あたまがいたくて われそう
なのに こんなときに あのこたちは
あたまがわるくて イタそう
だから
あたまがいたくて われそう
こぼれたシロップと 水滴だらけのアイスコーヒー
死んだ魚の目と 力を使うだけの笑顔
頬が痛くても まぶたが痙攣しても
指先の震えがとまらなくても いいって もういいよ
ほら、お ....
薄い青風と坂とアラームと
始まりは 皮肉な光と 脱力感
踏み切りが私を呼んだ白昼夢
時間には逆らえないねと十六時
夕焼けは君が言うほど赤くない
食事なら色彩欠如の晩餐会
....
宇宙が終わる音がすき
はじけるような 一口で終わるような
そんな食事をした気分さ
マグカップにとけた温い牛乳が 溶解度ぎりぎりで
僕のわがまま隠すように 砂糖をかばった
....
天気予報は 今日も一緒
あなたが手を振ってから 雨が降りっぱなし
メガネをなおす 文科系の薬指
おくを探る ながいながい薬指
おなじなんでしょ おなじなんでしょ
首が長い ....
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