夢がたくさんあるって?
それは素晴らしい
まるで夢のようだね
しずむ おちる
泣きたくないからクスリで満たされるココロ 幸福
ふわり ふわり
泣きたくともクスリで満たされるココロ 不幸
死ニタクナイ
君が放った言葉は空を絶った
ナライッソ楽ニナレ ....
明日の生命、明日の世界
明日の生命、明日の世界
明日の生命、明日の世界
忘却が生み出す自動小銃!
明日の生命、明日の世界
明日の生命、明日の世界
明日の生命、明日の世界
....
眠いから寝た
疲れたから寝た
悲しいから寝た
わかんないから寝た
水たまりみたいに寝る
昼間に寝る
ずた袋みたい
粘土
つまんないから寝た
寂しいから寝た
頭痛いから寝た
覚 ....
{引用=
心のドアを叩き続けている音がする。とん、とん、とん、とん、とん、とん、とん、とん、とん、 とん、とん、とん、音の上に長い息。いまにも消えそうに。大きな爆弾が落ちて、人間がみんな死 ....
春
いたいくらいしあわせな状態で
激しく花が咲き乱れるつかのまのまんなからへんで
超ざわざわゆれる全部のなかから迷う事無く
きれいなのをみんなえらんではちぎって
えらんではちぎってキレー
....
国会へと集まれば
漆黒の門塀の裏門で
鯉を釣り上げた漆黒として 想像する
セミがギャンギャン 鳴きわめく
国会の裏手だった
そして 議員の人と握手を交わした
議員として 震えている ....
あなたのことをもう忘れそうなの
募らない思いを抱えた毎日
繰り返す度そういう風にさせてしまう
あなたのことを見ることすら出来なくなった目は
あなたの声を聞くことすら出来なくなった耳は
あ ....
せんせい、あのね 2ねん2くみ きやあまんじろう
はたなかせんせいあのね、こないだのね、がっこうたんけんでね
やさいようのね、かだんをね、みにいったらね
くつをね、はいてないね、こうちょ ....
しっかりとこの身体に
結んだはずの君を
何処かにやってしまった
結び目は赤く染まって
不自然に千切れていた
早く見つけなくちゃ
今度は振り落ちないように
飲み込んでしまおう
縫い付けて ....
【閉ざされた地区から】
金網越しに覗いたそこはまるで別世界のようだった。
平和という言葉なんて程遠い
黒く渦巻いた殺意が唸りを上げ
血に飢えた狂気が蠢 ....
遠くでサイレンの音が聞こえる
今夜は誰がハッキングされた?
世界が裏返ったり
誰かが寝返ったり
こむらがえったり
毎日誰かが射精と受精を繰り返す
毎日何処かで誰かが出生 ....
人の気持ちは変わりゆく
あの日の笑顔もどこかに散った
僕だけが阿呆みたいに笑っていた
とうとう一度だって
私を嫌いだと
言ってくれなかった君に
私の一部はまぎれもなく
深く、君由来だという事実の
どうしようもない申し訳なさに
あの子が初潮を迎えたときに、
心の底か ....
「ね」から
「ね」をとると
なんにもなくなってしまうから
かみさまは
「こ」をあたえて
そのどうぶつを
「ねこ」となづけた
「ね」がなくても
「こ」がのこる
もと ....
うしろの席の女が痴話げんかの話をしていて
ほこらしげなので
たぶん
彼女の一人もいない男は
下司だと判断しているとわかった
男が鉄道とかに執着しているのを見て
「恋すればいいのに」とい ....
言葉を叫ぼうとする祝日に
疲れた労働者の体を
不満の心の内側から
メロディとして歌う
校庭の中に集っている
サッカーの試合を
傍観していると
母校がやられた感じだった
速いシュート ....
梅雨の湿った風に吹かれいると
いつの間にかぼくと妻は
古ぼけた感じがする列車の
最後尾の座席に並んで腰掛けている
列車はカタンカタンと
紙のイメージの中を
ゆっくりとしたリズム ....
きみは ぼくの かおをして
ぼくの きらいな ことをする
毎日 付き合う こころとことば
ぼくらはきついお酒を注ぎ合って
ぼくのつくるものときみのつくるものとが
似て重なって重苦しい
....
そんなのはいや
だれかが言った通りに終わりが来て
そうじゃないの
だれかが言った言葉は無視されて
川は流れて
雨が川になって
それでも流れるしかない水の想いに
映してみるのは ....
夢にまたあれがでてきた
あれいらいだ
シンゴが洞窟を持ってしまったのは
女の子との別れならいくつも経験していた
それまで好きで別れたことなどなかった
そんなお人よしではなかった
連絡を ....
父に会うといつも
私は刺身になっている
ワサビをなめると
高らかな笑いをする
母の姿を追いかけては
私はアルバムをめくり
母の顔を見つめていた
夕暮れの路地裏の影から
鳥の一羽 ....
従兄弟が浮気して
離婚した
久々の報せは
不愉快極まりないものだった
そもそも
彼と僕は反りが合わなかった
仲が悪い訳ではない
嫌いな訳ではない
大体において
意見が食い違うのだ
....
怒りと憎悪は人の世の兄弟
胸を灼く荒廃は人間を苛める
胃の腑から沸き上がる痛みは全てを呪い
何より最も強く己自身を呪い苛める
血生臭く罪悪に満ち溢れ
復讐と怨恨が全ての理の神たる人の ....
蝶
小さい頃
簡単に見つけられていた
色のない蝶々が
最近見つけられなくなってきた
視界の端で
鋭利に騒ぐ蝶々を
捕まえてはネットの中に
押し込めることを
よく していた ....
ダイエット目的にはじめたジョギングだったはずなのに
夢はホノルルマラソンなんて張り切っている
フルマラソンって42.195kmも走るんだよね
あの子の精神構造ってどうなっているんだろう
....
悪いことはしてないよ
だけどいい子じゃないよ
道案内はするけれど
その先のことは知らないよ
決まってる分 しあわせになって
決まってる分 泣くなんて
最初と最後が決まってるなんて
....
おなかがへったら たべればいいよ
そこにパンケーキがあるでしょ
あそびたいな まだ あそびたりないんだ
かえったらすぐ ふとんにダイブしちゃうくらい
それでもまだ あしたがこなくなっちゃう ....
羅漢頭をペコリと叩きゃ 大人の漫画の声がする
1998.04.07. YIB01036 Tamami Moegi.
....
血が流れた。
血が流れた。
血が流れた。
そして川になった。
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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