「凡人」は難しい方程式を前にして
じっと眺めて悩み続ける。
正解を出すには・・・、
正解だけを出すには・・・、と。
時だけが過ぎていく・・・。
「秀才」はその問題を見て、
誰もが知って ....
作り手が抱く「当然」と
読み手が抱く「当然」は、
当然、違います。
極端な例として、作り手は、
詩を創る時、
インスピレーションのようなものを
言葉にしていくので、
完成後に解説を加 ....
雨が降っていました。春のくせに、冷たく。雪の方が暖かい。漂いながら。
雨の一滴にこころは惹かれますか?ではゆきのひとひらには?ゆるやかなものに惹かれるのはなぜだろう。でも、場合によっては激しい連続に ....
嘘である。全ての物事は虚構により、成り立っているのである。のため、私が、どんなに嘘を書こうかつこうが、現実は、私の視点から成り立っているものなので、虚構なのだ。
どんなに愚かであろうが、知った事 ....
第七弦未決『oldsoup氏は秘技を知らない ― 問題提起として』
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=68018
◇
別にじぶんの批評文に説明書を ....
衝動はいつだって突然やってきて、熱しやすい私はすぐに虜になる。
今夢中なのは、「短歌」だ。
正直、此の手の物は高尚過ぎて弱輩の私には絶対入り込めない世界だとずっと思っていたが、何故かいきなり ....
(その1)
思い出すのは高階杞一さんの『早く家へ帰りたい』。
旅から帰ってきたら
こどもが死んでいた
で始まる詩だ。『キリンの洗濯』やら「タンスとダンスを」などの飄々とした詩で彼の ....
僕は人からやたらと真面目と言われそれ自体は僕も好きだった。
ただ、不自由な生活は変えようがなかった。
僕がガンダムの事を話せばオタク扱いにされそうかと思いきやそのギャップが良いらしい、はたまたアイ ....
詩の世界であれ、
自分が所属している教育の世界であれ、
どんな世界にもそれぞれの慣行というか
定番というか、そういうものが存在する
のは確かです。
一方で、インターネットは世の中を
包 ....
ティラノサウルス『放牧』
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=62303
◇
これは嘘だ。
ティラノサウルスという詩人が放牧という詩を書 ....
「どう、ここの料理は?」
彼女は私の上司だ。この店がとても気に入っているようだった。
「ここにはね、あまり人を連れてこないのよ」
どんな意味で言うのか。どうせたいした意味ではない。
「お疲れ様 ....
ばあちゃんは、今年七十五歳だ。十人ばかしの小さな老人ホームに住んでいる。亭主の残したラーメン屋を売って、ここに移ってきた。ばあちゃんは、天涯孤独だ。亭主は、十数年前に、息子は、それよりももっと前に ....
疑うとは、つまり信じることの対称性である。「対照」ではない。
信じるがゆえに疑わざるを得ない、ということである。
「懐疑家」を謳っていたニーチェのツァラトゥストラは、
絶対に信じるものが ....
一郎は華子と2つ違いのいとこ同士。二人は親の家が近いこともあって、よく一緒に遊んでいた。
今日は華子の屋敷の庭の竹やぶにいる。
「一郎ちゃん、今日は一郎ちゃんが犬をやって頂戴。」
「華子ちゃんは ....
「ルイーズの空」
ルイーズはいつも空っぽだ
ルイーズはいつもとんがっている、山高帽の
だらしない紳士の椎骨あたり
途方も ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=59946
> 右半身と左半身がずれてしまわないように
> そっと ちからをこめて歩く
....
この作品を観るのは初演以来2度目になるのだが、前回はドストエフスキーの原作を読んでいなかった。今回は読んでいる。そうすると、もちろん両者を引き比べざるを得なくなる。しかし意外なほどに、野田の『贋作』 ....
最近気になること。
レオパレス21のCMで、藤原紀香の後ろで踊っている少年の振り付け
買った漫画に挟まっているアンケート葉書をブーメランさせて、どうすれば確実にゴミ箱に入るか
....
氷がはった広い水たまりの上にいた。
ボクはまだ少年の体をしていた。
浅い水たまりはどこまでも広がっていた。
氷を通して気泡が見えた。
ボクはつま先を軽く押して氷にヒビをつくった。
....
君を書き終えて、結構な時間が経った。
君は今も、元気に笑っているだろうか?
それとも「なんでこんなにはやく終わらせたんだ」と、怒っているだろうか?
複数の方に言われた「短すぎる」の一言。
....
「なんかTさん、メイド喫茶行ったらしいよ。年末に」
なんですと。 (※Tさんは会社の同僚)
そりゃ、あれですか。ご主人様おかえりなさいませ、のあれですか。
「あーそうらし ....
「つまんね人生だったな。」
天使が僕に吐き捨てた。
死ぬのはもちろん初めてだ。
しかし、死んだばかりの人間にはもっと他にかけるべき言葉があるはずだ、と思った。
「えっとさ、死にたてのひ ....
