詩を書く人は何かの痕の上に立っている。何かと闘うわけでもないし、何かと妥協するわけでもないし、何かと和解するわけでもない。その「何か」はもはやそこには存在しないのだ。しかしその「何か」の痕はくっきり ....
まどみちおさんの訃報に泣いている場合じゃない!ので、。ちょっぴり、あわい思いでなんかをですね。恥ずかしながら書いてしまうことにしました。
たぶん1996年頃です。フォンレター送りました。まどさんへ。 ....
「古池や蛙飛び込む水の音」には「山吹や蛙飛び込む水の音」というものがあって、いやいやそれは門下の誰々が云々で、みたいな話がありつつも、これが推敲の道筋みたいなものなんですよね、蛙飛ンだるだったやつも ....
むかし、ぼくが田舎で少年をやっていたころ、野性の動物が家の周りを彷徨いていた。畦を通れば、蛇が逃げ、イタチやムジナに出会うことも、珍しくはなかった。イノシシは畑の作物を喰い荒らしていた。雪の日には山 ....
二月末には毎年わたしの誕生日がある。ことしは、実家にいるので、そして妹も帰ってくるというので(姉は仕事のため帰ってこられないのだという)、安心してホールケーキが買えるわねと母が笑った。
妊娠のためと ....
和歌や短歌などについて まったく経験のない私が、節分祭と名をうち
無謀にも 五七五で
ポイントなしの レスをつけさせていただこうという企画をやらせていただきました。
クレームを お茶目な節分祭は ....
違和感が好きだ。じぶんの居場所をグラグラさせてくれるからだ。違和感をそのまま受け止めきれず、じぶんの中で正当化するとき生まれる摩擦熱で焼かれそうになる感覚がすごく好き。おれが俳句を好きでいて、かつそ ....
電話はだいたい突然だけど休日をアクティブにだらだらしようと思っていたら突然モエモエからランチに呼び出されて駅前の定食屋で待ち合わせた。酢豚定食をたのみ、どうしたのと聞くとやっぱり好きな男のことで、やっ ....
「詩なんか」書いてる場合じゃない。
「詩なんか」書いたところで何にもならない。
そういう思いが、いまの私に皆無かと問われたら、答はノー。
でも、一割、二割ほどの気持ちのノー。
その ....
期待されたメダルへの重圧がなくなったからだろうか…画面に映し出された開始前の表情からは力みが取れ、いい演技が予感できた。
そして思ったとおり、久しぶりにトリプルアクセルを成功させた浅田真央のフリ ....
「うたくじら〜男性合唱、ギターと鳴り物のために〜」雑考?
曲は作者曰く
~響きの遠近として、母体的な音響を発する六人の独唱群(黒子的な~響きの島~)~から男性合唱「うたくじら」は始まる。
....
「うたくじら〜男性合唱、ギターと鳴り物のために〜」雑考?
んで、とりあえずテキストをよく見てみることにした。すると少しヒントみたいのがみつかった。
多分若林先生は「うたくじら」にも採用 ....
「うたくじら〜男性合唱、ギターと鳴り物のために〜」雑考?
メビウスリングの読書会の三好達治先生の「ゆき」という詩を見てたら、若林千春先生の「うたくじら〜男性合唱、ギターと鳴り物のために〜」ってい ....
{引用=
coda 3 かいぞく
死で命どころじゃなかった
命で死どころじゃなかった
妖精の幼生 があらゆる
名前のない薄暗がりで生まれていた
雨、と叫んでいた
それはもう、もの ....
次元の狭間に巻き込まれるようにして、0と1の波間で揺れる「記憶」という名の島がありました。
島の中央には青白くそびえ立つ監視塔があります。
辺境にはひなびた村があり、そこにペルディーダという ....
昔、ちょうど今くらいの季節だったかな。
クラスに石川っていうのがいてね。嫌な奴でさ。
ちょっと小太りで、狡賢くて。
運動は苦手だったんけど、
人を馬鹿にして笑いをとるような奴だったんだ ....
あら、また来たの、と祖母は言う。
ああまた来たよと私は答える。そうは言うものの、彼女が孫である私のことなどこれっぽっちも覚えてやしないので、私はまたいつものように自己紹介をした。
それが ....
‘フォーラム’ って単語を辞書で調べたら、古代ローマの中心地に設けられた広場、転じて公共的討論の場、商取引の場、などなどと説明されていた。そっか、ここは討論の場なんだと思った。ただ単に書いたものをベタ ....
いつもは飲むより食うのが得意なモエモエが今日は酎ハイを4杯も空けている。多分バレンタインが近いからだろう。いまモエモエは彼女のいる人が好きなのだ。どうしようもなく好きなのだ。恋する乙女はよく酒を飲む。 ....
ましろな朝。静かな朝。まだ誰も踏んでいない雪はどこまでも、白い。
「雪とけて 村いっぱいの 子どもかな」小林一茶
雪玉を投げ合う無邪気な子どもたちをみつめるまなざしのなんて優しいこと。 ....
