詩投稿サイト「現代詩カンファレンス」では、とんでもなくクソみたいな投稿に膨大な数のイイねが入れられている。
良識ある閲覧者は、「何故こんなクソが良いんだ?私は全然読めない人なのか?」と悩んでいる。
 ....
 朝はどんな時刻にでも既に始まっている。早朝でも真昼でも真夜中でも、すべての時刻に内包される原時刻として朝は既に始まっている。朝は一日が運動するにあたって、その駆動の弾性を持つ時刻としていつで .... 今年(2016年)四月。つまり今。
スレッド会議室<詩ヌマデアイ詩テ (雑談系)>で、
私が企画した

★ プチ企画 【幻想30】

が開催中である。

本稿は、そのリアルタイムの経 ....
 


 枝分かれした樹木に、自転車のサドルがのっかっている。
 とある駅前の手狭な広場だった。樹木が二本あった。駅側は桜、道路側はたぶん楠。サドル仕様になっていたのは、楠のほうだった。二つに ....
 2月末、祖母の納骨式。仙台市青葉区中山に向かうバスが電子音声でぎこちなく次の停留所をアナウンスする。続けて紹介されるクリニックか何かの広告は人の声の録音だった。割安で電子音声の広告枠を用意したら需要 ....  


 夕暮れどきの港。
 偏光グラスが西日に反射する。その中年男性は、釣り人である。通り過ぎたとき、私に声を掛けてきた。
「こんにちは」
「こんにちは」
 私も応じる。「釣れましたか ....
「酒たばこシンナー遊びは身の破滅」
 いきなり飛び込んでくる。誰も見向きもしなくなった看板だが、私にはぐっと来た。
 交差点、ちょっとしたバスの待合所がある。何度も通った道にも関わらず ....
「誠に勝手ながら…」
 とくれば、こう続くのが世の倣いである。
「○○日と○○日は、お休みさせて頂きます」
 大型連休、盆休み、正月の他、不定期で休むときなどにも、よく見かける。こん ....
 帰国してしばらくし、落ち着いてきたので、仕切り直そうかと思い、これを書いています。詩を投稿する前に、自分の考えの「もと」になるものを整理し言葉にしようと思ったからです。

 私はときどき、人 ....
 前方から、二台の自転車がやってきた。幼い女の子と母親である。ときにハンドルをくねらせ、お気に入りのアニメソングさえ、聞こえてきそうである。女の子は自転車に夢中だった。その後ろに母親。ごくあ .... おなじ夢をみる。
地下、暖かいイメージ、職員室の裏側にある保健室、せまいなかにぎっしりつめられたベッド、シーツ、まくらとまくらカバー、小人みたいな先生。彼女は走っていく、校庭や道や草はらなんかを ....
正式には「肩関節周囲炎」という疾患群だそうです。原因不明の肩の炎症で、肩の可動範囲が著しく狭まり、個人差はありますが、まあ痛い痛い。
具体的には、上腕二頭筋をペンチでねじ切られるような痛みです。うっ ....
夏に祭に行って捕ってきた金魚が3匹。小さかったのに大きくなった。張り切って買った水槽は
汚れているのに。3匹では物足りないとペットショップで買った500円のこじゃれた2匹の金魚は早くに死んでしまった ....
いまおじさんは萌えている。エンターテイメントの世界がまたおもしろくなりそうだ。ジャニーズJr.たちの台頭である。いろいろと話題になったゴタゴタを差し引いても、40代を迎えその踊りや歌声にも翳りがみ ....  詩人が死ぬということはどういうことであろうか。2011年に、同人誌「kader0d」を一緒に立ち上げた友人である伊達風人が亡くなった。33歳だった。彼の詩は『風の詩音』という詩集にまとめられて、20 .... 梅の香りちらほら匂う春先の

あの寒風はいずこへ消えゆく

薄青い空の片隅でいずこから

はぐれ飛びゆく子らのカイト

糸は千切れてフラフラ彷徨い

風に流され永遠に漂い浮かぶ ....
お誕生日はよく晴れた。いつものように洗濯機をまわして床をみがいたあと、夫がベビー・カーを押してくれたので公園まで娘と手をつないでいることができた。
午後は眼鏡を新調したあとでお鮨をたべにいった。安い ....
雪が降ってきた、白い雪はどれも同じスピードで落ちてくる
その雪をゆらす風は無い

そんな中、電車を待つ一人の女性の髪に、雪が振り落ちていくのが見えていた。

ホームの白線の内側の黄色いタイル ....
2月が終れば3月がくるということを、無論ずっと知ってはいたけれども、たいていこのくらいの時期になるときゅうに理解してしまう。毎年、性懲りもなくだ。2月と3月のあいだには、いくつもの恋が横たわってい .... 詩を書き始めたのは高校生の頃。
現代詩集という投稿サイトに狂ったように詩を書き続けた。
ドコモのimodeのせいで人生も狂った。
不満だけは人よりあった。未来はそれほどじゃなかった。
一攫 ....
http://yaplog.jp/tipotipo/archive/284