畳敷きの部屋、
ベッドの上で、
単行本をオナカにのせて、
天井の木目をボンヤリ見ている。
平日の昼下がり。
すすけた部屋。
障子を少し開いて、青い空をながめる。
体をのばして ....
春とはいえまだ寒い。
夕方の風が僕の顔を険しくさせる。
クマを取り込みながら、ふとつぶやく。
「ん。彼女は質の良いクマを持ってるなあ・・・。僕のなんてネズミ男のようだ。」
彼女のクマは、薄い茶 ....
稲村つぐ氏の、文学に対する視野といふものは、相当に広汎なのではあるまいか。
私の文学的視野はピンホールのやうに狭窄であり、氏のそれは広角レンズ、否、魚眼レンズのやうに広く開いてゐる。
稲村氏の詩集 ....
美しいもの。赤々と照り/照らす/夕日。万遍なく空覆う星星。その間に煌々と輝く月。幼な子の肌。蜘蛛の巣に散る雨露。朝露に濡れる草花。
それら、私たちが日々の中で注視することを忘れていったもの。
....
「1.せつなさとゆう魔物」
せつないとゆうことばをたどれば、刹那に通じるのだろうか?それとも漢字そのままで、切ない、つまり断ち切れないってことかしらん?とゆうことをチョコレート頬張りながら考えて ....
嫌いとは認識だと感じます。
全ての人が感じていると思います。
「別に、嫌いなんてものがない」
そんな人はいないと思います。
単純に食べ物で話を進めていくと。
ピーマンが嫌いだとします。
....
昔、一九九八年から九九年にかけて「夜、幽霊がすべっていった……」という連作を書きついでいたことがある。後に「現代詩フォーラム」に投稿し、個人サイト「21世紀のモノクローム」にも掲載した。
いまさ ....
***
覚えている中で一番古いのは、あの頃のこと。
あの人は確かにいたのだ、私の腕の中に。
美しい娘だった。白亜の城に住む、姫君。二十歳になったら国を継ぎ、女王として世を治めることを ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル
投稿者
Point
日付
原点
Yousuk...
1*
06/3/13 12:10
作者と読者の対話
〃
3+*
06/3/12 23:35
「3.ブラウン博士の謀略」
uminek...
3*
06/3/12 17:38
途中から酒が入り、薬ともあい混じって、多分翌日は忘れているで ...
奥津 強
1
06/3/12 1:51
oldsoup氏は電車の乗り方も知らない — ×欠席します
黒川排除 (...
0*
06/3/11 8:45
歌を詠もう。
キリヱ
0*
06/3/10 22:38
コメディに関する考察
角田寿星
5*
06/3/10 22:15
オタク扱いされるのが嫌いな僕がメイド喫茶に行った話し
海月
4*
06/3/10 19:10
インターネットとそれぞれの世界
Yousuk...
5*
06/3/10 11:04
批ギ ティラノサウルス『放牧』
黒川排除 (...
1*
06/3/10 2:22
小説「料理とワイン」
緑茶塵
1
06/3/10 1:08
「ばあちゃんの不思議なラーメン」
do_pi_...
3
06/3/8 18:29
疑うことのしんめとりしてぃー(XXX向け)
竜一郎
1
06/3/8 16:31
犬の名は全て一郎 (お暇な時にでも読んで下さい・・・ ...
[group]
ふるる
10*
06/3/8 12:09
「2.ルイーズの空」
uminek...
9*
06/3/7 23:48
【批評ギルド】『早朝』 桐原 真
Monk
5
06/3/7 20:48
野田秀樹『贋作 罪と罰』を観る
田代深子
6
06/3/7 19:34
最近、気になること。
※
1
06/3/6 20:53
ヒビワレ
よーかん
1*
06/3/6 0:20
【やまだくんへ〜今もまだ笑っているのかい〜】
[group]
仲本いすら
3*
06/3/5 20:16
メイド喫茶検討会 議事録 01
Monk
10*
06/3/5 17:04
お生れなさい
ヤギ
15*
06/3/5 4:30
黒ぶちと猫
よーかん
2*
06/3/4 20:47
3月
日朗歩野
3
06/3/4 2:42
稲村つぐ詩集「四線譜」を読みて
三州生桑
2
06/3/3 22:08
美しいもの
竜一郎
1*
06/2/28 15:47
「1.せつなさとゆう魔物」
uminek...
9*
06/2/28 7:53
嫌いについて
海月
0*
06/2/27 16:05
「幽霊」についての私的覚書
岡部淳太郎
5*
06/2/26 21:54
「再生」(novel)
とうどうせい...
5*
06/2/26 18:51
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【散文(批評随筆小説等)】
散文詩は禁止。
散文詩は自由詩のカテゴリへ。
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