スーパーマーケットで、安寧芋という名前の芋を買ってきた。鹿児島の種子島の特産品らしい。
よく出回っている鳴門金時芋より少し高いけれど、トースターで焼くと黄金色の身は柔らかく溶けるようで、それだけでも ....
ただ生きるということは、人生を消費するということである。自ら人生を生きながら、それが過ぎていくのを受け身でしか眺めることができない。確かに記憶は残るかもしれないし、記憶に基づいた語りもなされ ....
「こんにちはうさぎ」
こ、この兎、喋れるんか?
「喋れるうさぎ」
なんで語尾が【うさぎ】なん? ふつう兎の語尾は【ぴょん】やろ?
いやいや、ふつうでも兎は喋らへんけれども
....
『ポエム座』三連投以上出来ないのね…ならば場違いは承知の助、このようなカタチで
鑑賞映画の感想などを、詩を書く皆様にお読みいただければと思い立った次第。
月単位で区切って、作品ごとに加筆してい ....
なんでもない日だった。大きくのび、した。ボンデングワイヤーのような糸月のひかり、からだの底まで届き、魂のきしむ音、微かにきこえた。すこしだけ走ってみた。裏の森へ行ってみようと。が、すぐ、たちど ....
月が毎年4センチメートルずつ地球から離れてゆくことを知ってしまったわたしは、屋上でゾウが飼える家を建てた人は湘南動物プロダクションからゾウを買い取るのか気になりはじめた。消臭スプレーを振り撒いたキッチ ....
探しても、探しても見つからない、私たちの家。
妻と私は数年前、偶然にもほぼ同じ時期に、生まれ育った家を失った。
それは震災のためでもなく、津波に流されたわけでもなく、人知れず静 ....
ズバ抜けた集中力と戦略攻略の出来る頭脳を利用して、器用に丁寧に組み立てては、儚く崩れてしまう事すら、一喜一憂しつつもそれを楽しみ、己の限界に挑む。空から降ってくる動物を組み立てて続けて3時間。(そろそ ....
ある夏の終わりの夜、彼女に招かれた私達2人は、四畳半の小さな和室で食事をしていました。貴女は白地に紺色の菖蒲柄の浴衣を着て、しっとりした肌で私達の目の前に座っています。その姿は妖艶と言う言葉が似つかわ ....
海沿いの町を抜けると突然道が途切れた。
行き止まりの道の先には砂浜が広がっている。
湿った風が吹いていて気持ちのいい日差しも降り注いでいる。
やっとここに来ることができたのだ、と思った。
いつ ....
何事においても、排出する事に快感を覚える。
排泄行為は言うまでもない。
お風呂も毎日一時間以上入って、汗をダラダラ流す。
風邪をひいたらラッキーだと喜ぶ。
鼻水を出す喜び、咳をして腹筋使って、 ....
オレのゲーハナやや伸びるにつき寄る年波を感じざるを得ない。
随分前に隣にいた、気の効いたあの女ならば「何を言ってるのだ?」と白々しく顔をしかめて言い放つところを、今、ふと隣をみるとやたら困った顔 ....
情けない親だったと
時々思い出されては
眠れなくなる
もっとこうしてやれば良かった
ああすれば良かったと
悔やまれる
よくぞ、育ってくれたと
神に感謝するばかりだ
精一杯とはいえ
冷 ....
突然、お祭りをはじめたにもかかわらず
多くの方に ご協力を得て 無事 お祭りを終了させていただきます。
わたしとしては、
とても楽しかったです。
以前、祭を企画するなら ....
宮澤賢治 文語詩未定稿『雪峡』の鑑賞のために
〜とくに「み神楽」「口碑」「日天子」の解釈について〜
◆はじめに
先月3日に、Giton氏宛てに、氏からの質問に答える内容で ....
以前、【節分祭】【雛祭り】という
ポイントなしの レスを できるだけ多くのかたつけさせていただこうという
企画をやらせていただきました。
節分祭、雛祭り いずれも クレームをいただくこともな ....
秋の雲、と聞くと鱗雲のような、空の高い層にある雲を思い浮かべるが、その日の雲はロールパンのようにふわふわとした、いわゆる綿雲だった。言ってみれば季節はずれのその雲の形に、それでも僕が秋を感じたのは、 ....
まいにち目にわかるほど大きくなっていくのに、娘はきちんと娘のかたちをしている。一日にすくなくとも一度はどうしようもないほど叫ぶ娘を抱いて、鏡や暗い窓にうつる自分のすがたを見せてやると、泣きながら( ....
ここでは、詩作品『風土記シンボリック』(作 地の果ての嘆き)を取り上げて
ごく簡単に作品評を試みる。
(作品のURL:http://mb2.jp/_prs/8435.html#S0)
本 ....
今回は、現代詩フォーラムの追加機能に加入してもっと現代詩フォーラムを楽しもうぜ、という提案を勝手にさせていただきたいと思います。以下本文
追加機能:プロフィールBBS(有料) - 現代詩フォーラ ....
