弁証法的唯物論と云うのがある。「階級闘争」に点いてはこれに比類する論は無い。
生半可の「唯物論」を自己の是とする者は多い。甚だしく考察不足と言わねばならない。
「人間機械論」を改めて持ち出し議論す ....
Oggi, talvolta i relazioni legati fra i poeti "on line" si sembrebbero un po' strani,  .... 女子十二楽坊のはなしではない。
もちろん彼女たちもまるで天女のごとく神々しく映るのではあるが。

僕の中学時代のマドンナはピッコロを吹いていた。
紛れも無くルノアールの美少女にも似た麗しのいと ....
宝籤のしっぽの先はあいかわらずまちがいみたいにほんのわずかに白い。


まずはじめは、(はじめっていうのは、16歳という意味だけど)、愛されていないと思っていた。愛というのはとても遠くにあり ....
線路の上をただひたすらに走る毎日は、それが仕事とはいえ時につまらないものに見えてきます。

そんな時でした。あなたに出会ったのは。

午前八時三十五分、あなたは反対車線からやってきます。
マ ....
昼間、つめたい雨がすこし降っていた。音もしないでしずかに、「長く」というかんじで降ってくる雨。

母親になった友人と、これから母親になる友人と、母親になる予定のない友人とわたしとで会った。生ま ....
 よしみさんは普通の女の子でしたが、勉強がきらいで遊んでばかりいました。
そしてお父さんやお母さんに叱られる度に、
「ああ、嫌だ嫌だ。どうにかして勉強しないで学校を良くする方法はないかしら。」 ....
 吉田朝足氏はきのうきょう来日した帰化人ではない。
 築二十七年の邸宅は、バブル高騰の直前に七千八百万円で購入した。

 それでテニスコートもプールもないのか。
 と、訪れた親族を次々に絶句さ ....
 貿易商の吉田氏は婿養子ではない。
 三十二年前に悩んだ末、帰化の際に夫人の姓を選択したのだ。 
 実際問題、外語表記は簡素に限る。姓のサッタラジャハンニを漢字に直
せば最低五文字を要し、それで ....
 
 
昔、秋田の実家を出て、仙台で暮らしはじめた時に、父が大切にしていたラジカセを、私にくれた。
私は、父のラジカセを、しばらく使っていたけれど、CDプレイヤーもついてなかったので、時代の流れ ....
 2008年7月19日の土曜日 千葉県安房郡丸山町、現在は町村合併で南房総市となってしまったが、そこの白子地区にあるローズマリー公園での詩朗読公演「南房総ポエトリカル・アンソロジー」朗読詩人団コトバナ .... 貧困に手助けをする
格差という文字を目の前にするとき
そうして土地問題を考えると、どうしてもグレーな景色を思い描いてしまう。
世の中を支配したいという欲がある
しなければならない帰属者を
 ....
※ 本文章は2013年1月15日から始まりますHHM(ひひょうまつり)の作例としてcaseがでっちあげたものです。引用や作品論など「HHM要項(http://po-m.com/forum/showdo .... 南三原駅

{画像=121123133657.jpg}

絵が描けないので代わりに写真を載せているのだが、そんなに多くを載せるわけにもゆかず、文章を多く書かねばならない。 読む方には難儀なこ ....
+剥離+呼吸+孤独+写像+


1.はじめに

 光冨郁也の詩は白磁のように硬くて白くて滑らかだ。硬さは、詩語の硬さでありまなざしの硬さであり何よりも孤独の硬さである。白さは、詩世界を覆う光 ....
 コーヒースレッドとともに私のコーヒーライフも大きく変わりました。言葉にして書き出すことは、自分が普段何気なくしていることについて、あらためて意識して考える機会をもたらしてくれます。書き込んでくれるユ .... 安いワインに合うつまみばかりくわしい男のひとのことを好きだった。朝といっても良いくらいの深夜にいつもちがう場所でお酒を飲みながら、ぽつりとそういうことをつぶやくので一度など缶詰と大きなライターをコ .... プロセスを無化させるためのプロセス


 伊達風人とは同人誌「kader0d」(カデロート)を一緒に作った仲だ。伊達は無口な男だった。電話をしても余計なことは話さない。勢い私ばかりしゃべることに ....
実家にはいま父と母が住んでいて、いまは、黒い子犬も住んでいる。
母が名付けた、「宝籤」という意味の名前を呼ぶと、尻尾と耳をすこしふって転げてくる。それも、この二週間でずい分としっかりした。
宝 ....
小さなあまりにも小さな


