花壇のバラが等しくぜんぶ枯れている庭をとおって、
先生のところにいく
真っ白な部屋、錆び付いてる壁
先生はいつもと同じように
へらへら笑って私に話しかける(おそらく急速にバカにしている)
「 ....
足、を、曲げて動かして歌う。
ラブ、足をまっすぐ動かそう!やろう、
腰から下の二本つきだしたかたち、ゆっくりと持ち上げて、
しなやかにゆるやかに、
地面にまっすぐ動かそう、かな、お姉さん。
 ....
こ、工場までの道には草がぼうぼうと生えていて
道路もちゃんと舗装されてない。
その向こうに病院があると思うけど
目をこらしてみても全然見えない。
私に触ろうとした右手
もくもくの入道雲に消え ....
こ、工場のえんとつから、もくもくと煙がでているところを
目指していけば
いいと思うのだけど
くつしたを履いてない方の足が歩き出してくれない。
多分、私が思うに、歩いては行ける距離だと思います。 ....
ひょっとすると病院まで歩いていけるのかなぁ。
距離にすると駅ふたつ分くらい。
お父さんはいつも毒舌。
工場のえんとつから、もくもくと煙がでているところを
目指していけば
大丈夫とは思うけど。 ....
大丈夫かな?と、私は思った
だって自分はそれほどモテキには興味がなかったし。
心配症のお姉さんの
できごころを聞いて、
すごく良い!って気持ちにはちょっとだけなったよ。
でもそれは口が裂けて ....
4に(6)
タイトル カテゴリ Point 日付
しんさつ自由詩118/9/19 16:01
しんぱいない、しんぱいない自由詩018/9/4 21:47
変なきおく自由詩018/9/1 13:28
ぽっかり自由詩118/8/29 22:52
もくもく自由詩118/8/27 18:33
大丈夫かな?自由詩118/8/18 23:50

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