君は取り違えてしまった
なぜなら
「そのときをきちんと見ていなかった」
からだ
君とは
僕のこと
僕は知らなかった
あの頃何が出来たのか
あの頃なぜそうだったのか
あの頃と今がどう違 ....
泣いた女がもう笑った

明日は誰を想うのか



振った男がもう泣いた

後悔してももう遅い



転んで転んで

起きては転んで




昨日の女はもう居ない。 ....
君は
春よりも夏よりも
秋よりも冬よりも
どんな季節よりも

綺麗だった

綺麗な季節が
消えたこの街は
春夏秋冬だけを
ただ繰り返した
記憶の引き出しを一つずつ弄り
気持ちに相応しい言葉を探した
見つからない訳でもないけれど
何もかも青臭くってたまらない

やれタイミングだとか気分とか
いつも誤魔化されてばかりいて
小洒 ....
久しぶりであることを
今日は食べた ほんの少しの阿波踊りには
口の苦みを残した 牡蠣の中にはじけた
考えてみれば 生牡蠣としての


牡蠣だった この意味としての
牡蠣だなんて 下北沢に ....
電車をおりると
白線をはみ出した蟻たちの
行列、空をわすれた足どり、で
わたしたちは歩いてゆく上へ
憑かれたように(上へ、
空のない方の上へ、)そして、
さようならと手を振ります、(耐える ....
明日はきっと、
君の胸に届くだろう。
今日突き刺さった「ことば」も、明日はきっと、
透明な肌の下で脈打つ血になる。
だから、焼き尽くせ、愛。
夏の空に解き放つ、翼。
3日待ったが紙は鳴かな ....
水面は乱反射して
様々な絵を描く

現れては消え
現れては消え

複雑な世界が
泡沫であることを
教えてくれる

僕は光の悪戯で
ここにいるのかと思う

そう
次の瞬間には ....
生きてるだけで
お腹すく
腹がすくから
物食べる
食べる物買う
金が要る
金が要るなら
働くこと
それができぬ
でくのぼう

そつなく
無理なく
抜け目なく
生きるため ....
ミルクチョコレートファンタグレープアルフォートチョコフレーク
チョコボール生茶プリングルズコアラのマーチ辛ラーメン爽健美茶
ビスコチョコベビーカントリーマアムカップスターエブリバーガー
キリンレ ....
最低限の荷物を持って

小さく礼をした



君の待つ家は遠く

僕は足踏みをして距離を計る



後どれだけ

どれだけ君を待てば良い


仰ぎ見れない空を懐かしみ ....
君は帰ってきた
ここがどんなところであれ
君が帰ってきた
そこで何があったにせよ
君と帰ってきた
いまは街灯のない畦道を
君に帰ってきた
いずれ向かえるために
夜のなかの 鳥と楽譜
路地の壁に またたく音
ひとつとふたつを
くりかえす白


氷のはざまが
碧で居る
あともどりできない
くちづけをする


かさぶ ....
止まらない感情が ビルの隙間を通り過ぎていく
遮るようにして人が 慌ただしく歩いて行く中を
君は誰かと手を繋ぎ 去っていくのをただ眺めていた
立ち止まったままの僕は 一体どんな顔をしているんだろ ....
 
 
汽笛が鳴って観覧車が発車する
ゆっくりとした速度で空を進む
向かいの席に座った初老の女性が
リンゴを剥いている
いかがですか、と勧められ
親戚でも無いのに半分をいただいた
リン ....
少女はこともなげに言う

おばあちゃんがいなくなったら
私がしてあげる

老女は静かに笑う

いてもいなくなっても
あんたがやってくれるか

受け継がれるとは空気のよう
暑いなり ....
一日と十日ばかりの荷物を運転手に預け
夜行バスに乗る
運転手は脂臭い息で
人差し指と首を使い
乗客の点呼をとる

狭いシートにもたれかかり
後ろの客に会釈をしてシートを下げる
旗手はく ....
たとえば
すごいといわれるがわから
いうがわにまわったとして
それは
口座に10円を振り込む
程度のやりくちで
好転するという
ことらしいから
あまり
きにせずにきょうも
すごいと ....
ある日 目覚めると
世界は少し 変わっていた。

ある人は そう思って
すべてを好奇心の目で見る。

毎日 目覚めは同じで
世界はいつも 同じ顔をしている。

ある人は そう思って
 ....
地球は
幾重にも柔らかな網に乗せられていて
その網を
揺らしたり波打たせたりする幾つもの手がある

重力波は
透明な魚たちの形をしていて
青い球を
つんつんつんつんしている

歳差 ....
雪が降り
寒さが辛く
体に滲みる
凍える。

餅を丸めて
汁粉にいれ
体を温める
痛めた足を
癒す。

学問と共に生き
学問と共に死ぬ
人の命を助ける。
困っている人を
 ....
じわり、じわり
おぞましい何かが
昼寝のあとの
とろけたわたしに
迫ってくる

自分を嫌いになることは、
悲しいことだよ
きっと
きっと
とても悲しいことさ

冷房が最高に効い ....
言葉に鋭敏になろうとする僕は
言葉から復讐される

言葉で顕わになどできやしないと
世界は刻一刻と産まれ続けるだけだと

跨線橋の階段を登って行く
夕焼けは淡く世界を染めている

こ ....
死んだ魚の目
波打つことのない中心

辛いと言ったら嘘になる
楽しいといっても嘘になる

所詮は半端者
変わらない毎日が過ぎてゆくだけ
ときどき不意に我にかえりながら
口角を上げる
一人は「今日あの女来なくてよかったー!ま、消えてくれるのがあたしの望みなのよ」と言いました。


一人は「早く楽になれよ…逝けばいいんだよ…あほくさ」といいました。


攻撃してくる、他に ....
俺なあこの店をたたんだ後には
ドクターフィッシュの店やるんだよ
立川か国分寺あたりに店出すんだよ
踵の角質を食わせてやるんだよ
ドクターフィッシュは食うんだよ
食ったらみんな健康になるんだよ ....
俺は鶏を追いかけている
なんの意味もありゃしない
なんの希望もありゃしない
奥さんが冷めた目で見てる
俺は恥ずかしくてしかたない
なんで鶏を追いかけているのか
俺には全然わからないけど
 ....
鮭の眼球が恐ろしいから
私は切り身だけを購入する
鮭の眼球が恐ろしいから
私は切り身だけを購入する
ガスコンロの炎で炙り焼き
米飯のおかずにして食らう
米飯だってでも気持ち悪いよ
あんな ....
壊れた心がオイルのように血を流す。

皆が僕に死んでほしいようだ。
殺人的スケジュールを前に、
年内には胃に穴が開きそうです。

進め、進め、進め。
進むべき道なんて無いよ。
進め ....
{引用=



炎の涙が昇華し
散りばめられた光彩の
上空を切る高圧線の名は
一瞬に置き去りにされる

はなやぎの漣が広がり
煙の巨人は叫ぶが
底知れぬ闇は隠された

消えて ....
自由詩
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隙間松本 卓也110/8/22 2:29
牡蠣を食しに番田 110/8/22 2:18
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