そうきみの言うとおり ぼくはきみを憎みはじめる




それを

誰に聞くでもなく既にきみがゆるしているのが

いっとう

つらい
いつの間にか、


僕はちいさくふるえるひとになって
どこにもいきたくないの、と
だだをこねるちいさなひとになって
かおをくしゃくしゃにして泣いてしまうのでした


あのひと ....
小さな賭けをしてみようかと 待ち構えている。

賭け は
待つ身であっても幾分か能動的なのではないかと思うのだ。


青ざめた冬のくもりぞら。
うとうとと眺めているあいだに電 ....
むかしのわたしはもっとまともだった気がする。

すなおにみとめてみる。

少しずつ木々が黄色に染まっていくのを見ていると
冬も近く秋の午後は金色にきらきらしている。

結局 ....
雨の日はくぐもっている。

爪先だけ、ほの白く煙る雨に湿って、
傘の中ですこし、淋しいことを考えている。

あのひとのことばを
あのひとをきずつけるために使うわたしは
どんな ....
あきらめた
朝みたく
せいせいするひどくしずかな恋
どこか
手放せないでいた
さみしさみたく
すこしずつ千切られていく あしたのかたち


ほんとうは、
なんて
言いかけ ....
純情気質(6)
タイトル カテゴリ Point 日付
愛 憎自由詩004/11/19 23:16
愛憎未詩・独白104/11/15 23:30
telephone未詩・独白004/11/14 22:49
ひとりごと ⅰ未詩・独白104/11/13 14:11
あ め自由詩204/11/12 22:55
ごみばこ未詩・独白204/11/10 23:32

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