白とピンクの花が混じりあい
知らない色が茂る

どちらも増えようとして消える
相手の居場所までとろうと思わなければ
変わらずにいられたのに

住みやすい土へ
どちらともなく根をのばし
 ....
新大久保の駅で、
暑さのあまり、ぬるくなったポカリスエットを片手に、
浴衣のデリ嬢を待つあいだ、
父親のことを考えた。


物忘れが激しいために、
再就職した自動車教習所を、
12月で ....
アップルパイみたいな女の子
サラリと長い髪がステキ
ニッコリ可愛いお嬢様

アップルパイみたいな女の子
ヒラリとワンピースをひるがえし
僕のココロも揺れ動く

アップルパイみたいな女の ....
彼女はこの夏よくがんばったから

さいごの日に

軽く打ち上げをおんな五人でする

だれもがだらだらしたり

旅行をしたりしているときに

すこし閑散としたいつもの道を歩き

 ....
食欲がない
アイスクリームと
アイスコーヒーばかり飲み

日中 
猫のように
まるまって

まどろむ

あなたの言霊たちを
ひろいあつめ

それにつつまれて

まどろむ
 ....
誰かの謀略

それを利用して金儲けする

オレは暴かれることはない

誰かのなかにオレは入っていない

誰かに、その謀略に、気づいているだけの話だ

幾種類かの誰かがいる

謀 ....
交道
僕の血と
君の脳髄を
混ぜて
星を満たす
光点を繋げて
星座を創るみたいに
海が波で揺れ
僕らも動き
ベッドが揺れる
オッズは低く
ローリスク
ローリターン
とても怖く ....
海に生まれながら
潮音から逃れようとするものたちが、
水を去る夏

鯨たちが死んでいく
うみべ
―●―●―●―●―

どこかからやってくる それは、
凄烈な怒りの かたまりのように追 ....
 
 
グレープフルーツの皮膜に包まれて
団地のベランダなどから
沈んでいく
この町には地図というものがないから
日陰を歩いているだけで
まれにこのようなことがある

セミの鳴き声が ....
さよならの続き
淡々と軋む想い
僕は問いかけたい
終わること
終われること
強さより
弱さが欲しいと思った
傷つけたのは
強い想い
優しい翼が
空を奪うように


ずっと此処 ....
冷房をきかせた部屋の中で
あなたは今いったい何を考えているんですか
エッセルスーパーカップ超バニラを食いながら
あなた方は今いったい何を考えているんですか
夏の高校野球を見ていたあなたは
今 ....
92年型フォードに乗って
いつか君を迎えに行きたい
92年型フォードに乗って
君をどこかへ連れて行きたい
そうやって口説き落とした女のもとに
92年型フォード・スペクトロンで乗り付けたら
 ....
安値の烏龍を愛飲している
余分な脂肪がばんばん落ちる
危険な重金属ががんがん溜まる
こないだ保健所で採血をしたら
内出血して腕が大変になった
安値の烏龍が悪いんじゃないのか
高値の烏龍を飲 ....
まわりはいつもかってなことばかりしている

でもたのしそう

まいにちにつかれはてゆめみることもないわ

でもいきたいの

わたしはじがかけない

おともきこえない
 ....
白く 夏が終わりはじめている

僕らのいるこの部屋も

白い宙になかば浮いたカプセルみたいだ

窓の遠くから

世界の破片で遊ぶ子どもたちの声が

聞こえる

その声もなんだか ....
毎日 毎日 毎日
が 繰り返され
私たちは
様々に 無限で 複雑な 
人々の 心と
如何に交差しても
不可解にしか
交わらず
数え切れない
交差した 思いを
何のためらいも なく
 ....
気がつけばいつも
おれはみんなの輪の中から
弾き出されて
尻餅ついたおれを
半笑いで見下すやつら
おまえたちの考えは
たくさんの人たちが喜ぶ
口当たりのいいワイン
甘ったるいも ....
いつも何もしていない
何かができたならと ただ部屋の 
暗闇としての見ている 
何かを