小さなあまりにも小さな
ことにかまけて
昆虫針でとめられた一羽の蝶のように
僕は身動きひとつできない
僕のまわりを
すべては無声映画のように流れてゆく

 ....
いつもスポーツとメカニズムにはコンプレックスを持っていたと思う。
でも好きなのだ。

たとえば本当はクイーンがとかカレンカーペンターが大好きなのにあえて反骨のかたちを
繕っていたのだろう。
 ....
もう、十一月だ。
現フォもすっかりサボッてるけど、ここんとこ畑仕事もサボってる。
十一月は関西では玉葱の植え付けシーズンです。休日の朝、買ったばかりのラパンに乗って、玉葱の苗を買いに行きました。十 ....
人は生きていく上で様々な困難にぶつかる。その最たるものは、人間との関係である。
脳裏に描いた通りの道筋を邪魔する人たち、そういった人たちに対して、敵対関係になる、
そこまではいいが、それ以上踏み込 ....
現代詩フォーラムでは「香瀬」で登録しています、caseです。
この度は「HHM(ひひょうまつり)」の開催についてご連絡さしあげます。


+++


相田九龍氏が主宰しておりました「批評 ....
■僕らが17歳だったころ

1971年。17歳の南沙織は「17歳」という、そのまんまやーん!な曲名をひっさげ、鮮烈なデビューをかざる。
そしてその18年後の1989年、同曲のカバーが森高 ....
 さてこれは一つの『山月記』論である。
 
 リルケの「若き詩人への手紙」(新潮文庫)の豊かで人を救う敬虔な文章に、
 ぼくはすっかり夢中になっている。
 だが、それだけではまるで読書 ....
友人からのながい電話を受けていると、耳もとで言葉がばら、ばら、と雑音のように崩れていく。夜。夫は仕事のあとに飲み会があると連絡をくれた。冷めてしまったスープ、かたくなったパン。きのうやっと出してきた、 ....  あのですね「救荒食物便覧」と云う書物がありまして、恐ろしく高価だったです。
なんでそれを読まねばならなかったか。其れについて少しばかり述べましょう。
わたくしは小学校入学以前の年齢であったと記憶 ....
1)たくてんが消えた夜

「さるソハ」 (ひんほうにんの家)

老爺: このくそ母あ、汎飯に猿ソハ足す奴かあるか。
老破: くそ死屍い、人並みに枷い手から聖托言いな。
中年嫁: お示威ちゃ ....
“あなたの詩は、なんというか
 詩人の書いた詩ではなくて
 詩人になりたい人が書いた詩だ――。”

と、黒づくめのその人は言った。



“かたくるしい詩だね。”

とだけ愛嬌たっ ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル 投稿者 Point 日付
今一度ドクダミ五十...0*12/12/7 23:34
沈黙に動坂昇1*12/12/6 18:05
器楽女子的幻想梅昆布茶312/12/6 15:41
宝籤はるな012/12/5 21:06
午前八時三十五分、恋に落ちて(掌編小説)そらの珊瑚5*12/12/2 13:54
雨、犬、つむじ、台所のことはるな312/11/28 23:26
牡丹ねむみちゃん412/11/28 1:19
インド人 吉田  (後)salco3*12/11/28 0:36
インド人 吉田  (前)2*12/11/25 23:43
父のラジカセ小川 葉612/11/25 19:48
南房総ポエトリカル・アンソロジー  その2あおば2*12/11/24 14:04
格差アラガイs3*12/11/24 4:18
【HHM参加作品】ぼくらはみんな詩んでいる!——草野心平「冬 ...香瀬212/11/23 19:10
南房総ポエトリカル・アンソロジー  その1あおば3*12/11/23 13:55
光冨郁也詩集『バード・シリーズ』あとがき葉leaf212/11/21 6:54
「良い豆」考深水遊脚2*12/11/19 15:23
日曜日の夜はるな312/11/18 21:52
伊達風人詩集『風の詩音』栞葉leaf612/11/18 5:45
犬のこと[group]はるな512/11/16 8:41
黒田三郎詩集 現代詩文庫を読む葉leaf10*12/11/13 17:28
僕たちは何ものなのか梅昆布茶412/11/11 1:35
眠れないパンジーたま18*12/11/8 21:07
我が敵に寄する讃歌杉原詠二(黒...0*12/11/8 17:42
HHM要項香瀬612/11/8 14:51
しもつき七さんがオバさんになっても(HHM開催にあたって)コーリャ20*12/11/7 14:54
リルケから若き中島敦への手紙すみたに012/11/7 4:44
カーペットのこと[group]はるな412/11/5 22:24
本と神田とジジイドクダミ五十...2*12/11/5 9:30
たくてんか消えるsalco5*12/11/4 23:34
その一人の為に。元親 ミッド2*12/11/4 16:46

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