生理がきた、生理用の硝子流し椅子で絞る。
花が散る 散るためには咲かなくてはいけない 咲くためには生殖しなければならない。
生殖のための襞、膣、ここに たくさん
逢いに来てくれる

神が ....
君らの世界は簡略化されすぎている

世界が直線だと思い込んでいる

形式と定型句と伝統に悪意で縛られている

大半の幻想のことを現実と定義されて

別世界の精神に押し付けがましく、 ....
aciddrop

霧雨が降ってきて、網戸の外はキイロのクレヨンの油の匂いがした

カラスアゲハの交尾細工の秒針がカッチカッチ音を立てていた

「私の弱みに 付け込んで、犯してください」
 ....
Starfor divers 1(Etude of techno)

電子と羊水と青と紺の海に僕は潜った

すぐ細い指が両手で200本ぐらいオペレーターに

僕の肉体は分解された

そ ....
なんにもないんなら

僕の言うことをただ聞いていればいい

それもできないんなら

それ相当の扱いしかできない

離れていても僕の指は君の唇の音を立てて

似通った深層は心 ....
僕の精神は、いつもより高い、より深い世界に、ゆっくりと挿入されていっている

寒さが心地よくて

人がいないレンタカーの駐車場で

背中にはホテルが立っていて

みずたまりに反射してい ....
(線香花火をしている少女、僕が登場)

今年も浅墨黒く少年じみて発火していた夏は僕が期待していたより早く病んで、

秋と冬が見えない所まで薄うねり始め それは裏返り苦しむ百足の腹みたいな蠢きで ....
モンスーンでぶちまけた紫のペンキを着たいと彼女が言うから

僕はアトモスフィアを切り出した、すぐに発酵物の腐った匂いと腐った脂がしみだした

すべて見えていた少年の僕は

隠すことも知って ....
また薬を多めに飲んで寝た。 起きた頃に家のチャイムがなった

昔の彼女がやってきた、リミ着ていてかわいかったから家に入れた、

コーヒーを入れさせて、僕はまた本を読みながら、

半分夢の世 ....
月に着いて4日目に信じられないものを見た

そらを覆う、巨大な 黄色いクジラ

音もなく 空を泳ぐ

僕と目が合い

一粒の涙を流し

また泳いで 月の地平線に消えていった、
今日はセックスをした、気持ちよかった。

セックスをしない女性は信用もできない、

そんなゆがんだ心、


さあ演劇が始まった!

潜心病の青年クロード役で14歳の女の子ソフ ....
君が僕の棺に入ってきた。 ガラス張りの建物

プリズムがドームに広がる

赤と青とキイロと緑の風車が大きく回っている

その風はドームの中の人の頬の産毛をうらして

鼓膜に圧力を与える

巨大なエスカレ ....
世界の果てが、ただおっさんとセックスする自分だってこと


1億5千万キロメートル上空から僕と君はダイブする(金木犀の香りがする)

