泣かないことなんて、できないかもしれない。
僕が君にあげるものは、涙くらいだ。
君の前で泣きたくないのに。ぼろぼろと。
涙なんてすぐ乾いてしまうのに、
心にはどうしてこんなにも重いんだろう ....
みちのゆきさき。

通らせて、そこの、女の子。

ナイフを胸に突き刺そうとする、

かわしたら、私はきっと死んでしまうのね。

抱きしめて、あなたが泣き出さないから雨が降る。

 ....
僕の喜び、それは僕の嘘と悲しみでできている
指先だけじゃつかめなかったもの
君の存在はまぶしくて
手さえ伸ばすことをためらっていた

かすかな君の優しさも気付かないふりして
たっぷりと ....
君が覚えていることを、僕が忘れてしまった。
君に話したいことがたくさんあった。
僕の記憶に残った、わずかな空白。
ずっと、ずっと溜めて大事にしてたんだ。
確かにここにあったんだ。
で ....
いつからだろう、
他人に愛想笑いする大人がきらいだった。
あんな大人にならないって思ってた。

そんなことを、むかし考えていた。


いつのことだったか、
男性が大嫌いだった。
 ....
ユーリ(5)
タイトル カテゴリ Point 日付
「腕をどけて、」自由詩112/4/10 2:34
迷子のゆくえ自由詩211/8/16 2:57
嘘つきな僕と、君自由詩111/6/26 2:36
君が殺した僕と君。自由詩1*11/4/29 2:44
あしんめとりーな部屋。自由詩011/1/29 2:15

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