■ 清野雅巳さん『それが男や』http://hibariryouri.web.fc2.com/11/kiyono.htm
『雲雀料理11号』の幕引き。料理に満足したあとの熱いお茶のような一品。
....
1
H:「もっと前に,きみに出会ってたらどうだっただろう,って考えてたんだ」
S:「もっとステキだったかも知れないし,もっとつまんなかったかも知れない」
H:「プラスマイナス…ゼロ…」
S:「 ....
批評というものが、何か新しいものを創造する表現であるとするならば、私の書くものは批評ではない。私の書くものは、作品と理論とがかみ合ったところで互いがどのように相互融解するかであって、そこに登場す ....
私はかつて、「詩人はかくあるべき」という詩人像を強く抱いていた。詩人とは何よりもその否定性において優れていなければならなかった。それは現実を否定して彼方へと飛翔する者でもあり、伝統を否定して ....
あなたがたが、この東京都知事選をどう考えておられるのか、
率直に知りたいのです。
厳然たる事実として、候補者は、都民の皆様の思想・レベルに合わせ
選定されているわけです。幾らでも候補者が居る ....
■ 市村マサミさん『ゲロリスト』http://hibariryouri.web.fc2.com/11/ichimura1.htm
吐瀉物が色とりどりでたいへんサイケデリックな光景である。
....
夢をみなくとも 軽谷佑子さん
http://hibariryouri.web.fc2.com/11/karuya.htm
4行が5つ小さく並んで、どこにも本当の意味での終止形がない(文法で ....
2014年一月某日、娘が去年一年間ほぼ毎日日記を書いたと言う。「へーすごいね」と褒めたあと、中学生は毎日日記に記すような出来事があるんだろうとなかばうらやましくなって聞くと「そんなわけないじゃん。な ....
その日は仕事仲間とメシを食い、それからキャバクラとガールズバーをハシゴして解散した。帰るにはまだ時間は浅く、テキトーに飲めそうな店に入ってみた。コートを着たままカウンターに座りメニューに目を通して ....
■ 田代深子さん『後日譚』http://hibariryouri.web.fc2.com/11/tashiro.htm
からくさ模様のように蔓が〈伸び〉、いろいろなものが〈伸び〉て、〈延び〉 ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル
投稿者
Point
日付
痕の上に立つ人
葉leaf
3
14/3/1 17:39
どんなにわたしがまどさんをすきかかくことにしたぞう(泣笑)
阿ト理恵
15*
14/3/1 1:46
川柳が好きだから俳句を読んでいる(10、西川徹郎のこと)
[group]
黒川排除 (...
0
14/2/28 22:24
掌編「悪夢」
イナエ
7*
14/2/28 10:46
ホールケーキ、2/22のこと
[group]
はるな
3
14/2/26 16:24
★三月三日 雛のお祭企画のお知らせ。★追加の連絡事項がありま ...
るるりら
11+*
14/2/26 7:57
川柳が好きだから俳句を読んでいる(9、安井浩司のこと)
[group]
黒川排除 (...
3
14/2/26 2:36
よせて あげて はさまれて
末下りょう
3*
14/2/26 0:12
■長い付き合いになりそうだよ、詩と私
[group]
千波 一也
4+
14/2/25 17:13
フィギュアの神様
アラガイs
5*
14/2/21 6:43
「うたくじら〜男性合唱、ギターと鳴り物のために〜」雑考③
赤青黄
0*
14/2/21 5:37
「うたくじら〜男性合唱、ギターと鳴り物のために〜」雑考②
〃
0
14/2/21 5:00
「うたくじら〜男性合唱、ギターと鳴り物のために〜」雑考① ...
〃
1*
14/2/21 4:49
fragileなものの叫び—かいぞく「coda 3」
春日線香
0
14/2/15 4:28
啓典の記憶
2012
0
14/2/14 3:08
春の源になれ。
時子
0*
14/2/13 11:23
祖母の瞳は日に日に還る
亜樹
1
14/2/11 22:16
古代ローマから
末下りょう
1*
14/2/11 21:41
よせて あげて
〃
1*
14/2/8 17:07
牧歌
そらの珊瑚
8*
14/2/8 9:56
【レビュー】雲雀料理11号の感想 4/4
mizu K
0
14/2/7 22:47
運河の夜
藤原絵理子
1*
14/2/5 22:05
私の批評
葉leaf
3+
14/2/4 11:17
詩人像の転換
〃
3
14/2/4 11:16
(質問)東京へ住む皆様。
Ohatu
1*
14/2/3 13:04
【レビュー】雲雀料理11号の感想 3/4
mizu K
0
14/2/3 0:09
絶語の果て
[group]
渡邉建志
3
14/2/1 14:56
夜更けの紙相撲・2014.1.
[group]
そらの珊瑚
8
14/1/31 11:44
コップ
末下りょう
0
14/1/31 2:43
【レビュー】雲雀料理11号の感想 2/4
mizu K
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14/1/30 21:15
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97
【散文(批評随筆小説等)】
散文詩は禁止。
散文詩は自由詩のカテゴリへ。
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