戦争が好きかどうかと聞かれると、途端に答えに詰まる。何故なら私は平成の生まれで、戦争を経験したことがないからだ。一部の ....
「根源的な怒りと恐怖、ですか。」
「聞き返さないでね。私だって分からないんだから。ただの勘よ。あんたなら分からないまま流してくれるし、言いふらしたり騒いだりしないだろうと思って話しただけ。」
「そ ....


ああ、遠いあの日のように烈しい夏がほしい。少くともあの日だけは夏だったのだ。雑草の生い茂っている崖っぷちの小道を、私は駈けていた。谷側の斜面には血のように赤い彼岸花が咲き、山側には雨のように ....
今日は週一回の休日。家でまったりしながらこれを書いている。

 今の職場には、Kさんという先輩がいる。
 僕より二歳年上で、とても仕事ができる女性だ。
 物流の現場では、日々クライアントからの ....
お父さんが白い箱になって帰ってきた日の晩、白い布と木箱に覆われた陶器の蓋を開けて
一つまみの欠片を持ち去った。
指先に付いた欠片の粉を口に含んだら、あまりにも苦くて・・・・苦くて・・・・身体はお父 ....
「まあな。うちで鍛え上げた者ならば、もう少しマシな戦いかたを見せただろう。特殊能力の発現前にみっちり体を鍛える方針でずっとやってきたし、俺がそれを根付かせて来たのだから。そのぶん、ついて行けなくなって .... 「文学金魚」http://gold-fish-press.com/

「文学金魚」ってウェブ文芸誌があります。実はぼくもこういう感じのを作りたいと
常々思ってたんです。「文学極道」の代表をやって ....
ついこの前、ミスチルの「君が好き」という曲を探そうとして、「君が好き 僕が生きるためになるものがいっぱい詰まってる」と入力したところ、こんなサイトが見つかった。

http://rerock.3. ....
 この時期、雪山での遭難は多い。日が暮れて警察、消防、自衛隊などによる捜索が打ち切りになったり、吹雪のために彼らが動くに動けなくなったときがウチらの出番だ。彼らのようなオモテの人たちは自身が遭難したり .... 詩とは言葉によって世界を再構築する行為・作品である。では、なぜ、そのような行為・作品を詩人は描き、世の中は求めるのであろう。その前提として、現実世界は例えそれが幾ら素晴らしかろうと、苦悩があり、苦痛が ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル 投稿者 Point 日付
現代詩カンファレンス構造分析2花形新次016/4/13 18:56
朝の詩学葉leaf216/4/11 5:26
★ プチ企画 【幻想30】[group]ハァモニィベ...016/4/7 1:19
神棚のサドルカンチェルス...116/4/7 0:31
のどぼとけ×時間×エクスペリメント高橋良幸1*16/4/2 9:45
会話の練習 『ゆらゆら揺れるものだから』カンチェルス...316/3/30 22:16
ビューティー・メッセージ116/3/27 20:41
貼り紙世界の果て116/3/26 23:43
01. つまり真実とは何か塗絵 優作116/3/26 19:23
武士の3分カンチェルス...316/3/25 23:44
夢をみるはるな116/3/25 1:16
四十肩(五十肩)になりましたふるる4*16/3/17 13:42
あの日の事は覚えてないこいち216/3/16 20:17
ジャニーズJr.賛歌アラガイs4*16/3/9 2:46
詩人の死葉leaf016/3/5 15:20
早春の 晴れゆく空に 凧は飛び翼がはえた猫1*16/3/1 17:02
ちいさいのこと[group]はるな616/2/29 17:31
もう、キット雪の日らいか016/2/22 16:50
たとえばこれが10月のはるな216/2/19 0:19
忘れたことが多すぎるけど少し竜門勇気9*16/2/18 3:16
ni_ka 「戦争、お好きですか?」についてkaz.2*16/2/15 11:36
Miz 16[group]深水遊脚0*16/2/15 0:21
井上靖小論葉leaf216/2/5 22:48
kさんのことまーつん6*16/2/3 11:59
寂しい味。梓ゆい116/2/1 19:33
Miz 15[group]深水遊脚0*16/2/1 16:34
web情報誌文学金魚について語るオダカズヒコ1*16/1/31 15:38
花洩についてkaz.1*16/1/26 14:23
Miz 14[group]深水遊脚1*16/1/22 23:18
詩の存在意義鷲田3+16/1/22 19:11

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