夜の道を歩く
闇の中の秘密
幼子の声が響く
誰か私を消して
持つだけで孤独が滲む
誰にも見せぬ過去
気遣って云わぬのに
隠せば嘘の匂い嗅がれ
....
全ての責を負うと決めて
独り消えていった人
刹那さは心の秤を消して
総てがモノクロになる
何も報いることできず
傷つけることしかできぬまま
行き着く場所のない感 ....
問う心に応えてほしい
何もかも確かめにくい
水面に投げたその石の
落ちる速度に気を取られ
本当の声をまた聞き落とす
優しい雨にごまかされて
いつか見た森の景色が ....
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