いつからか、記憶が上書きされにくくなった。
あれは去年の夏か、一昨年の夏か、動機は覚えている。楽しかったことも。出来事も。


初めての行為は、いつも、楽しい。初めての出会いも。初めての場所も ....
批評だ批評だ批評が必要だ−佐々宝砂
 http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=12681&from=listdoc.php%3Fstart%3D210 ....
僕は、母親と、父親から生まれた。僕は、母親と、父親の出会いから生まれ、僕は、母親と、父親の誕生から生まれた。

僕は、ある日ひとつの悟りに達した。その答えは、何万年も前から繰り返されてきた答えで、 ....
たんぼを適当に切り抜いて、開いた空間に建てたような小学校だった。敷地とたんぼは舗装道路でくぎられていたが、ブロック塀や植え込みで囲われてはいなかった。校舎はカステラのひと切れみたいに呆然とつったって .... わからん!と思うことを、書きます。

○勝手にやってくる詩みたいなもの

ある日ある時、突然勝手にやってくる詩みたいなものがあります。(来た!って感じです)
それは忘れられない歌のフレーズの ....
 よしんば私の思想がデタラメであるにせよ、私が語ることによってのみ、私は私のようになる。私の語りがどんなに奇妙でも、語りつづけることだけが、いっけん成長しているかのように見える時間的経過となってあらわ .... 高校を卒業するころ、大学受験に本命がはずれ、田舎の友人たちと離れることが決まったとき。僕らは、いつもマージャンをして、100キロ以上離れた海に車で向かい、かえってきては酒を飲み、駅へ行って、キャンプフ ....  夜、駐車場で、コアントロー、コアントロー、と男が呟いていた。絞めつくような夜気に当てられたのだろうか、もしくは酒気か、三方を囲むビルディングは夜の店であったから酒に呑まれた人間であっても珍しくはなか ....  彼女は、風呂上りに、パジャマを着て部屋で筋肉トレーニングをしている。大体200回ぐらい腹筋をしたところで、急にお腹が空いてきて、コンビ二へ出かけようとする。いったん玄関を出たのだけど、自分が財布を持 ....  君を毎日笑わせる。それがプロポーズの言葉だった。その約束が破られたことはない。結婚四年目に彼が癌を宣告された。臨終の床についた彼が突然、ベッドの脇にいる私を探し始めた。いくら返事をしても私の名を呼び ....  ある日のライオン一家。
父「今からお前をこの谷に落とす」
子「なぜですか」
父「昔からの慣わしだからだ」
子「登ってきた子だけを育てるという……」
父「知っているなら話が早い」
子「でも ....
とにかく、物事を隠したがる性質があるようだ。でけど、やっぱり、何かをあらわしたい。しかも正確に。でも、結局は、正確に表そうとすればするほど、僕のつたない文章はどこかで息切れしてしまう。
文章が硬い。 ....
 批評、なのだろうか、私は、だって感想と批評の違いなんかわかりゃあしないんだ。いっちゃえば付属された文でさ、パロディだって笑われそうなさ、批評も作品だなんて怖くていえやしない、そんな弱気ささ、若い恋の .... 「ピピピピ・・・」目覚ましの乾いた電子音が響いた。AM4:30。
白夜とはいえ外はまだ暗く夜の気配に包まれていた。ベッドからのそのそと起き出し、
冷たい水で顔を洗い無理やり目を覚ます。
 デナリ ....
僕が、小学校入る前のこと。僕が、ずっと子供で、おとながずっとおとなだったころ、道端に、倒れたちょうちょがいた。僕は、ふと目を止めて、立ち止まって、ちょちょをすくい上げた。ちょうちょは、力なく羽を二、三 ....  下腹とは禍福である。禍福とは糾える縄の如しであり、それはまた人生である。

 人の下腹は人によって違う色をしている。顔が表の人生を映すとすれば、下腹はいわば隠しどころであり、当人が目を向けない人 ....
浅黒い顔を青白くさせながらハヌシは言った。
「マングース狩りに同行してもらえませんか」

チャールズ=シン・ハヌシはインドで先祖代々蛇遣いを生業とする一族の末裔であった。今では宮古島でガ ....
『愛』と言う名のエゴで、ずっと彼女を縛り付けていた。
この世から、解き放つことをしてあげられなかった。
彼女が亡くなってから、三年半。
ボクの髪は伸びつづけ、思いは強くなっていった。
周りを見 ....
誰かを待つ。それは、単純な行為ではない。「待つ」行為は対象がなければ成り立つことができないのだ。

