「Self Portrait. No.1」
PULL.



「それ」を自分の為にするのか?。
或いは、「それ」を「誰か」の為にするのか?。

だが、何れにしても、
己の行為に確信を持っていない事と、
偽善や欺瞞、自己満足、自己陶酔の誹りを免れる事は出来ない。

未だ俺は。

眠れないのか?。
眠らないのか?。

名乗らないのなら出て行ってくれ!。

I Love You.
I Love You.
I Love You!!!.

みんな愛してる。

なのに、

時は俺をどう変えた?。
得た「存在」と、失った「存在」の愛しさよ。

助けてくれ。
だけど救ってくれなくて構わないよ。

この「詩」は、
誰について書かれ、描かれたものなのか?。
それは俺なのか?。
俺が、書き、描いたものなのか?。

外に出る。
仮面を被り、外に出る。
真実は鏡の向こうの「奴」だけが知ればいい。

果たす約束。
果たされなかった約束。
誰も聴く事のない「音楽」。
ただひとり、「誰か」の為の「音楽」。

人生はクソだ!。
だから生きている。

赤ちゃんは邪悪。
だから純粋で無垢なのさ。

俺はこれでも健康なんだ。
俺はこれでも健康なんだ。
俺はこれでも健康なんだ。
吐いた血が赤いから健康なんだ。

俺は嘘つきだ!。
俺は嘘つきだ!。
俺は嘘つきだ!。
俺を信じるな!!。

俺の「神様」はタダで救ってくれる。
俺の「神様」はタダで救ってくれる。
俺の「神様」はタダで救ってくれる。
だからもうほっといてくれ!。

「神様」になんて会った事もないし、信じてもいない。
「神様」になんて会った事もないし、信じてもいない。
「神様」になんて会った事もないし、信じてもいない。
俺が信じるのは「She...」だけさ。

ねぇ?。
君はどれぐらい俺を・・
分らない。
今となっては知る術もない事さ。

詮索なら勝手にやってくれ。
誤解なら勝手にやってくれ。

これは本当に「詩」なのか?。

俺は今も「ここ」にいて、こうしている。
それは間違いのない、奇跡のような「真実」。

「完璧な矛盾」
それが俺を、惹き付け、引き裂く。

「殺意」のない「恋愛」なんて、「恋愛」じゃない。

これは本当に「詩」なのか?。
これは本当に「詩」なのか?。
これは本当に「詩」なのか?。

灰と骨。
灰と骨。
灰と骨。
彼女は灰と骨まで美しかった。

これは本当に「俺」なのか?。




06/25/2003【PULL】
09/07/2003 加筆。
04/12/2004 加筆推敲。



自由詩 「Self Portrait. No.1」 Copyright PULL. 2004-04-12 21:12:39
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