十六夜に抱かれ

結ばずの糸を 手繰れば…

また訪れる漆黒の闇に

運命(さだめ)の時空(とき)に

身を投じ

漂う果てに 何が待つ…



我が天命に従 ....
裏切られても罵られても
僕はたった一人でこの荒野を歩いてく
他の道と交わることもあるけど
人は一人
同じ道は誰も歩かない
同じ景色を見てるのは一瞬
そしてまた自分の荒野に走り出す
捩れた ....
動くことも知らず

声を出すことも忘れた木偶の坊

星が降りそうな夜なのに

心は満たされない

あぁ、どうやったらこんな人間が出来るんだろう

空は綺麗過ぎて 僕の汚いところまで ....
つっくりと沈黙する
午前二時
さっき私の刻印は
あの人の部屋に残されただろうか

釣り人の手から
魚はからだをアコーディオンのようにくねらせ
逃げた
そんなふうに
手放したかつての
 ....
かりんとうをかじる
甘い甘いこれをひたすら
かりんとうをかじる
お茶は熱いから 入れない

日々に四本あればいい
明日あさって少しずつ
かじって減らしていけばいい
なくなることは知らな ....
夏空を仰いでラムネを飲もう
泡とともに気分も弾ける
南風が運ぶ夏の匂い
むせかえるような命の匂い

走りだそう
この夏こそ


あの憂いの夏の分まで


禍々しくて凶暴な
熱 ....
デザートイーグルの銃身のイーグルの顔で明日も勝利を引き寄せろ













極上の一行目をひねり出せた夜はすぐさ ....
君は語る「先も今もないのだろう」と
君の見る僕の本心に僕のほうこそ呑まれてた

追いついた知覚を嘲笑う貪欲
心構えというものに今更ながら垂れこうべ

血迷ってから待ってみても無駄なこと
 ....
 
 
人類みな兄弟
なのではなかった

祭壇の
花の中で鳴く虫も
兄弟なのだった

私の父なのだった
 
 
うっ、と僕は言った
どうしたの、とは誰も言わなかった
当たり前さ僕は今波打ち際でひとりだもの
だからうっ、と言う
最近は便利な機械がたくさん開発されたから
勇気さえあればいつでもうっ、と言う ....
昨日貴方と見た月よりも
今日一人で見た月の方が

皮肉にもずっとずっと綺麗だった。

口実のデートは無になった気がして寂しくなった

『月が綺麗だよ‼一緒に海に見に行こう ....
 たとえあなたが農夫でも農夫でなくてもあなたが文章家でも文章家でなくてもあなたが小鳥でも熊でも蛇でもあなたが空でもあなたが風でもあなたが土でもあなたを好きわたしはずっとあなたのそばにいるあなたとキスを .... 昨日をかばんに詰め終えた
坂道 秋の木立 四種類の蝉の歌
清掃工場の煙突と浄水場のタンク
ダンスを始めた稲穂たち
鎮守の丘と用水路
高速道路の高架橋
思い出の風景をぜんぶ閉じ込 ....
新月の美しく怪しげな光りに誘われ

黄泉の扉を開く…

自然と受け入れてくれる

時はいつか

肉体はパラパラと崩れ落ち

魂だけの楽で酷な私

新月の微笑みが手招きをして ....
[PHONE]
 例えば…… 例えばの話しなんだけど……
 ねえ…… 僕の話に耳を傾けて……
 聞いてるかい…… 例えばの話……

僕は大金持ちじゃない 地位も名誉も持ってない
せいぜい君 ....
君にだけ、教えてあげる。

あのね、
ほんとにやさしいひとは
人に「やさしく」できないんだ。

やさしいって思われてる人は
つめたいつめたい氷を
こころの中に抱えてる。
高校生との愛
そして中学生との愛は
魂の上昇過程の一つに過ぎなかった

輝ける頂の聖女
小学生との愛により
私はついに神への階梯の
最終段階を迎える

小学生との愛は
私の生を究極 ....
気になったあの子は
イメージが難しかった
理想を当てはめるのに
ぴったりだった
あるいは、
恋の正体を見破っていたから


抽象的なものには
名前とイメージを付与

自身のストー ....
「まるで地層」

頭上を滑るコンテナトレーラ層

さらに上空をよこたわり蛇行するモノレール層に見下げられている
地下層はたぶんなにもない
原っぱ
交差点にできたとうめい角膜のレイヤーだ ....
あいたい
アいたい
逢いたい 
さみしい
会いたい
遭いたい
合いたい
さむい
和いたい
在いたい
存いたい
きすしたい
有いたい
遇いたい

