この世界には才能と呼ばれるものが存在する。
その行為に適した体、または脳の作りが才能の正体である。
例えばプロ野球選手の場合。
常人なら飛んできたボールを脳で分析し、
次の行動を脳で判断し ....
詩響詩に即いて
音とは空気の振動によって起きる空気の密粗密による波。
文字とはその音、言い換えれば空気の波に与えられた平面での形。
音響詩とは、意味を持たせずその波の組み合わせだけで精神に作 ....
一度だけ、神の存在を感じた事がある。その日私はホテルで恋人と過ごしていた。
その時私はコカインを吸っていて、恋人は隣で微かな寝息を立てていて。
私はぼーっと仰向けになって、定かではないが、恋人 ....
癒えぬ傷跡、
それとも病月の劣情なのだろうか
白く飛んだポラロイド写真のような
明け方に私はきみの体温を求める。
ただ只管に。
低くて甘い声
あたたかい指先
触れれば輪郭はやわら ....
『ヴァルキリープロファイル2−シルメリア−』を買った。
それはもう映画のような、それ以上の完璧なまでの美しさ。
こんなものを作れる技術を持った日本に生まれたことは幸せなのかもしれない。
意外 ....
「もっしー?」
「もしもしもしもしー?」
「はは、けんちゃんまだそれやってんの?」
「やってるよ流行らせるよ今年あたり」
「は、そっかぁ。じゃああたしもやろっかな、もしもしもし ....
私は訳あって英語を猛勉強している真っ最中なのだが、
その中で一つ気が付いたことがある。
外国人に「このフレーズはどうして変なの?」とか、
「どうしてこの言葉なの?他のじゃだめ」と聞いても、
....
1.死ぬ瞬間まで死について考えて、考え抜く。それを言葉にする。
それを不特定多数の人に発信し続ける。
死ぬ瞬間、と一口に云っても、私がどういう風に死ぬのかなんて分からない。早々に交通事故死か ....
僕は、あの回転扉ってもんがどうにも恐ろしくて
どうしても、ヤツがいるビルなどには近寄れないのだ。
まるで悪魔。
まるで魔物。
まるで化け物。
いや、さすがに言いすぎなのかもしれないが ....
こうしてぼくはあなたに手紙をささげます。
今までずっと言えなかった。
それを今、こういう形に変えて、あなたへ。
お元気でしょうか。
あれからずっと、ぼくはあなたの代わりとして、
役目を果 ....
詩を何かに例える人がいます。
それは、人によって異なります。
当たり前ですが、何も例えない人もいます。
そんな中のある二人の対談です。
詩を料理とするの人の心構えはこうです。
「単語は料 ....
世の中には二種類の人間がいる気がする。
人より前に出ようとする人間と
人の後ろに下がろうとする人間。
前に出ようとする人間は周りから煙たがられる。
謙虚ではないと囁かれ、傲慢だと罵られ ....
サンボマスターの山口隆は、『そのぬくもりに用がある』のMCで、「言葉にならないからギターを弾くわけですよ!」と叫ぶ。この叫びを突きつけられたとき、思わず立ち竦んでしまった。そして、立ち竦んでしまった ....
指を舐めて、そっと笑う君。
くすぐったいと、言う私に対し、強引に体をくっつけて、
「愛してる」を謳ってる。
君が、「愛してる」って謳ってるのと同時に、私はその心地のよさに、ずっと酔っていたいと ....
何を言ったかが問題じゃない。
誰が言ったかが問題なんだ。
全く同じ事をしても、あの人とこの人じゃ評価が全然違う。
これは明らかな差別だ。平等が犯されている。
みんなはそれを実に素直に受 ....
この漫画をご存知の方はいますか?
知らない方が殆どだと思いますので、購入してくださいね。
で、この漫画のどこら辺が良いのかと聞かれますと、
現実に近い恋愛なんですよ。
多分、恋愛と聞いて読みた ....
象徴的貧困という単語を今朝のニュースで聞いた。
今日の日本ではメディアが異常なまでに発達し、
必要な情報はもちろん、必要もない情報までが、
ほぼ完成された形で頭の中に流れ込んでくる。
....
小僧だった頃。
テレビに映っていた、
そのチームでは。
肌の黒い人も肌の白い人も、
同じぐらいうまくって、
パスの呼吸も、
ぴったり合っていて、
....
奇術には、
タネもシカケも、
ある。
だからこそ、
再現できるのだ。
前任者のTは、
こう言った。
「わたしの教則本は、
五百ペー ....
この本をご存知の方はいますか?
いたところで何も出来ないんですけどね。
逆に読んだことない方や今、読んでいる方はいますか?
その方には、多少内容が分かってしまうのでごめんなさい
さて、前回 ....
オースティンパワーズは言っていた。
「今は自由と責任の時代だ」
自由を主張するのは何をするにも都合がいい。
だが、責任は重荷になる。自尊心を傷つけるストレスにもなる。
今の社会を見てい ....
まぁ、とタイトルに打ち込む際、半角英数字になっていたものだから、malaとなんだか早朝からアダルティーな気持ち。それこそどうでも良い。
なにがどうでも良いのかと言うと、ぼくは詩が好きであると言え ....
戦中戦後の「マチネポエティク」から現代の「中庭詩集」までの定型詩の試みは、口語自由詩のとめどない散文化への警鐘であった。それは個々の作品うんぬんよりも、饒舌冗漫でいつ果てるともない詩法へのあてつけとし ....
私が信仰している運命の女神について。
別に彼女を敬っているわけじゃないし、他人に信じろと強要する気もない。
俺自身、こんなのは馬鹿げた妄想だと思うのだが、
それでも、そこに何かがいる気がして ....
―小学校の運動会の無邪気な子どもの声。
反戦が叫ばれる必要のあったとき、運動会を自粛した学校はあったのであろうか。こうして遠くから聞いてると、戦争ごっこにしか聞こえないのだが。運動会は、君 ....
{引用=
憂いの王、ルードリッヒ二世。
芸術の森と白亜の城に棲みながら、生きる屍も同然の暮らし。
エリザベートへの生涯変わらぬ愛。そして悲恋。
ワーグナーの裏切り。
ああ、なんて残酷。なんて ....
意外な展開を。
先の読めない展開を。
今までにない展開を。
そうでなければ進歩がないから。
今あるものにはもう飽きてしまったから。
ありきたりなものは売れないから。
客の入らない映 ....
現代詩フォーラムで自分が好きなのは、ゲストブックのごあいさつの部分。はじめの一歩だね。
入会するには、いろんな儀式がある。まず、ハンドルネームを決めなくちゃいけない。本名でやってくかっていわれる ....
私が昔住んでいた家のすぐ近くに火葬場があった。晴れた夏の日によく、煙突からにじむ煙を無邪気にながめていた。そんな記憶がある。
私の祖父が亡くなったのもそんな季節のことだったけな。もう、5年も経 ....
何か書くと誰かを傷つける、つー話はすでに書いた。今回は、すでに何かを書いて、そのあと何も書かずにいたとして、「何も書かないでいる」そのことによって誰ぞを傷つけることもあるのよとゆーことを書きたい。最初 ....
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