記憶から溢れた日曜日は
結果的にふきこぼれて焦げ臭いにおいを放った
めんどくさいので私はそれに
『芳しい香り』というラベルを貼付けて
担任教師に提出をした
別に何だってよかった
きっと今頃 ....
たくさんのかなしみが横たわる秋の水面で
私のかなしみなど薄っぺらくて顔を見せることも無い
水溶性のかなしみ
それでも残るものは形が描けないものばかりで
どうもふわふわしてしまい処理できないでい ....
地球はまるい形をしている。
けれど
ちっぽけなわたしから見れば
それは
反り返った
わたしの存在ごとはじく形。
いつか日々を掴んだ時に
届けたいものがたり
ゆめうつつの中
何度でも立ち止まる

やがて色に散らかった朝がきて
君は数え切れないほど瞼を開けたり閉じたりして
突然振り返って俯き加減に笑う ....
(4)
タイトル カテゴリ Point 日付
日曜日自由詩105/12/21 21:37
水溶性のかなしみ自由詩0*05/11/6 22:27
地球自由詩005/10/2 21:40
猫の距離自由詩305/9/27 13:20

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