ところで、幻聴と云う、一風変わった立ち振る舞いをする声のことを皆さんはご存知だろうか。
僕はそれが聴こえる方の人間である。いつからかというと十九歳のときに聴こえ始めた。そのちょうど2年前 ....
昨日、私は母校のブランコを見ていた。
揺れる姿はまさにブランコ・・・
でももし私が生まれて初めて「ブランコ」という物を見たら、
果たして「あ、ブランコ」と思えただろうか・・・
....
「折り入って相談があるんです。」
昨今この国では容易に学校へ忍び込ことができない。
僕が小学生だった頃よりも夜勤警備員の数が二人ほど増えていた。
ある夜の帰り道。酔いの勢いを利用してフ ....
まずはこちらの詩をご覧ください
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「われら、居酒屋にあっては」
我々が居酒屋に居る時は
場所が ....
祖父は人望があり教養があり武道にも長けていて体つきも良く美男で髪の毛が黒々としていて緩やかなウェーブを描いていてふっさふさだったらしい。
俺の近所には日本で初めての民間飛行機場があったというところが ....
何度決意しただろう。夕焼けがビルの翳を伸ばすのを見ては決意し、朝焼けが足元の塵を照らすのを見ては決意した。
腐る卵の臭いを嗅ぎ、内臓を脳裏に思い描くような。
タフネスとはいえぬ足取り。
若 ....
朗読するときのユーリさんの自意識過剰はメタである。他の人の自意識過剰がストレートに発せられるのとは異なり、彼女はじぶんの自意識過剰をメタレベルから冷静に観察していて、それにいらだちながら読んでいるから ....
怒らないと次に進めないので、怒ることにする。特に特定のもんに怒ってるわけではない。今はじめて怒ったわけでもない。あまりにも怒らないで我慢してたので、なんかもう滅茶苦茶に怒りたいのだ。ちょっと前のことだ ....
どこの誰のせいで、とは言わないけど、つーか言えないけれど、私はこないだからだいぶおかんむりで、イライラしまくっている。イライラを吐き出さなくてもそれほど精神衛生を悪くするということはないけれど、少なく ....
もうすぐ、お祖母ちゃんの一周忌です。
あのとき、お祖母ちゃんに一年後に、せいちょうして帰ってくるからね、そういって山形を発ったのに、ぜんぜんせいちょうしていません。
だから、あと1ヶ月の間に、 ....
日本において詩は、難解であるか平易であるかというふうな語られ方をされやすい。詩作品をいくつか並べてみてどれが難解でどれが平易であるかというのは、誰にとってもわかりやすい物差しであるから、そうなってし ....
この手紙を、送るのに、何人の手を経由したと思う? きっとびっくりするよ。まったくこんな世の中じゃ、何をするにしても一人じゃ、不都合なことだらけです。そっちに荷を送るにしても、国家資料室からスパイが音 ....
ボクは釣りが好きです。
特にルアーやフライなんかの擬餌を使った釣りが好きです。
でもあんまり釣れないものですから、自分の腕を棚にあげて、市販品を信用しなくなり、そうした擬餌を自分で作っていたりしま ....
という問いには自分なりに一つの結論を持っている。
「現代詩は難しい?」
と聞かれたら、いつもこう答えるようにしている。
「難しいものもあるよ」と。
以前こんなことを書いた。 ....
お月見団子を作った。
ついでにお月見にちなんだ話を一つ。
その昔、十五夜にお月見をすると…
十三夜(10月11日)にも同じ場所にてお月見をしないと
それは「片見月」と言って縁起が悪い ....
一国一城一人の皇帝、腸捻典之に也ます朕。
帝たる朕のもの、尽力すれば為な疑問の民。
そ問答り打つ汝と朕、似たるの睨ツ子。
そ刻刻をば記録する〜諭す〜という、宵な一興でもある帷。
ここに一般公開 ....
クラッシック音楽については小中高の音楽の授業で習った程度の教養しか持ち合わせないし、普段、クラッシック音楽を聴くことも無い。
それに五十近い歳になった最近では、クラッシック音楽というものはよう ....
批評とは渡り鳥の視点である
批評とはぬくもりを求めて彷徨うハーメルンの笛吹きである
批評とはスーツを着た読書感想文である
批評とはD.I.Yの折り畳みチェアである
批評とは仲間はずれの武力介入 ....
理性・抑制・常識とか教義とか正義とか悪とかという枠は社会にとっては必要なものだが個人の感性の拡大にとっては邪魔以外の何者でもない。それも仕方のないことだろうとは思う。個人の感性の無制限な拡大は ....
[牛乳を一滴垂らした珈琲に、牛乳が散らばっていく。散らばった牛乳は気まぐれに集まったり、散らばることに飽きたりしない。珈琲が冷めるのに従って……着実に拡散する]
おとなしく大工をやってりゃ ....
ー自由に拘束された現代の叫び、アイ・ドント・ノウというバンドについてー
ドキュメンタリー映画「マホウノセカイ」に登場したバンドは、「アイ・ドント・ノウ」といいます。彼らは、最新型、踊れる ....