あいたい
あいたい
あ ....
「あの部屋はおまえの良い所を全部台無しにしてる」




まるで、クイズの正解をあっさりと言われたような

まるで、なくしたピースが帰ってきたような

そんな感覚で、私の心は ....
わたしがいま

かんじたことをそのまま

あなたにとどけたい

たとえばあのひ

かんじたろうかのながさだとか

たとえばあのひ

におったゆりのにおいだとか

たとえばあ ....
ぼくの生きてきた年月
きみの過ごしてきた人生
それぞれが時を経て
今軌跡を辿りながら
交わり合う
その喜びを感じながら
ぼくはきみを抱きしめる


寝付けない夜
ベランダか ....
警告は確かに受けた
それでも抱きたかった
僕だけが火だるま
君は涼やかな微笑
悔しいけれど惨敗
このまま灰になりたいな
もっと焼かれたいな
そうして君を見ていたら
凍りつくようなフレー ....
生きている感触が廊下でひしゃげて転がっている
仕方がないから裸足の爪先でそこそこに蹴飛ばして
やたらとブラスがぶうぶう言う古いロックを聴いた
並べてみた言葉はどれもこれも不器 ....
酒を飲んで笑いあって

愚痴を言って認め合って

手をつないで誓い合って

肩を組んで抱き合って

まだ君を失ったことを飲み込めない

このまま忘れていくことが救いなんて

悲 ....
登っていこう
この丘のてっぺんまで

急な坂道辛いけど
えっちらおっちら
登っていこう

肌を焼く暑い日差し
汗をかいても挫けないで

カマキリだって
カナブンだって
カナヘビ ....
今日一日仕事して
帰りに一杯飲みながら
笑っていられる

それは
今日一日がんばった私への
神さまからのごほうび。


ありがとう。
綺麗ごと 言うのやめた

愛 幸福 友情 平和
そんな言葉があるから……
何もない私に
疲れているのは 何もない私の
言葉だが 何もなく私の
魚に呼び出されている 呼ぶ


水色の湖を 魚が見る
ぼんやりと 日の中の
泳ぎ回る姿に
私を アメリカに 見てい ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
月詠みポー1*10/8/27 1:54
写真しょうた210/8/27 1:54
ハカナイ110/8/27 0:58
アドレスふるる3*10/8/26 23:44
甘味処坂井ハナ110/8/26 22:56
夏色疾走うずら豆110/8/26 22:50
アドルフに捧ぐTAT3*10/8/26 22:45
エンドレスリピート坂井ハナ010/8/26 22:39
祭壇小川 葉210/8/26 22:29
波打ち際CAMILL...010/8/26 22:10
雪乃210/8/26 21:32
十一月豊島ケイトウ12*10/8/26 21:27
夜に歩けばあまね910/8/26 20:25
新月ポー110/8/26 20:24
PHONESEKAI ...210/8/26 16:50
真実。れもん110/8/26 14:39
天下幼女一 二010/8/26 13:16
白昼夢tam110/8/26 13:00
そびえたつ邂逅乾 加津也5*10/8/26 11:54
あいたい即興曲くろきた110/8/26 10:45
そして私は部屋を片付けました。3*10/8/26 10:33
ことば310/8/26 10:26
固有運動寒雪010/8/26 9:15
火傷110/8/26 8:01
スリーパーホロウ・シカ...1*10/8/26 7:23
_しょうた010/8/26 6:20
丘のてっぺんうずら豆210/8/26 5:31
神さまのごほうび。れもん210/8/26 4:44
夢を見過ぎたtam110/8/26 3:58
そのドトールの前で番田 110/8/26 2:46

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