少女でも少年でもない加速度で、未成熟の裸で、つたない言葉 ....
紅い錆の匂いの工場でお昼から夕方にかけて

カビた野球帽子の骸骨がやさしい手つきで万華鏡をのぞいて

開いた目の骨に虹彩がきらめく

小さなきらきらしたセイギのプラスチックとか好きだった僕 ....
始めは黄色がすきだった

3月うまれだから 黄色なのかな 甘い匂いがしそうだからか

でも幼稚園で黄色はかっこわるいって言われただけで嫌いになった

買ってもらったお気に入りだった黄色 ....
外苑公園

ある6月外苑でカワリに刺されたとき、

そのときの彼女は多分まだ僕のことを憎みきれなくて

刺し傷はとてもとても浅かった甘かった

僕はさされる瞬間

しょうがないのか ....
僕は僕は僕は好きになる好きになる

僕は好きになる

明日も僕は自分と好きと言う事の区別がつかない

健忘と自失と怠惰と恋

僕は歳をとっていく

記憶が抜けていく

 ....
すきなひとの好きなものは全部壊れたらいい

って東京への夜行バスに乗っていたら隣の女の子(シボ)が

そうつぶやいていた。

価値

価値がない人生を続けていますが、

特別なハン ....
落脱のためのセックス

再生のない死

女の子は僕に優しくない

特に半径は、僕を上質に扱ってくれない。

くだらなさの泥沼から「セックスしよう」

(誰でもいい愛を込めて)
高校2年の兼六園球場

デッドボールで死んで、生き返ってまた打席に立った。

折れたバットと、うじが蠢く鳥かごをかまえた。

フォトショでブラーしたような女の子が水半球の中心から僕に向かっ ....
プラネタリウムで彼女に舐めさせていたときに気づいた

彼女は蜂の羽をつけまつげにするファッションをしていた。

彼女は舐めながらエメラルドの都に行きたいと考えていた。

緑のメガネをかけて ....
<♪

タンタタン タタンタタン。

にゅうどうぐも にゅうどうぐも 

たそがれ たそがれ

しんこきゅうするシンコキュウ

あのれいんぼう 

せぶん/すぱいらる/れ ....
私は回るユーフォーが好き、

日本には2種類しか居ない蜘蛛や

煙が好きな

13歳の女子バスケ部員代理補助

テレビでは

『本当の愛情を通わせてセックスしないと感染しない性 ....
この手がなくても、この耳が聞こえなくても、この目が見えなくても

この足がなくとも この唇がなくとも 性器がなくても 僕の心がなくても

僕が存在しなくても、君が好きです。

end
空と呼ばれる蒼い壁が、

仮の神から地上に23枚ぶっささっている。

それらは夏を、夏の影を、ゴム草履で踏んで固定しておく

逃げ水が逃げ水をおいかける。

白球をぶち当てて、灰球を否 ....
こんな風に思うのは薬のせいか、僕のいない世間、舞台が騒ぎ続けているせいか

僕のはずのベッドに寝ている彼女が

甘すぎる虹色の飴玉を吐き出きだしていた

寝ながら飴をなめていたようだ
 ....
月曜日が休日だと、る23歳の女の子がうちに来る。

ベージュのカーテンに包まって

こらす声でオナニーしつづける

僕はキーボードにコーヒーをこぼして途方にくれる

ぶんかいしてあらう ....
自分を壊したい衝動(自傷 自殺)

自分以外を壊したい衝動(破壊 加害 セックス)

それらをずるずる吊り下げて歩いていた。

自動販売機に光るコーラを買うお金をもっていなかった

僕 ....
エヤウェは曇った窓ガラスに指でエッフェル塔を築いていた。

目が曇る

戻らない雫滴が沿道にキラリと帆影を映写する

影絵に水彩絵の具で変わらないよう庭に季節を7つこめる

仰ぐ世界、 ....
satyri(34)
タイトル カテゴリ Point 日付
カード(くだらない君らに参考になれば)自由詩009/4/23 17:55
辟易自由詩109/4/9 12:42
aciddrop自由詩309/4/4 18:27
for divers 1(Etude of techno)自由詩209/3/25 19:22
アイスコーヒー自由詩009/3/23 22:00
僕の精神は、いつもより高い、より深い世界に、ゆっくりと挿入さ ...自由詩109/3/22 10:03
線香花火自由詩209/3/19 17:26
モンスーンでぶちまけた紫のペンキを着たいと彼女が言うから/d ...自由詩209/3/18 12:21
彼女 人形 口紅 / dd22自由詩109/3/16 15:50
黄色いクジラ自由詩409/3/15 0:42
今日はセックスをした、気持ちよかった。 / stagnate ...自由詩009/3/13 15:43
自由詩009/3/11 0:22
高層エスカレータ自由詩109/3/9 23:35
dive from the sun / Norwegian ...自由詩109/3/8 22:48
終わり / ハクイ40自由詩109/3/7 22:23
色について / ハクイ33自由詩109/3/5 20:44
外苑公園/ハクイ32自由詩109/3/4 19:38
僕は僕は僕は好きになる好きになる / ハクイ23自由詩009/3/3 18:59
すきな/ハクイ2自由詩109/3/2 18:54
くだらないために自由詩109/2/23 14:54
真理は多様に言い表せる。/Norwegian basebal ...自由詩009/2/22 12:05
(一塁がこの世界にはあるの?) / Norwegian ba ...自由詩209/2/19 19:13
女の子が/は歌う。/ Norwegian baseball ...自由詩009/2/18 19:08
sing in the rainbow / Norwegia ...自由詩109/2/17 19:02
divedeeply48『終わり』自由詩009/2/16 18:13
Norwegian baseball Cat 1自由詩109/2/15 18:12
divedeeply46自由詩109/2/14 17:16
サイノメ / Norwegian baseball Cat ...自由詩109/2/13 17:12
自分について自由詩009/2/12 17:04
雨の中の雪自由詩109/2/11 16:56

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