発行しました
こんな紙切れ一枚で
私の何が判るというのか
記入しました
こんなインクの偶然だけで
私を何と見なすのだろうか
撮影しました
こんな光沢の笑顔から
私の悩みなどわか ....
あとどれだけ傷付いたら
あとどれだけ叱られたら
あとどれだけ責められたら
あとどれだけ出勤したら
あとどれだけ苦痛を味わったら
あとどれだけ涙を流したら
あとど ....
冷房もふてくされ
うちわも無く
手持ち無沙汰も手伝って
なんだか眠れぬ熱帯夜
なにかの答えが出るようで
なにが答えかわからずに
どこに立てばよいのやら
濃 ....
きみたち、喧嘩はしてはいけないよ。
喧嘩をしても、お互い痛い気持ちになるだけだからね。
喧嘩をした後に、何があるの?気まずくなるだけだよ。
喧嘩で勝って、勝ったほうが強いなんていうのは、もうこの ....
軟骨で出来たビルに
バッタが遊びに来ます
電信柱の破片が砕けて
少量の砂になります
+
過って網戸に
大きな穴をあけてしまう
その大きな穴から
たく ....
緑のべ
胸の静かな鳥、飛んでる 嘴鳴子 (呼びやる、手がさざなみだ)
ぜんぶがぜんぶ静止画のようにただの一片を切り取った
狭いから 気をつける 体を食べる線に 付き合う
....
自分が泣いているからって
なんで僕まで泣かなくちゃいけないんだ
その人は泣かない僕が
まるでヒトデナシとでも言いたげに
より一層煩く泣き始めるんだ
別にヒトデナシでもいいんだけど ....
あーらよっと、こんな風に、どじょうならいくらでもすくいますから、お代官様、この子はどうか勘弁してやってくだせぇ。この子には来年の夏がありやす。父親のあっしが不甲斐ないせいで、今年は浴衣を着せてやる事 ....
私の業界では
特に施設では
笑いを取って
何ぼだそうだ
そう思って先日
お客様に他愛無い事で
笑いを取った
喜んでいた。
空気が和み
何でも話してくれる。
やさしくて
や ....
池を泳いでいるような人生だった
ぼくの死はだれかをすこし忙しくさせた
紙きれはいつもホコリくさくなるよね
お墓は雑草たちに暴かれているようだ
そんな泣くこたあねえじゃねえか
....
会社をはやくきりあげて
いえに帰るわけでもなく
愛人に会いに行くわけでもなく
渋滞にわざとまきこまれにゆく
おとこのファドを聴きながら
いとなみにせつなくなっていたかった ....
せめて はいさぎよい
悔いにのみこまれてもその上に震えたつ
涙もかれた花のいろをしている
せめて はもとめない
とうめいになったからだで小さなものたちを拾う
どんなにこぼれても心のあ ....
私の病気は、軽い記憶障害です。とても嫌な記憶ほど、あっという間に忘れます。
今まで、嫌なことがありすぎて、脳の機能が削除を優先しているのかもしれません。
たとえば、記憶というものが、一枚の写真なら ....
これは僕の話じゃないんだけど
彼にはちょっと
僕と似てるなって
思えるようなとこがあってね
まあ僕も
石橋を叩いて渡るようなタイプなんだけど
でも
自動車に注意してた ....
ムンとした暑さ
もう4時だとういうのに
熱気が引かない
都会のコンクリート
娘の夏服を買いにいく
まさかの連続定休日
一点買いなのに
レジは長蛇の列
ネットカフェの
パソ ....
昼、部屋を掃除しているときに見つけた 夫の隠し財産エロDVD(熟女もの)を 「まったく、あの男は性懲りもなく・・・。」と腹を立てつつ ちょっとだけ、ちょっとだけだからと言いながら 結局最後まで ....
固く
手と手を結び合って
地上へと落下していく
ダイビングみたいな
加速度で
八月は
僕らの肌を
隅の隅まで染みわたる
皮肉にも
僕らはさほど一途じゃないし
さほど薄情 ....
大事なものが壊れそうなとき
急いであなたにかけこむの
見失いそうで
自分をなくしそうで
こわい
こわい
あなたの元にまだ元気な
私を置いてあるから
....
朝から
ひぐらしの声が聞こえてきて
やっぱり
帰りたい って
思った
そんな日でも
快速電車は
あの頃のアパートを
速度を上げながら
通り過ぎる
耳を澄ませば
....
きみが死んでしまった夜
ぼくはまんじりともせず
ただきみの
白く死化粧を施された
美しい寝顔を
ただ目の中に入れていた
ほんの数時間前
きみはすっかりかすれてしまった声で
ぼく ....
もう着るものかどうか、わからないけれど
さらさら、木綿の肌に触れる
待ちうける その時の
今 やってきた季節のさかりに
たくさんの声がする
行こうか/行ってきます/行くよ/さあ
い ....
一億年くらい眠ろうか
きっと全てが変わっているさ
でも
きっと
ひとりぼっち
それが望んだ世界なのだろう?
鉄条網に縛られた
このくだらない日常を
全部吹き飛ばしたいのだろ ....
与えて
渇いた男達に
解放の水を
皆、唯通り過ぎるだけ
それを知っているから哀しい
だけど微笑んで受け入れる
溢れる泉に
愛など無いけれど
放出された種は静かに棄てられる
幸せになりたいだけなのに
石ころが邪魔をする
右ひじに擦り傷
夜明け前、路上に寝転ぶ
幸せって何だろう
欠けてる月と目が合って
そんなもんさと言われた
乳ぶさのかたちをしたくもが
夏空に憂いをあたえている
満員の最終列車が
日付のさかい目で迷子になる
聖人のため息が
夕刊とともに2セントで売られる
ああ
古着屋で
はかり売 ....
久しぶりに見た、満天の星空は、綺麗過ぎて、目が離せなかった。
空に大きな壁がある様な、そんな錯覚に押し潰されそうになった。
だけど、2つ見えた流れ星のおかげで、見続けることが出来た。
....
黄色いもの 白い
手には 白い
空にも
石ころ 水色
青色のものに 留まる
中は チケット
黒いのは 雲を 手にした
時間
灰色の ビルに
体を もたれている
....
目が覚めないまま
右手でなにかを壊して
痛いのはわかるから
少しだけ泣いて
張り詰めていた
糸がゆるんで
気楽になって笑う
{引用=(殺される?)}
背中についた不安は消せない ....
もやしがへたる
トマトもしなる
インゲンは腐る
あぁ・・・
暑い
脳が機能しない
ライブのことで
アタマがいっぱいだ
作ろうと思った
メニューが作れず
食材をダメにする ....
ダレダレ茶を飲みたくなるときがある
ダレダレ茶を飲むと あの子ダレダレー?って独り言をしてしまう(嘘)
ダレダレ茶を飲むと 歯茎が2億倍赤くなる(嘘)
ダレダレ茶を飲 ....
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