ぼくは4〜5年前に、馬野幹くんが以前主催してた朗読会で、映像で流してくれたのを観たんですが、平成3年、蜷川幸雄さんの演出で、当代一流の詩人たちによる屋外朗読会があって、それをNHKが特集で放送した ....  その日は午後一時三十分に出頭しなさいというファクシミリが届いていたので、僕は飼猫の黒猫の代わりに裁判所に出頭することになっていました。僕は電車を五回も乗り継いで裁判所のある駅に到着しました。そして、 .... 日々のひび割れ
 −石川敬大『ある晩秋の週末のすごし方が女のおねだりで決まる』評−


 石川敬大さんは、現フォでは練達の詩人と言ってよい。
 彼の近作に、私にとって妙に気になる作品があった ....
 これはあれに似ているな。バスに揺られながら、そう思う。
 小学校や中学校の頃、校内放送で職員室へ呼び出される感じ。名前を二度呼ばれて、「至急職員室へ来なさい」というあれに似ている。校内放送のスピー ....
 しばらく詩作から離れていて、一ヶ月ちょっと前に自分で書いた詩(「ぐっすり消化する」)を読み返してみた。まず、あれこんな詩書いたっけ、と首をひねってしまった。それから単語の切れ切れを見て、ああそういえ ....  日本の詩が人々にどのように受け取られてきたかという詩の受容の歴史を考えると、近代詩と現代詩の間で大きな切断線が横たわっているのを誰しも感じざるをえないだろう。それは、近代詩は人々の間に幅広く受け入れ .... 土曜日の夕方、近所のスーパに向かった。店では月曜に発売するはずの週刊誌が売られていた。時刻は5時を回ったところで、店内には小学生や部活帰りの中学生に交じって仕事を終えたばかりの会社員や作業服を着た男た .... 以前、作家の佐藤亜紀さんが『ユリイカ』で、批評とは西瓜割りみたいなもんだよ、という趣旨のことをちらっと書いていて、なるほどうまいことを言うもんだなあ、と思わず膝をたたいたことがあります。引用してみ ....  口語自由詩と散文との違いは正直よく分かりません。
それでよく詩を書いていると言えるなっと詰問されたら「ごめんなさい道楽でやっているものですから」 とでも謝るしかありません。
そんなことどっちでも ....
 「5号は、全体的に、許しとか、ほんのり希望、というものを感じました。特に示し合わせたわけではないのですが」とは、同人の遠海真野の言葉だが、『反射熱 第五号』の詩は、確かに一定の方向性を持っていた。そ .... いよいよ帰国の日となりました。朝の6時半に乗り合いジープに乗るつもりだったので、6時に出発することに。

5時50分にフロントに行ってみたのですが誰もいません。前日ホテルマンに6時にチェックアウト ....
詩はどこで生きるか
 =朝日新聞谷川俊太郎インタビュー
  「詩はどこへ行ったのか」から考えた事=

 世間的には、詩集も詩論も人の目に触れる機会はどんどん減っているように
私には思える。ア ....
十年の、事実
プテラノドン

メインレースは悲惨な結末、突風に吹き荒れた
駐車場を後にした。
赤信号に変わろうかという時に友だちが言った、
大外からまくれるぞ。俺たちなら行ける。
僕はア ....
 駅前のカフェでサリンジャーの短編小説を読んでいた。ブラインド越しでも西日がきつく、窓を背にする席を選ばなかったことを後悔した。木製のイスも座り心地はよくはない。空調も若干効きすぎている。要するに .... 世界は人間なしで始まったし、人間なしで終わるだろう

        ーーークロード レヴィ=ストロース『悲しき熱帯』より



「4年に一回、すっごく泣きたくなる年がくるの。」
「 ....
 間もなく日付が変わるのと同時に、遂に、第4回批評祭開催です!


 今回は事前告知の方法をいろいろと試してみました。おそらく効果的であったとは言い難いのですが、その過程での一番の収穫は「サイト ....
・・・・ちぇッ。ったく、分からんやっちゃなぁお前は。だからやで、もっかいゆうたるからちゃんと聞いとけよ阿呆。ほやからな、二三発バットで頭どついたかてな、人間そんな簡単に死なへんねん。分かるか。 .... 久しぶりの晴天でした。山の天気は変わりやすいと言いますが、ダージリンに到着してからはずっと曇り空で、雨に降られていました。
今日は空が青く、雲が白く、景色がくっきりとしています。観光ができる最後の日 ....
 君が東京につく頃までには、この手紙を書き終えたい。そして君が東京を去るときまでには、この手紙が君の下宿先のポストに入っているようにもしたい。難しくはないんだ。余計なことは書かず、必要最低限だけを .... タイガーヒルツアーに参加してきました。ヒマラヤの雄大な展望が眺められる絶景スポットで、ここから日の出を拝むことがダージリン旅行者にとっては外せないイベントみたいです。

