短い詩が好きです
溢さんとする書き手の涙が 短い詩からはみ出して
たくさん溢れてるからです
やさしさなんて見えないほうがいい
金ピカのやさしさもおいしいやさしさもいらない
体の中を透き通る様なやさしさがいい
太陽がじっと私を見つめても 私はじっと自分の影を見つめる
そして太陽が去った後 夜の空を仰ぎ
鏡ごしに彼をじっと見つめるのだ

卑怯者だから
時々 遠くへ行きたい気持ちになる
誰も知らない所へ 行きたい気持ちがする

電車に乗ろう
中央線に乗り込むのだ
寒い八王子を出て
霧の立川を抜け
雨の吉祥寺を過ぎ
暑い新宿を超える
 ....
山に登っている
高い高い山に登っている
一人じゃない
みんな登っている

上は曇っていて見えない
下は歩いてきた道がそのまま崖になる
登る 登る 登る
歩き続けなければならない

 ....
今日もまた夜が来るのだろうか
誰にもわからない

今夜 タルラー・バンクヘッドと酒を飲む
安い酒しか用意できないかもしれないが
彼女は喜んでくれるだろうか

歳をとった僕は 何をしている ....
酔っぱらって 家に帰る
トイレで 日々を吐く
詩を歌う人は月が好きなんだなぁ

分かるよ

こんな身近に
夜空にたったひとつ
あんなに美しくて あんなに悲しいものは
そうあるものではないからね

僕もその一人
貴方もそうなので ....
小学生の僕
真夏の昼下がり
祖母の家で寝ていた
自由人の昼寝だ
窓を開けて寝ていた
網戸を閉めて寝ていた
虫に食べられないように

思い出したかのように降ってきた
雨の音を聞いていた ....
午前五時四十三分
顔を隠した太陽の光が空に反射していた
光だけ先走ってしまうそそっかしい太陽も
じきに僕のことを覗きにくるだろう

おはよう ありがとう ごめんなさい さようなら

僕は ....
平成最後のなんとかに

みんな全ての瞬間が 人生最後の瞬間だと

忘れちゃったのかなぁ
生まれ落ちたらおっ死ぬまで

食べて寝て泣いて
学校行って遊んで
学んだりサボったり
好きな子ができたり手を繋いだり
イジメてみたりイジメられたり

分からないんだなぁ

就職して ....
夜に想う
食べ物を想う 何を食べようか
酒を想う 何を飲もうか
酔いを想う 何の酔いか

夜に想う
生活を想う 生きなければならないから
人を想う 死にたくないから
未来を想う 生きて ....
小卒(13)
タイトル カテゴリ Point 日付
短い詩自由詩319/11/27 0:15
やさしさ自由詩319/11/26 6:31
臆病者だから自由詩319/2/28 12:53
誰も知らない街自由詩119/1/17 7:41
登山自由詩118/11/28 18:13
タルラー・バンクヘッドと酒を飲む自由詩218/11/21 13:59
酒飲み自由詩018/11/19 9:02
自由詩918/11/16 8:50
少年は自由だった自由詩318/11/16 7:51
自由詩218/11/15 5:43
平成最後の自由詩218/11/14 19:49
暇人自由詩218/11/14 7:33
夜に想う自由詩318/11/14 2:42

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