もし愛がそこにあるなら
一時間待つのも長い
もし最後に愛が報いられるなら
永遠に待つのも短 ....
 ケーキにしようか、父の好きなようかんにしようか。

 彼女は朝からそんなことを言って嬉しそうに笑っている。今日は彼女の父親の誕生日だという。祝うほうも祝われるほうもそこまで意識しない年齢だと思う ....
ぼろぼろに傷ついた心を認めてしまったら、頭が壊れそうで、心がちぎれてしまいそうで生きて行けないから。感じる物全てを凍らせた。卑しすぎて、悲しくて、何も出来なくなる前にバンドエードで覆って見えなくする。 ....  刺繍がいい。輪郭を隈取ってから、鎖のような針目を重ねて面を埋めてゆく。糸の光沢は緻密で重く、かさぶたのように薄く盛りあがる。色彩の濃淡を綾目に託す刺しかたではない。絵模様のひと色いちまい毎、面と面を ....  キリキリと身をよじり、昇っていく火の玉を見ていた。咲くべき紺碧の夜空に呑みこまれた花火を見ていた。立ち尽くしたあぜ道をすぎる風は焼けた肌を撫ぜ、髪を揺らし素知らぬ素振りで消えていく。空を仰ぎ見ようと .... 読もう。というのは結論ではありますが、その前に私的事情を・・・
ワタクシ、恋愛と読書がドクターストップになった女でございます。
「恋愛は分かるけど、読書!?」という声が聞こえてきそうですね。
二 ....
そういえば、こないだ初めてブルーノート東京に行ってきた。
僕は24歳のフリーターだから、あんなとこ場違いもいいところだ。下北沢シェルターで跳ねてればいい位なのに。
それでも、すごく好きなピアノトリ ....
僕は右利きだから、きっと、左手を怪我したのなら「よかった、利き手じゃなくて」って言うだろうと思う。

僕の左手は、マイクロフォンも握らない。
僕の左手は、ギターを握ることもやめてしまった
僕の ....
{dl}
{dt}片野晃司 [23:21:54]{dd}凪いだ8月/霜天
{dt}結彩 [23:22:51]{dd}描写が凄く、綺麗ですよね。
{dt}片野晃司 [23:23:40]{dd}終戦 ....
 物を書き続けるという行為は、嘘をつきつづける事と同義なのだな、と思う。
 もちろん、嘘というのはものの例えのひとつである。けれども私は嘘をつき続けるつもりで、物を書き続ける。
 web、いや、殆 ....
 点は、よく見れば丸であった。角度を変え見ても丸は丸だったから、実は球に違いなかった。この詐欺師め。

 完全な球体がありまして、その内側は継ぎ目も傷もない鏡張りであります。もちろん光がありません ....
昨日いい話聞いた。

ある人は、自分を捨てた親を憎んでいたらしい。捨てられた憎むしね。当然だと思う。で、それを聴いたある人がこんなこと言ったらしい。
「今まで生きてきて、やっぱり幸せに感じたこと ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル 投稿者 Point 日付
走馬灯あみ404/9/22 10:35
山田せばすちゃん『ハンバーグをめぐる冒険』について田代深子404/9/22 7:05
クロスワールドパズルチャオ004/9/22 0:54
コントラバスは昏睡していたエズミ5*04/9/21 1:54
「わからん!」[group]ふるる2*04/9/19 23:01
黄昏に告ぐみつべえ204/9/19 19:11
24hチャオ3*04/9/19 14:33
群像生田204/9/18 23:08
妄想ストーカーチャオ1*04/9/18 2:03
城之崎二手次...404/9/17 22:27
304/9/16 11:05
暗喩を多用する僕の言い訳チャオ3*04/9/15 1:37
批評を書く前に生田004/9/14 4:49
アラスカ5〜大自然の息吹〜鈴木もとこ104/9/13 22:11
酒場にてチャオ1*04/9/13 16:27
覚書・かふく生田104/9/12 16:53
マングース狩りがらんどう204/9/11 15:39
さようなら、ボクの救世主。。。Lily o...12*04/9/11 0:11
人が待つものチャオ0*04/9/9 22:22
最後の誕生日吉原 麻004/9/9 19:17
なんだか悲しくて書いてみた。月山一天204/9/9 8:54
糸の仕事エズミ304/9/7 21:43
作文生田104/9/7 19:52
読めない人へのラブコール木葉 揺17*04/9/6 21:52
ブルーノートにてチャオ5*04/9/5 22:05
僕の左手204/9/5 1:56
リアルタイム会議室ログ9月5日片野晃司204/9/5 0:36
生きている生田0*04/9/3 23:12
304/9/3 15:35
いくつかの悲しいことを、解決しながら乗り越えていく人生チャオ004/9/2 20:48

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