駅前にはどこもマンションが建っているけれど、彼女が住んでいたマンションも例によって駅のすぐそばにあった。彼女が住んでいた部屋は電車からよく見えたので、電気がついていたら彼女がいるかとか、洗濯物がある ....
詩について(1)
詩人には詩の病にかかっているように見受けられる方がいる。わたしは、なんでも詩にすればいい、という考えには、嫌悪感を持つ。なぜ、それを表現する必要があったのか。共有は感動のためじ ....
『遺言においてノーベルは、「私のすべての換金可能な財は、次の方法で処理されなくてはならない。私の遺言執行者が安全な有価証券に投資し継続される基金を設立し、その毎年の利子について、前年に人類のために最 ....
.
Oさんに関して早大が博士号取り消しに関する決定をしたということで、またもやこのニュースが世間を賑わしているようだ。
自分の感覚としては、今頃になってこんな決定をするのは遅すぎるという感じが ....
「土砂崩れのあった山のあたりは 幾たびかの土石流が重なりあってできたので、昔の地名には、 それが残っていたらしい。」と、母が どこからか聞いてきた。調べてみると 阿武山というのがある。
【阿】という ....
キャンドルに灯をともして、意味のあることやないことを語り合うような夜が欲しかった。
オレンジ色の光のそばで浮かぶ顔を、その顔を、目に焼き付けるまで見つめていたかった。
彼にはいつもそんな時 ....
9・11について
僕は、前にも書いたけれど、9.11は、「A」と比べたら僕にとってそんなに深刻なものではない、といったことがある。新しい何者かが起こりつつあるかも知れないと思ったけれど、世の中はい ....
僕において、「主体」「他者」とはなんだろうと考えることがある
他者を成り立たせているものの前提には主体があり、他者により到来するもの
としての主体がある
でも、この主体は何によって獲得した ....
コストを如何に抑えて、良いものをつくる、その成果が商品として、私たちの前に並べられます。その商品としての特質として、人命尊重は、何番目なのでしょうか。それというのは、私たちは、人命尊重第一主義の社会に ....
青い線を切って夢を見ていたのかな。お風呂で2回イッた後にシャンプーするのめんどくさくなって。なんとなくカミソリで切ったらさ、なんでか痛くないんだよね。もう切る前から夢を見ていたのかな。ちな ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル
投稿者
Point
日付
夜更けの紙相撲 霜月あるいは食物月(おしものづき)
[group]
そらの珊瑚
15*
14/11/15 16:29
人生を消費しないために
葉leaf
0+
14/11/15 2:06
うさぎうさぎ
北大路京介
4
14/11/14 21:10
ボクの名画座〜映画あ〜じゃこ〜じゃ〜第一館
[group]
平瀬たかのり
4*
14/11/13 10:11
眠れない夜の果て
阿ト理恵
7*
14/11/12 20:42
穴
〃
7*
14/11/12 20:40
Googleマップの中の家
小川 葉
6*
14/11/11 22:00
おとこのこの能力とおんなのこの脳味噌
nao
1*
14/11/11 7:56
大蛇の女
〃
0*
14/11/11 7:54
さかな
裃左右之介
2
14/11/8 20:40
排出の快感
桐ヶ谷忍
9*
14/11/8 12:00
同じ道を歩いてない
裃左右之介
2
14/11/7 19:44
子 ら よ
中原純乃
1*
14/11/5 12:42
★10月31日 ハロー勝利(ウィン) 【収穫祭】企画の終了の ...
るるりら
4+
14/11/4 7:49
宮澤賢治 文語詩未定稿『雪峡』の鑑賞のために
Sabu
1+*
14/11/3 16:01
★10月31日 ハロー勝利(ウィン) 【収穫祭】企画のお知ら ...
るるりら
6*
14/10/30 9:18
秋の雲
八布
2
14/10/24 22:44
金型
はるな
5*
14/10/24 10:13
地の果ての嘆き 『風土記シンボリック』によせて
ハァモニィベ...
1*
14/10/22 3:51
「現代詩フォーラムの追加機能とは何ぞや」
nemaru
4*
14/10/19 20:28
風のはじまりをあなたは知っていますか?
木屋 亞万
0*
14/10/13 10:18
詩について(1)〜(4)
はなもとあお
1
14/10/12 6:58
二〇一四年ノーベル賞を肴に雑感
もっぷ
4
14/10/11 15:27
小保方さんと二つの条件
Giton
1*
14/10/8 15:57
阿武山
るるりら
9*
14/10/6 15:47
いちばんの孤独
佐伯黒子
0
14/10/5 23:44
1989年のこと mixi日記より 2010年11月
前田ふむふむ
1*
14/10/4 18:27
主体と他者 mixi日記より 2010年12月
〃
1
14/10/4 18:13
零戦の思想 mixi日記より 2008年7月
〃
1+*
14/10/4 18:04
処女作
左屋百色
6*
14/10/2 13:20
50
51
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【散文(批評随筆小説等)】
散文詩は禁止。
散文詩は自由詩のカテゴリへ。
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