これただの手抜きじゃないのかという
そういうたぐいのあら挽きこしょうがあって
かんではじける火薬感が
くちのなかからあふれそうで
でもとどまってて
それをじっとこらえれば
ぼくも高倉健にな ....
折れなかった骨と断裂しなかった筋肉のいったいどんな関係性で
箸をのばしたのか
ちゃんと理解していないいろいろと理解していない
身体性がどうとか、箸について、もうそれは新しい骨格とみなして、僕のこ ....

 流れた声は言葉で
 かたちになる
 明確に息な
 風船のなかみのこと
 君はそれでも空気だという


ああいえばこういうっていう、もうスキルというより法則みたいなもの‐あれなんな ....
 今日は雪が降ってるね あと三日はもつだろう


■ かんづめのなかにはまっくらがつまっていて、結局それはサバなんだけれど
   なんだけど、サバなんだけど、つまっていて えいようがつまってい ....
すっと け
はれつおんがきえていく
バランスくずしてなしくずし
なしくずし
ゆずはちみつ
かんどられたサワー
なまえを

よろしく、
あとでまたはなしましょうよ


とうして
 ....
あったかもしれない
かこけいとしての
あしたのひるのさんじ
海底では土ぼこりがまった
まっている
まったほこり
ふかんすると
キラキラしたりもした
海流がみつかるだろう

バザーだ ....
とおいと
おい場所まで
いったつもりがわりとちかくだった
手ざわりとして
においなのかもしれない
そういったものたち総称としての手ざわりとして
あったような手ざわりとして
なんとかあとで ....
反響している>拍手はおめでとうという意味だったが <壁と壁を行き来して >徐々に薄まりもう残っていない <うすくしろいバスタブ >詮をぬくと水がつつぬけていく <逆方向  >ずぼずぼと音をたてる <反 .... 思い出作りでもしましょうと
お気に入りの友達と
おばばばかりのバスに乗り
思い出話に花を咲かせ
温泉地へ着けば
湧いた温泉を
その地のおばばが湯もみしていて
おばばにもまれた湯につかり
 ....
CからGまでの過程をひとさしゆびで

簡単に

とらえきれないけれど

海にはじかれて

砂浜は


そうやって

キーボードをへこますのは、




しめしかた ....
夜型だとか夜行性とか
そんなんじゃなく
あかるさのなかでねむりたいだけなんです
まぶた越しにひかりがないとねむれなくて

そういいながら
さいたのはチーズでした
カスタードクリームな犬が ....
打ち上がった花火は
平面として交信するものだから
金の線はちゃんと交わって
そうやって消えていった



昨日の線香毎日香  
窓を越して
「ぷすぷす」
光ったうぶ毛を抜いていく
 ....
感光しすぎた白い写真を持ち歩き
生まれるひびに影が走った

ふかまらないよう
いっていたカレーパンのため (弱火の
コクはゆげを捨て
ぼとり
日陰についた/落ち葉はもう
外ではなく
 ....
失速していく
光の速さはないものでいいだろう
そう言って取り残されていた

何度も通った道だからわかる
ハイウェイが動いている
そこでジョバンニがあやとりをしている
いつだったか
東京 ....
どんな口実なんだろう
タバコの煙に溜め息がまじってて
視られる僕の息があなたに触れれば露骨ないやな顔がかえってくる

どっかの会社がヒコーキ牛乳というのをだした
「君はパイロットにだってなれ ....
ニャー。こんにちは。ひなたぼっこ。ぬくぬく。きもちいいね。う
ん。
あれだね、
ねこはまぶたをとじたろう
さらのミルクがこぼれて、ゆかをこくして、いつだって白の記憶がさきに寝る

かたむい ....
日焼けしたノートを化粧水に浮かべたら
ゆっくりとしずみまして
鉛筆がしみこみケシゴムでは消せなくなっていた

輪郭だけが浮かんでいる
二年ぶりに再会した人の印象は違っていて
化粧が変わった ....
昨日実家に帰ってきて今日は本当に予定がない。
家の隣が中学校なのだが(中学時代はふらっと学校に通えていた...)、
どうやら明日は運動会らしく、朝から予行練習のためのパヒュームとかアニソンが爆音で ....
どうしましょうどうしましょう!
まずなんといっても換気が悪いと思う


が詰まりそうだ
この部屋にははだかになった48人の透明人間がいて、もうずっと気まずそうにしている
透明人間には他の ....
ハナビ

すりおろしワサビ
くらい灰色のハナビ
どうにか
光りが反転すれば   (携帯電話がつーん)