朝の3時半にホテルのフロン ....
今の自分がどうであろうと、

過去の自分を知る人の前では相手もその過去の記憶の情報を基に接してくるのであり、

むしろそういう答え方を求められているのであるから、

過去の自分を演じ ....
(※今から書くことは、かなり飛躍した考えで、矛盾に満ちている。私自身、今から書くことを本気で考えているわけではない。本気で書いているとしたら、あまりにも宗教じみてもいる。なぜ書いているのかというと、ふ .... ここに参加してから6カ月以上たちました。

当初「ゲイジツって……」という散文でいろいろ現代詩は気味悪いと書き、芸術を標榜するサイトもゲロがクソを批評しているようだと書いたら、OHさんあたりからも ....
 限界なのだ。という声が聞こえた。
 見ると綿雲がぶるぶると震えていた。
 空が震えているわけではない。空を支えるものが震えているのだ。
 いよいよその時が来たのだ。
 私は日々の糧を得るため ....
 詩集の表紙には闇夜に浮かぶ舟の漁火が、誘導するようにふわりと灯り、
誘われるまま詩集を開くと、霧の中に佇む一艘の小舟の写真が出迎えていた。
山中以都子さんの詩集『水奏』は、もうここから始まってい ....
飛行機の国内線でバグドグラ空港へ飛びました。ここから乗り合いジープで標高2134メートルに位置するダージリンを目指すことになります。

空港で若いインド人夫妻に声をかけられました。一週間前まで大阪 ....
  けふも又減少したり生命力生きる力も日々に衰へ 攝津正

 歌作の心得のある者には失笑の一首であろう。上の句と下の句は同義反復したに過ぎない。しかし「けふも又減少したり生命力」はユニーク。
 ....
ヴィクトリア記念堂に行ってきました。当時、インドの皇帝も兼ねていたヴィクトリア女王を記念して造られたもので、純白の大理石を使った美しい建物です。
カルカッタの中心にあり、広大な公園に囲まれていました ....
電車のつり革につかまり、揺らいでいる男性。
おそらく、電車が止まる度に生じる力に抗する力を持っていないのだ。
男は頭をうなだれている。
よろめく姿から想像する。
彼は、今眠くて仕方ないのだ。
 ....
 ものごとを客観的に捉える時、「絶対」は存在しない。客観性というのは事実をもとにして考える視点なのだから、主観的な発想は極力削除すべきなのだ。ものごとは流動的であり、定まったものや確かなものは何一つな ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル 投稿者 Point 日付
【批評祭参加作品】詩人は、ことばだけで勝負するんだ!?[group]角田寿星10*10/1/10 12:51
たぬき裁判……とある蛙5*10/1/10 12:10
【批評祭参加作品】日々のひび割れ −石川敬大『ある晩秋の週末 ...[group]大村 浩一810/1/10 0:27
呼び出し瀬崎 虎彦2*10/1/9 23:19
【批評祭参加作品】逆KETIPA——極私的な詩のつくりかたと ...[group]KETIPA5*10/1/9 23:13
【批評祭参加作品】近代詩と現代詩の受容の違いについて[group]岡部淳太郎4*10/1/9 20:17
変わってねーのは夕日だけプテラノドン210/1/9 19:50
【批評祭参加作品】西瓜割りを見物する人の群れ(詩における批評 ...[group]角田寿星10*10/1/9 16:57
【批評祭参加作品】口語自由詩と散文との違いは何か[group]……とある蛙7*10/1/9 15:28
【批評祭参加作品】原罪と救済のパレード(反射熱 第五号)[group]古月3*10/1/9 15:01
インド旅行記18(ダージリン→デリー→成田)チカモチ3*10/1/9 12:05
【批評祭参加作品】谷川俊太郎インタビューから考えた事[group]大村 浩一13+*10/1/9 9:38
【批評祭参加作品】好き勝手言わせて貰う【十年の、事実】[group]虹村 凌2*10/1/9 8:09
透明で無害な煙草、倍速で行われる会話、無目的的な快速電車robart110/1/9 2:46
冬の博物館の前で110/1/9 2:45
第4回批評祭開催にあたって(2)相田 九龍110/1/9 0:01
レクチャー捨て彦110/1/8 21:24
インド旅行記17(ダージリン)チカモチ410/1/8 10:16
消印のない手紙——参考資料⑥robart110/1/7 2:13
インド旅行記16(ダージリン)チカモチ410/1/6 19:28
過去の自分を演じる仮面飛べない豚010/1/6 14:36
勝利という概念は記号の罠だ 仮説メモ結城 森士3*10/1/6 11:55
現代詩フォーラムに参加しての感想……とある蛙12*10/1/6 11:32
今にも落ちてきそうな空をみた影山影司610/1/6 0:27
山中以都子詩集『水奏』渡 ひろこ5*10/1/5 19:26
インド旅行記15(カルカッタ→ダージリン)チカモチ410/1/5 19:14
歌人 攝津正A-291*10/1/5 0:30
インド旅行記14(カルカッタ)チカモチ310/1/4 12:06
芦毛の伝説ブライアン110/1/3 19:18
当たり前のことを忘れないために 走り書きメモ結城 森士1+10/1/2 19:48

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【散文(批評随筆小説等)】散文詩は禁止。散文詩は自由詩のカテゴリへ。
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