百 かぞえるまで待ちなさいと
沈んでしまいそうな体が
それでも我慢できていたのは
逆に願いが無味乾燥していたからなのかもしれない


おぼつかない7歳の乗るブランコは
未来の重さを天秤で ....
少女がいった
やさしさを僕が受け止めた後
そこで終る



ていねいな 4月とやらを ひきさくよ
西高東低からあらゆる速度で舞って即座に喪失ったよ
犇く音叉の過ちは
全身木目のエレキ ....
こころないことをしたあとに
ふりかかってくる 火災でした
いい気味だと桜の木になげかけて
ふと時が過ぎれば 散っていました


ときどき っていう時間がすぎていった頃は
洗ったばかりと  ....
コートを綺麗に着こなした
ド田舎生まれのサラリーマン
彼は若手の中では期待の新人で
そんな彼の口癖は
「まぁいいや」


「もしかして。もしかして?」と願い続けて
願うだけでは足りない ....
以心伝心ほど浅はかになってしまうものはないかもしれない

お香では足りず煙草をスパイスに
どこそこのバーテンダーは閉店営業中
目をつぶったまま隣り合う着色の液体を流し込んで
今日も一日 街は ....
転倒したライトは未だかつて点灯しないままで
甘味する激動の端はまさにカラー
僕らの後世代は誰が受け継ぐかなぁ
わざと悲観して云うことでも無いだろうなぁ

色を添付したから
まぁ色々あるけど ....
現実はタイミングを逃した
理想はコーヒーの結晶になった
埋め尽くされる昨日の海を
僕はただ静観するだけの人

固まった塗料で
明日の絵
を描いた
見映えもしない
標本だったって事はい ....
笑うということ を簡単に言葉にしたら
姑息な手を使ったミュージシャンみたいになるから
少なくともそこらへんだけは正直で居たいと想う
にじゅうにち
偶数の話がめぐりめぐって
あわよくば逆転の奇 ....
灰汁を取りきったフリーダムに住む人達は
寝癖を空気で梳かす らしいです

カスを取り繕った奴が歩道に居て
夢の濃度のさじ加減は如何と聴きたがる らしいです

「都合が悪くなったって理由でス ....
つまるところの、現在位置を


行き交う車の雑言に聴き疲れた時に、ふと洋楽を好きになった、
ある日
晴れならスピーカーも鳴るから
せちがらしいって言ってしまえば
まぁそれまでだよね

 ....
不凍になった雪を顔に押し付ける事を望んだ



いつまでたっても逃れることのない野原を自分の根源として
散々嫌んなった事をボールに握り締めて投げた
ボールは腐った
僕は陳腐だった
 ....
飲みかけのコーヒーに予感めいたものを感じる
つまりブラックは黒なんだという説明に
納得が行くはずも無い
保管されたグラニュー糖なら 一寸の躊躇もせずに
溶けていく事で一体になれると
喜んでい ....
いくら大切にしようとしたことも
ブランク 電源を切ればそこまで
秋の風なら吹き慣れたようなので
2時間くらい ベンチで待つこと
それなりの覚悟だって 着ている
全部が全部 パワーランプのせい ....
溶けてしまっていたものを
元に戻すくらいの力があるなら
夜半を過ぎても止まない雨を
酸性に変える事だって容易いことなのでしょうね

容易いさ
そんなの
って言う位だったら
対価払ってち ....
24時間という単位など お咎め無しでいる
あの好青年の構成上
僕から口出しする事は
いまのところは ない

星が、グッドタイム気取ってて
あら、珍しいじゃん と愛想笑いしたところだよ

 ....
また浮かび上がっていくことになったとの事で
もう二度と水蒸気にはなれないと想います
ほだした絆のロープは、きしんだ音をたてて
また雲っていう 名前になるんだってさ
ぼた餅みたいな しり餅ついて ....
もう立体として扱えない
有名人の気分と感傷を、鑑賞する
人それぞれの「うるさいな」の結論は、
東京には空が無い らしい と言う事


見に行った事は無いけど

その場凌ぎで「へぇそうな ....
木と呼ばれる彼らの帰途を探る

過去に映った出来事に
終止符を 打ちたがっては また
正しさを学ぼうとする姿勢でいる



分からず屋の唄聴いて
ひたむきさを 隠す
目眩が絶えな ....
足りてない、といったらしい微笑の成分
絡みついていて、と、その後に流れている おんがく
これ以降は 仮眠を取る らしい
まぁ ちょっとくらい休んでも ねぇ。


視線の直射日光を、避けて保 ....
上昇気流が息をし始めるが、
僕は、24時まで何もせず、
あたかも無実をよそおって、いる
おねがいしますと言う人が、いる
わたしを過去にほおって置かないで

緑の看板を地軸に、交通規制
こ ....
祐伸(20)
タイトル カテゴリ Point 日付
おねがいをしたころ自由詩205/5/8 2:50
Kazakami Melody自由詩105/4/27 5:04
火傷しながら歩いてく自由詩105/4/26 3:27
ライター song by Daystar自由詩6*05/4/21 3:41
行きつけの無題自由詩005/4/18 2:30
After Color自由詩005/3/29 0:32
そらのかけらなんて自由詩105/2/5 8:41
ガーデンと形容詞自由詩005/2/3 3:30
鑑識自由詩2*04/10/7 3:19
存在地自由詩2*04/9/29 1:39
はがれた、こえ自由詩1*04/9/29 0:15
出発時刻[group]自由詩104/9/25 1:32
√2自由詩004/9/23 2:56
イーストサイド自由詩204/9/19 3:40
デイズスター自由詩104/9/16 3:42
ふゆうものがたり自由詩104/9/14 2:30
東京には空が無い自由詩3*04/9/12 22:41
リトルトリー自由詩104/9/10 22:18
摩天楼を待ってんだろう自由詩204/9/10 2:56
のら猫ジャンクション自由詩304/9/8 23:47

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