[熱を低温の物体から高温の物体へ移動させ、それ以外に何の変化も起こさないような過程は実現不可能である]
科学者クラウジス(クラウジウスの原理)
[美はあらゆる所に]
芸術家ロダン
....
絶えず変化する状況に対応する。何が起こるか分からないなかで、起こった一つひとつを認識し、分析し、それに対して何が出来るのかを判断し、最適な行動をしてこちらのダメージを最小限に抑える。抽象的だけれど、 ....
寂しがりやが多い
社会の構造が変わってきたからかもしれない
俺だって寂しがりやだ
寂しいから人を殺したり
寂しいから自殺したり
人は色々だ
ある女性から彼氏の話を聞いた
自分 ....
夜が明けた。風呂なしアパートの一室にも太陽の光は差し込む。隣で友人は眠っていた。友人は寝言を言う。遠くで鳴く雉の鳴き声のような寝言だった。友人を見る。友人は眠ったままだった。パソコンの画面が光ってい ....
今回紹介するのはAWC秋田ポエトリーリーディングの世話人でもある、鈴木いく子さんの詩集『空気で伝えて2008』です。
これまで彼女が自作されてきた本や、秋田県でよく読まれている新聞「秋田魁新報」に掲 ....
僕にとっては日常的な作業なのだけれど、一般的にはそうではないのだろうか、と思った。絵描きやデザインを行う人にとって、2次元化、3次元化、の変換さらに4次元、などといった変化は日常の作業であり、美大など ....
あくまで個人や集団単位での話だけど
本当に自分や自分達にとって
相手が強ければ自分は勝てないわけだから
何らかの意味でも相手が弱くて
自分が強くないとくじけないって事だよね
そうすると弱くな ....
物心がついたのはいつだったろう。幼稚園や小学校の記憶は心の泥土のずっと深いところに沈殿したままだ。記憶なんてものは実に不思議なもので、時間がたつほどに鮮明に思い出せたりもする。それは、人や出来事や物な ....
思い起こせば、北村家には幾つかのルールがあった。
一つ 『チョコレートは食べていいのは一日3かけらまで(板チョコ)』
理由は、チョコレートの食べすぎは鼻血を誘発するからだそうだ。育ち盛りの ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル
投稿者
Point
日付
【心理学批評】幻聴論
りゅうのあく...
3*
08/9/22 20:25
名前
セルフレーム
1*
08/9/21 9:25
「兎」
菊尾
2
08/9/21 8:44
カルミナブラーナより
北村 守通
3
08/9/20 13:31
彼岸
榊 慧
6*
08/9/20 2:30
赤いひと
詩集ただよう
1
08/9/19 16:25
不安定な安定—ユーリさんの朗読について
渡邉建志
6*
08/9/18 21:35
怒りたい。
佐々宝砂
6
08/9/17 23:56
今ここにある現実
〃
18*
08/9/17 23:51
せんそうのこと
くま出没
4
08/9/17 16:12
共感装置の勝利
岡部淳太郎
10*
08/9/17 9:46
さんばんめ
影山影司
1
08/9/17 3:19
詩の批評ってやっぱり難しい【批評とは何か大会参加作品】
北村 守通
3
08/9/17 0:58
現代詩は難しい?
いとう
23+*
08/9/16 13:15
お月見夜話
西日 茜
7*
08/9/15 17:05
睨子問答 一『荒ら屋にまつろわぬものが爪の痕』
人間
0
08/9/15 12:57
ロッシーニ ウィリアムテル序曲 スイス独立軍の行進
A-29
1*
08/9/15 1:07
よっしゃよっしゃ、詩の良し悪しや
キリギリ
1
08/9/14 9:42
詩を書く人のすべてが詩人じゃなくていい
たりぽん(大...
12*
08/9/13 21:10
つぎに
影山影司
0
08/9/13 2:39
ー自由に拘束された現代の叫び、アイ・ドント・ノウというバンド ...
猫のひたい撫...
0*
08/9/13 0:58
はじめに
影山影司
1
08/9/12 4:25
OFFENCE
深水遊脚
4*
08/9/11 2:34
寂しいなら
灰色の夢の中
1
08/9/10 23:12
回覧車Ⅲ
ブライアン
3
08/9/10 21:48
秋田県でいただいた秋田の詩集2 「空気で伝えて2008」
イダヅカマコ...
3*
08/9/9 22:30
想像の中で2次元を3次元化する、についての考察。
プル式
1*
08/9/9 13:43
弱きを助け強きをくじく
灰色の夢の中
1
08/9/8 22:36
The Muddy marines
詩集ただよう
1
08/9/8 2:23
妄想家はかくして創られき【詩とは何か祭り参加作品 〜ちびっこ ...
北村 守通
1+*
08/9/8 1:01
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【散文(批評随筆小説等)】
散文詩は禁止。
散文詩は自由詩のカテゴリへ。
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