赤いものや白いものを吐き出して
人生は進む
少女の肌のにおいを
冬の空気が
標本にするとき
俺の口の中は砂漠になる
「どこからきたの そんな汚れた靴で」
と問いかける声が
8ビートにな ....
そういえば雨は降っていない
だから洗濯物を
取り込む必要もない
僕は寝ぼけた眼をこすり
猫が座っていた座布団の温かみを
確かめた
そういえば雨は降っていない
隣の庭の土は
乾い ....
あの歌が気軽に歌われていたころ
あの歌のことはみんなが
わかっていた
あの歌が
気軽に歌われていたころ
あの歌は
線路の上で寝そべったって平気だった
あの歌は
いくらお酒を飲んでも
....
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