秋の夕暮れは、見ているだけで、何だか不思議な気分になってくる。

春のそれとも、夏のそれとも、冬のそれとも全く違う、不思議な、それでいて美しい色。

この空の下で君は――――僕は、何を思う ....
こぼしたなみだのぶんだけ、届かないものができたから

届かなかったおもいのぶんだけ、消せないものがふえたから

消えない記憶のぶんだけ、見えない世界が広がったから

あなたを見れなくなった ....
どうしても欲しくて

探して

見つけて

追いかけて

近づいて

やっとその手に掴んで



            そうしてまた失う
「幸せな夢を見たわ。それは、とてもとても幸せな夢」


幸せな、夢よ。
私は何もない世界でたった独りぼっち。
何かを叫んでも声にならない。だって訴えかける人がいないもの。
耳をすましても何 ....
このままどこか遠くに


崩れ去った瓦礫の影も

砕け消えたあの日の夢も
零れ落ちた君の涙も
汚れ切った僕の心も

乱れ散った桜の花も


             


 ....
月に笑った、星と夜に

君は優しく声を伸ばす

「おはよう」 「おやすみ」

はにかむ空は色を変えて


僕のこころの白も染めて
みるみるうちに世界は回る

ひとつ、ふたつ、つ ....
Denial(6)
タイトル カテゴリ Point 日付
秋空恋慕未詩・独白1*06/11/17 22:05
循環-circle-未詩・独白106/10/8 22:16
MAERD未詩・独白105/12/8 19:06
Still in here自由詩3*05/10/16 15:01
自由詩105/10/15 4:02
あかいかお未詩・独白105/10/14 3:41

Home
0.04sec.