(そこはそらのとおりみち
なもないとりがとんでいて
はながたくさんさいている
そんなゆめをみた

ゆめはずっととおくまでつづいていて
そらはすんでいてとってもきれいだった
だからきがつか ....
山茶花の
花を一つ
断ち切りて
匂う香は
眠りの中へ
1、序章

また無機質に囲まれて、空調の悪いコンクリート塊の中で、くだらない話を聞く。
すべて幻ならいい。考えなくてすむ。でもそれすら無駄なこと。
考えることすら無駄なことだ。
それは人工石 ....
五月晴れ
夏の陽射しを
通り過ぎ
風の温さに
頭を垂れつつ
春の空油菜の波蝶踊る 聳え立つコンクリートの塊

夕陽を遮る建物が
太陽の光を反射している

植えられた木々たちの傍
腐ってしまった水の中で
ぼうふらが湧いている

澱んだ空気だけが流れることなく
その ....
白昼夢(36)
タイトル カテゴリ Point 日付
夢の中の夢自由詩6*07/5/13 1:19
山茶花短歌1*07/5/8 14:41
コンクリート塊自由詩1*07/5/8 14:36
こどもの日短歌0*07/5/5 15:38
春陽川柳2*07/5/4 14:51
石の風景自由詩5*07/4/30 7:21

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