雲が重いと人は云う
空と大地に挟まれて
大気が縮こまっている
圧縮されて閉塞感
溜めた吐息がまた重く
上を向いて歩こう
幻視の先にバベルの塔も
蜘蛛の糸も現れずとも
幾万か ....
理解のできるアイは要らないし、
理解のできないアイは要らない。
理解のできるアイは飽きるのだ。
自己愛に勝らない。負けてしまう。
ワタシの愛に潰れるアイは、決してワタシに届かない。
....
他人のことなのに幸せな気分に浸っている。
満たされているかどうかは不明。
隙間風があるのかないのか。
冷たくも熱くもないのでわからない。
なんでかな。
おめでとうと言うと、寂しい気持ちが ....
願望と欲望の違いは知っていた
だから問わずに時間を越える
必要なものは何?
道標はあるのだから
手渡された地図は開かれない
知らぬ道なら楽しんでいこう
引き返すことなどないように
....
復讐に美を見出すのは、
自分にできないことだから。
像への情に焦がれてもそれは、
自己を満たす為の儀式に他ならない。
愛が欲しいから愛を叫び。
救われたいから救うのだと。
必殺の愛 ....
熱暴走に狂うことももう忘れ。
筋肉は緩慢に動き、表情は固定されていく。
刺激が欲しいと他人任せ。
知った被ることさえせずに、虚無主義の孤独へと踊る。
経験を知識と言い違い。
自己流で向上 ....
あなたの言葉はあなたなのか
あなたの言葉があなたなのか
ふと思い立ちあなたに問えば
心は澄んで何故かと思い
言い争う理由は彼方へと
虚空に眼をやり考えているあなたは
言葉を租借し味 ....
冬を待つ秋の夜空は冷たくて遠い
冷えた思考は昼間を忘れ
誰かを想う ただそれだけで
思い出すのは笑顔と感情
嬉しいと笑うあなたを感じ
嬉しいと思い私は笑う
春夏秋冬の季節はなくて
思 ....
心から引き剥がせない
爪を掛け、力を入れても
肌は阻まず受け入れるのに
血が悲鳴を立てるというのに
傷と跡が掻き消せない
私の過去が殺せない
分かり合えないこの距離が世界だ
理解できるのは相手の心ではなく理解不能という言葉
自分すら世界の内容物であるのならやはり
私には自分自身をさえ理解することができはしない
分かり合えようとい ....
がんも
(10)
タイトル
カテゴリ
Point
日付
曇りの天
自由詩
0
10/4/12 14:30
アイ・ラブ
自由詩
1
08/10/9 17:42
眉下げた笑みで
自由詩
2
08/3/30 1:12
回廊回帰
自由詩
2*
08/3/16 3:52
未完成な僕たちよ、どうして完成形に憧れた? そも、完成形とは ...
自由詩
0
08/1/24 11:53
大人になるということは何か
自由詩
2*
07/11/1 22:59
私は言葉に恋をしているのかという問いかけ
自由詩
3*
07/10/29 23:59
冬待ち空
自由詩
3
07/10/17 3:18
貴様は何時まで其処に居る?
自由詩
1
07/10/12 3:31
過程過理解
自由詩
1*
07/10/11 2:42
0.13sec.