い出が
顔を出してはかくれんぼ

僕の庭には不思議がいっぱい
誰にも内緒の秘密がいっぱい
誰にも見えない聞こえない
世界で僕をのぞいては!


自由詩 僕の庭には不思議がいっぱい Copyright 未有花 2008-10-11 14:26:10
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