驟雨
アハウ

それは 驟雨
我々は 再び
時空を追い越さなければならない

足早に車道を突っ切れ

大気の重々しい臭い
揮発油は燃焼を続けているから

注意深く
荒野の自然から学びなおし
そしてそれを 都市に導き
一日を工夫する

時空より 素早く
ショウ ウィンドーの街角を
曲がらなくては

驟雨は降るだろう
追うように 祝福するように

突然の贈り物のように
開かれた場所で


自由詩 驟雨 Copyright アハウ 2007-10-25 16:40:55
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