どのみちこどもたち
懐中電灯持って駆けぬけていく
乱反射            ....
『まずぼくの体にかんしていおう
 耳は生えているようで
 目は埋まってるみたいだ
 だから表面加工をほどこしても
 けしきはちっとも変わらなかった』


バスでシオリをなくしてしまった
 ....
漫画喫茶のこしつ
トイレのこしつ
こしこしと
トイレットペーパーちぎっ
て繋いでしんがのこっ
たそれはあたたかかっ


男女をもてあましている
けれど混合リレーをするためのものでも ....
ホルマリン漬けのきゅうりとなすを
きずものは怖いそうで
そんな怪談みたいな話誰もしたがらない

そんな夏に
やけないように、やけないようにと
野犬を尻目に
冷房の効きすぎた部屋でくず湯を ....
ぼくの限界はどこだ
地平線を越えれば今のぼくが消えてしまうから多分その領域のこと
見失うこと、その打破のためにテカガミを
ぼくの目線は曲げられる!

アメンボが空を跳ぶ
おなかをすかしたネ ....
インストールがとまらない
きみのサイボーにかきこまれた家族のDNA

浸透圧で水がにげていく

あの、、コントローラーが調子わるい
AボタンのBボタンのLRのLR‥‥

いつだってL ....
>汗をかくからふいてあげる


少しふくらみをもった三日月ほどの光量で
ナプキンに描かれた「under construction」が
ひらりひらりと宙ぶらり

胸いっぱいの少女マンガを愛 ....
7マスたりないので
きみのあましたマス
目をぼくにください

___

ここはきゅうくつね

そう言って彼女は原稿用紙を一行ぶん きりとって
じゃばら状に折りたたんで差しだした

 ....
君の誕生日に大長編をあげたい
大きく包んであげたい

消化にむかわなくていい
たこの吸盤はいたみだ
きみの目がみえない

僕が丹精こめてつくった
きみどり色したまめつぶ程度のふうせんを ....
000バス停の森でちりぢりになった未かんのごかんが知りぎわをちぎ




だらしなさの溢れんとして
はりあわせの毎日の連続
松ばかり、が針葉する
_夜に呼吸

みし

何回も ....
足の裏を知らない人と朝ごはんを食べている
草原でもしゃもしゃと
土踏まずは領域を反して土自体踏まず
朝日とは逆の方角を向き
陰だけ妙にこすんでいった

それは昨日の夕暮れだったか
草はよ ....
さわ田マヨネ(91)
タイトル カテゴリ Point 日付
カモフラサイエンスニンジャ自由詩512/10/4 13:10
しあわせとかなしみのローテーション、そのためのローション79 ...自由詩2*12/7/30 22:08
ウォー!!自由詩112/6/6 18:20
ウルトラスーパーファミリーマート自由詩212/1/24 0:57
解 体 サ ワ ー自由詩410/11/24 9:47
あしたのひるのさんじ自由詩310/10/25 8:12
ゼットゼットゼット自由詩510/9/28 17:40
バスタブタスバ自由詩210/7/22 11:48
さよならバンビツアー自由詩510/6/29 21:11
なげたコード自由詩110/6/2 12:57
さけすぎてシロになった自由詩510/2/25 8:21
ぴぃたん自由詩310/1/15 22:34
西日は外で焚け自由詩309/11/19 9:00
ジョバンニガンバリマシタ自由詩1*09/10/24 9:26
モアー自由詩109/10/21 10:20
そんな(ファンタスティック)バナナ。自由詩309/10/18 23:17
幻想ここわ自由詩209/9/23 10:39
帰省携帯写真+ ...4*09/9/19 11:13
密室恋愛相談自由詩209/9/15 13:19
何も成し遂げず大人になる自由詩209/9/15 2:50
アンダーザ ライン自由詩509/8/27 21:46
リミット自由詩209/8/15 9:20
血 蚊自由詩309/8/5 20:09
足音はどこだ自由詩209/8/4 14:05
キューカンバー塩塩自由詩209/7/12 20:52
星食する自由詩509/7/3 23:48
とりかご日曜日自由詩609/6/29 19:03
20歳の誕生日君はよんぶんのいちおわったと言った自由詩1*09/6/27 0:03
バス停の森自由詩1*09/6/5 9:58
日が くられたダイアリ自由詩209/5/28 13:16

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 
0.34sec.