先日気づいたのですが僕にはクチバシがありません。
羽も少々不足です。
今にして思えば生まれからして胎生でした。
どうやら僕は鳥ではないようです。
うじ
うじなる うじう じい
じう
いじうる じうそうず
うずたく たけち うずなれば
うてどう てどう おうずなり
えづ
えづおう えう えおう
おうど のうえう ....
よいによひよしよすよしのよひさくら
招くばかり滝草いきれびょうびょう
{ルビ寒=かん}風に葉ずるもみじもやがて重なり
ゆきにゆきにゆきにゆきにただ愉しく
....
(音を落とし {注いい枝ぶりの箱を手に持つ=拙環境ではnepiaの400枚})
美意識は差別に依ります
隔絶の中にこそ華はひらくのです
ああもしもあの暗くぬめった海が私の高台にまで押し寄 ....
声はあらねど{ルビ = }
{ルビ鋲=びょう}が呼ぶ
あ{ルビ = }
非常階段より{ルビ多=た}だ三歩
あああ{ルビ = }
あ{ルビ = }
■
波白く汚しおそれつも止ま ....
「右足に青あざが出来ていたのです
いつのまにか
なんの断りもなく
自分の足さえままならない
いったいどうして
こんなことになってしまったのでしょうか」
なるほどたしか ....
蝉は蝉なりに
寝起きっぽく振舞ったのでした
招くばかり滝
草いきれびょうびょう
もりもりのびるくもをのぼる/
あらいぐま/
のぞき/
やあこいつはすばらしい/
ならんでのぞいた いけのそこ/
かつてあらいぐま/
だったわたし/
かたくにぎっ ....
ひきしぼり
やがて放たれることをのぞみ
縛り首のタラップ
ある日きみをおもう
やわらかな卵黄が
ひとかけの情け無く
つつんでいる
ああこの息苦しさ
扇に向けて弦弾か ....
ぎぃころぎぃころ
ぱたんぱたん
ぎいぃころぎいこ
ぱとたたん
ふいの夜風に あらぬ匂い
むせるほどの 肉の香り
ぎぃころぎいぃころ
ぱたんぱたん
そこまで来てい ....
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