記憶から溢れた日曜日は
結果的にふきこぼれて焦げ臭いにおいを放った
めんどくさいので私はそれに
『芳しい香り』というラベルを貼付けて
担任教師に提出をした
別に何だってよかった
きっと今頃 ....
たくさんのかなしみが横たわる秋の水面で
私のかなしみなど薄っぺらくて顔を見せることも無い
水溶性のかなしみ
それでも残るものは形が描けないものばかりで
どうもふわふわしてしまい処理できないでい ....
地球はまるい形をしている。
けれど
ちっぽけなわたしから見れば
それは
反り返った
わたしの存在ごとはじく形。
いつか日々を掴んだ時に
届けたいものがたり
ゆめうつつの中
何度でも立ち止まる
やがて色に散らかった朝がきて
君は数え切れないほど瞼を開けたり閉じたりして
突然振り返って俯き加減に笑う ....
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