足足
足足
足足
足足
足足
足足
何も知らずに歩いている
何も知らず
何も知らずに
アスファルトに歩く尊い命を
ひとつ残らす潰して
口笛吹いて歩いていく
足足
....
東京の空に雪が止まって
カサリ カサリ
ファルトを染める
家路を急ぐ群衆にまぎれては
いつもの景色がよけいに悲しくて
変わらない信号とか
不満がよく似ていた
体と相反して
焦りが加速度を感じ ....
都会の空気は臭いのに
みんな此処に住みたがる
「便利と便器は親戚か?」
呟く声はどこにある
灰色の真ん中
黒い点の
数ヶ所が
息苦しさと生きにくさとかの
溜め息漏らして
消えていく
明日の明 ....
世界中の平和を願っていた
だって皆が好きだから
でも
片思いだったんだ
世界中の人に嫌われているのに
片思いしてただけなんだ
世界中の誰かが
同じ平和を願うことを信じて
僕は詩を ....
無色パレット掻き回す
意味も理屈も必要無い
空と雲を掻き回す
良い子のフリも今日で終わり
雲のデッサン
空のスケッチ
窓から色が広がって
もっと
もっと
自由な色に
空を染めて
いきましょ ....
7時15分56秒
最後の電車を見送って
線路の真ん中に
世界を二分するように立った
目をつぶると
私のいる所で全てが分かれて
私の価値観で世界が回る
全ての神が
私に許しを乞い
時間も ....
未来はもっと不確定
気まぐれとわがまま混ぜて
形の定まらないアメーバ作った
夢は形を変えて増えていく
自分と未来は追いつかない
ひとつひとつ失われる記憶があって
それが僕らを焦らせ ....
私の名前はRed Trick
とっても愉快な死神さ
君の些細な不安なんて
二秒たらずでブッ殺せるし
いつでも君の側にいる
だから私に話してよ
悩みなんて背負うには
君は小さ過ぎるだろ?
....
神や天使は
私を救うのを忘れている
死神や悪魔は
私を殺すのを忘れている
忘れられるのが辛いから
誰とも関わらない
私は惨めで醜くくて
世界は無機質で正確で
....
一番確なはずの明日に
僕はいつも追いつけない
こっちで君が手を振ってるから
「今日でいいや」って思うんだ
ギリギリの十二時まで追いかけても
いなくなってしまう明日へメール
....
今日が終わって
明日が終わって
全てが終わってしまったら
何を終わって
何から逃れて
何を憎めばいいのでしょう?
なぁ
醜いだろう?
な ....
理由とか
言い訳とかで
きっと空は窮屈なんだ
自由とか
愛だとか
きっと雨であふれてるんだ
別れとか
嘘だとか
羽が痛いに違いない
憂鬱鳥の
青 ....
幸せが虹のようにわかりやすいモノだったら
どんなにいいだろうか
世の中の幸せは
どれもわかりづらくて
お金とか
愛とか
永遠とか
ありきたりなモノしか見えなかった
ホントの幸せ ....
僕は鳴き方を忘れた鳥になった
泣き方も忘れて
涙は溜るばかりで
気づけば青くなっていて
水溜まりに落ちた
悲しみの中に落ちようと
何かがどうもたりなくて
涙は決して出てこない
....
少年たちは愛も知らないまま
機関銃と手を繋ぎ
あくびをしている君達や
あどけない顔の君も壊すんだ
もっとよく愛について知っていれば
もっと愛について話していれば
それがなにより大事だって気付い ....
醜いほどに美しい
裏切るほどにそれらしい
人という悲しき生き物
今日も曇り空
感傷的な気分なんか
浸ってらんない
地球は今日も曇りのち雨の空
「晴れ時々もっと晴れ」
今日は…暑い…
なぜって?…
生きているからさ…
扇風機
クーラー
しがない人間の戯れ
クールビズなんかじゃ冷えない
今日の街と僕の街
「Wrist cut」
君の手のそれ
あてやかにひかっている
君の手のそれ
嗜虐的であり
感傷的である
君の手のそれ
悲しみと衝動を
半分ずつ混ぜて
うっすらとはっきりと
線を引いた。
....
「レーゾンデートル」
大人の言う
規則って奴
だいっ嫌いで
夜の街を駆け出した
腐った街から脱け出すための
駅に電車はもう来ない
ガラクタ達とスクラップ
線路の錆びたフェンスに沿って
生えて ....
誰も君の事わかっちゃいない
またそうやってスマシ顔
そんな顔で別れ話したくなかった
そう思って手を放した
今まであった二人の幸せに
サヨナラを言わなきゃね
忘れたくない思い出も今日を限りに忘 ....
思い描く夢じゃなく
未来はもっとちっぽけだった。
死にそびれた人の吐く息
白く黒く濁って消えた。
貰いそびれた年金に
老人達はしかめっ面。
子供と言う言葉は
自由と同じ位
忘れ去ら ....
「ライ麦パンが言った事」
ライ麦パン
バター
ジャム
味噌汁
普通の朝
朝の食卓
ライ麦パンが跳ねる
バターが滑る
ジャムが踊る
味噌汁がすねる
愉しげな朝
....
「嗚呼ギザ10」
こんにちは
お久しぶりです
気付いたらいた
財布の中にいた
財布の外にいた
幸せに気付く
僕とギザ10
「行き先」
僕の
進むべき道
行くべき場所
居るべき場所
愛すべき場所
慈しむべき場所
哀しむべき場所
求めるべき場所
戻るべき場所
帰るべき場所
在るべき場所
また
生きるべ ....
もう、後ろへは戻れない
一日という日は過ぎたから
「また明日」と君に言われて
「ちょっと待って」と君にいえなくて
「また明日がある」
あてのないものにすがり
「明日 ....
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