私だって

いつかは私になれるだろう
感傷的になるほど


美しく


心は{ルビ千々=ちぢ}に


乱れ飛ぶ
なぜだかいつも

幸せのあとには不幸がやってきて

心のバランスが保たれる



希望はどんどん膨らんで

時に

希望のほうが重く
僕ら、離れ離れになった時には
お互いに精一杯
精一杯手を伸ばして
手がとどいたら
パッとつかんで引き寄せる
絶妙のタイミングが必要だ

手がとどけば
すぐに安心できるからね
君はあら ....
それは、風の強い日だった

「私のことは、放っておいて下さい」

君が最後にそう言ったと
心のもやもやが叫ぶ
君は確かにそう言った
僕はこんなに好きなのに

君の言う幸せについて考え ....
この世界にのみこまれた私たちは
感情の渦に支配され
すれ違う見知らぬ誰かにも
ほのかな期待のまなざしを向ける

こんな生きにくい世の中だけど
守るものがあれば
人は強くなれるという

 ....
あの時は それ以上の幸せがあると思っていた

でもよく考えると あの時が幸せだったんだ

今にして思えば あれが幸せだったなんて


少なくとも、今よりは
上手くいく恋には
必ず何か理由があって
そうしてそれは
恋が上手くいった時でなければ
永遠にわかることもない
二人だけの答えなのでした
僕が君を励ますためには
きっと、経験が少なすぎた

君を励まそうとして
本当は
僕が僕を励ましていたんだ

僕はもうそのことに気付いたから
気付いたことに、気付いたから
本当の意味で ....
今日すらも過去になる

悲しくないけど 泣いていた


ずっと探していたのは

眩しいほどに奇跡の人
束の間
人間嫌いが顔に出る
心根の優しい人

だけどもう
次は無い
二度は無い


失敗したならまたおいで
誰にも誤解されないといいけど
私の瞳は閉じていた
あいているのに閉じていた
少し痛いと思った時
まぶたを閉じてみて気が付いた

今まで見ようと思っても見えなかったものたちは
不思議と見えていた

確かに見ていたはず ....
    どこへ行っても  ただ  ひとりの道 窓から見えるヨットハーバーは
近いようで遠かった

あなたとなら逢いたいわ
次に逢う時も
ここで
恋をしたあなたは
前よりもどこか優しく
少しくらい意地悪を言っても
笑って許してくれる気がした

恋をしたあなたは
ときおり冷たく
今までみたいに言ってはいけないことが
あるような気が ....
本当のことはどうでもよくなってくる

夢でしか逢えないけど
もうだいぶん平気です

夢の中でのあなたは
少しよそよそしく以前のままでした
思い出すことが幸せなのか
思い出さないことが幸 ....
ガラス越しの空
幸せそうだね とても
あの人もこの人も 全てがみんな幸せそうだ


金木犀の香る頃
君が教えてくれたこと
今になってようやくわかったよ

伝えるすべは

もう 何 ....
不幸は不幸としてやってくるというのに
はじめからわかることは少ない
時には
とても甘く幸せな形をしていたりするから
ふたを開けてみるまでは
よくわからないことが多い

だからこれからは
 ....
君の中にはすでに僕でない僕がいて
君のことをいつもおどかしたり笑わせたり
悲しませているんだろうな

きっと僕が知らない僕は
僕よりも優しくて冷たくて
誰よりも優柔不断に違いない

君 ....
葵 悠貴(49)
タイトル カテゴリ Point 日付
あいまいな確信自由詩3*05/7/20 16:37
_自由詩2*05/7/19 21:21
自由詩3*05/7/17 20:58
精一杯手を伸ばして自由詩2*05/7/15 21:25
それは、風の強い日だった自由詩005/7/14 22:58
こんな生きにくい世の中だけど自由詩1*05/7/12 18:50
_自由詩005/7/10 19:10
二人だけの理由自由詩1*05/7/8 21:38
_自由詩005/7/7 1:31
奇跡の人自由詩105/7/5 21:29
_自由詩0*05/7/4 18:06
谷間の百合自由詩1*05/7/3 22:17
ひとり自由詩1*05/7/2 21:06
次に逢う時もここで自由詩1*05/7/1 19:55
恋を手にしたあなたは自由詩3*05/6/30 21:13
万人への道標自由詩0*05/6/29 17:41
金木犀の感傷自由詩1*05/6/28 8:26
不幸は不幸としてやってくる自由詩2*05/6/26 23:11
君の中の 僕が知らない僕自由詩6*05/6/25 8:00

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