それらがあるというわけではないが
手の中なのだろうとぼんやりと
中の
手がかりに

何を見 ....
あらがわなければ、

おもったときには
もうあらがえない

うしないたくない、

おもったときには
もううしなってる

こどものころに
走っていて転ぶとき
ああ転ぶな、 ....
書き綴った文字の羅列に
ふと君が旋律を口ずさむ
吐息滲む柔らかい歌声
1,2…息吹を吹き込むように

ずっとずっと もっとずっと 声 空へ高く
もっともっと きっともっと 夢 歌え輝く
 ....
夜の匂い

風にのって運ばれてくる秋の気配
近づいてくるものがあるとき
遠ざかるものがあることを
忘れないでいたい

街灯の下に積まれた
夏虫の死骸をよけて歩く

漂う ....
新学期一日目にさっそく実力テストとかいうのがあった
夏休みも終わりかけのころともだちからいっしょに勉強しないかと誘われた

そいつの家は古びてはいたけれどお金持ちの匂いがぷんぷんとしていた
床 ....
俺がホームセンターの850円の丁稚だった頃


 ....
物語とゴミ箱は切り離せない―

その夜、籠から逃げだしたハムスターが家から逃げだした。
飼い主の女の子が軒先で名前を呼んだのを私は聞いた。
しかし、公園のベンチから立ち上がる気が起きなかった。 ....
絶え絶えに営んで
散り散りに悟って
密度のない小部屋に止まったんだ

緩んだコードでも向かう先はあるよね
行き詰まりに飽けども微笑む飲食
「自由に夜伽が旅の醍醐味」
遠い耳朶を傷つけぬよ ....
通り雨の輝きの中に
君の命を見た

雨音は
昔流行った歌のように
単純なラブソング

絶対零度の氷の中に
閉じ込められた僕

こんなに近くにいても
手が届かない
追いかけられな ....
あなたがいないこと
おもいの外つらくて
剥れ落ちてゆきます
怪獣を退けなくては
どうしても五里霧中
肌に染み入る親密を
四次元と悟って讒言
鼓動拘束する身体性
無音心拍の泥濘通信
灰 ....
知らない間に歳を重ね続けていた
無性に昔に戻りたくなる時がある
辛かった思い出は美化されて
楽しい思い出に変わっていく

輝くような未来が見えない
薄暗い道を歩いている
ときめくような恋 ....
川から流れてくるものは
木の葉や木々の破片たち
うずまいて うずまいて
深い緑に飲まれます

清らかな水に寡黙な石たちは
もうずっとそこで眠るのでした

おじいさん おばあさん
おか ....
背中を切ってきた
麻酔が切れてきたので少し痛む
抜糸は来週
アホみてぇな金がかかる
スネかじってる間はいいけど
一人でこれ払う事を考えると厭になる
保険入っててこれかよ
泣けてくる
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
狩る 闇砂木4*10/8/15 21:16
新大久保の女はだいろ4+10/8/15 18:41
アップルパイうずら豆210/8/15 18:11
蝉の鳴くのを聞きながら吉岡ペペロ310/8/15 18:09
まどろむ森の猫2*10/8/15 16:46
謀略吉岡ペペロ110/8/15 16:44
オルガる秋也010/8/15 16:25
くじらの浜月乃助13*10/8/15 14:53
グレープフルーツたもつ310/8/15 14:49
The Last Requiem流希-Яuk...010/8/15 14:34
年の瀬セガール、ご...210/8/15 14:09
松田2+10/8/15 14:09
パパママミキマキカコミクゲン210/8/15 14:08
むししないで婆娑羅翁110/8/15 12:54
31.5℃[group]塔野夏子5*10/8/15 12:14
時 幻J.M110/8/15 10:40
300の魂寒雪110/8/15 6:20
ある部屋番田 110/8/15 2:17
転ぶはるな510/8/15 1:50
ノート相羽 柚希010/8/15 1:22
「遠ざかる季節に向かって、さよならを言うまえに」ベンジャミン3*10/8/15 0:42
夏休みの思い出吉岡ペペロ510/8/15 0:33
歌舞伎町の女王TAT1+*10/8/15 0:25
[:shoot]プテラノドン2+10/8/15 0:09
ハロー、グッバイ坂井ハナ0+10/8/14 23:32
レインドロップうずら豆1+10/8/14 23:24
埋葬ごっこ坂井ハナ0+10/8/14 23:23
SEKAI ...2+*10/8/14 23:15
過疎集落朧月3+10/8/14 23:01
ペインをイマジンしながらノイズに耳をすましSOSを。虹村 凌6+*10/8/14 22:56

Home 戻る 最新へ 次へ
3273 3274 3275 3276 3277 3278 3279 3280 3281 3282 3283 3284 3285 3286 3287 3288 3289 3290 3291 3292 3293 3294 3295 3296 3297 3298 3299 3300 3301 3302 3303 3304 3305 3306 3307 3308 3309 3310 3311 3312 3313 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
5.01sec.