手を掴めるまでのすごく永い時間

それは
メールして
電話で話して



会って



話して
メールして
電話して



逢って



想いのほか話しをし ....
 萩原朔太郎著
 ウォーソン夫人の黒猫
 再読

 これはポー系統の猫だから

 けど
 朔太郎本来の猫だって
 案外

 おわああ
 ここの家の主人も
 病気です

 お ....
転校をした
おかんが皆に渡せってシャーペンをくれて
終わりの会で配った
袋をあけたら裸の男の子の絵と
ちんちんぶらぶらソーセージって書いてあって
めちゃめちゃ恥ずかしくて
ばいばいも言わん ....
どいてください
とも言わずに抜いてゆく
人の背中を見送る

かする肩先
シラナイヒトの顔
感じる体温

見上げる空は
決してまるくない
四角くもない
なぜ
部屋からみた景色はど ....
イタズラ仔猫と一緒に 紅茶を飲む
空色の空を眺めながら なんて
当たり前の ことなんで

紅茶から立ち昇る湯気を混ぜて
ミルクティー風味に 仕立て上げる

見た感じと 触る感覚 味わいは ....
からっぽな心身にはなんでも入る
八杯目の焼酎も
ヒーリングミュージックも
ノイズも
精液も
入ったはしから空になる

ただ身体を通り過ぎてゆく
栄養にならない黒いかけら

歯も
 ....
希望があるから絶望があるんである
絶望したくなかったら
希望なんぞ持たぬがよろし

数独を解くのに飽きたわたくしは
今日七杯目の焼酎をつぎながら
わたくしの幸運なる結婚生活について
(た ....
今目の前にあるのは
中身がからっぽな
ガラス製の
僕の肉体をコピーした像
足元には
僕の外見や内臓などを
小さく砕いたパズルのピース
今から僕は
改めて僕を完成させてみる

 ....
きみのせいで夏が終わらない

扇風機がかきまわす生温い空気のなかで
今日六杯目の焼酎を呑む
ツクツクホウシが鳴き出して
もうとっくに朝だということは自覚している
ついこのあいだまで
わた ....
カブトムシが止まる網戸を見ている 何を、歩いていく
道にもない、けれども
体操服の人と、
赤い何かがあるというわけではない、
バイクと、歩いた
川の向こうには、すれちがう、


山はすれ違っていく
本が私をそびえてい ....
 
 
真夜中の渓谷で
岩魚を突いた
むかし父とよく来た川だ
腹が減っただろうと
父は登山ナイフで
魚肉ソーセージを切り分けて
私にあたえた

あの日は二十尾とれた
まだ足りない ....
離陸した飛行機は
無事 着陸しなければ
大事故になってしまう

あたしという飛行機は
もう 離陸して
大空の上

目指す 大陸へ
今は 太平洋上

乱気流
乱気流

機体は ....
                 100831





クリスタルの庭園に
カットグラスの彫像を納める
納入予定日は1ヶ月後
手慣れた職人さんは熱中症で入院中
そのお弟子は ....
蝉が死んで
夏が終わる
君の残像
ゆらゆら消えなくて
僕は恐怖する
わたしは弱い
飛ぶことに疲れた6日目の蝉のように弱い


アスファルトで蝉は微かに息をしている
罪の無い少年たちが地面に転がる蝉の腹を踏みつける
痛い
痛いので呻く
少年たちは面白がっ ....
寸分狂わず生きていけたら
夜毎
笑顔は重なるだろうか

皮膚の下
ドクドクと脈打つ赤い液体
私のはきっと血なんかじゃない
赤かどうかすら怪しくて

別に
生きるのに支障は無い
 ....
向日葵の匂い
















炎の匂い ....
はたして、私は何をしていたのだろう

1人で勝手に思い込んでいて、本当に彼らの気持ちはその通りだったんだろうか

他人(ひと)を分析して、そうにちがいないと断定してて、得意がって居た自分が偽善 ....
あたしが生まれた八月
星が綺麗だったかな
だれも教えてくれない
空の模様が知りたい

あたしが育った八月
いろんな太陽みてた
暑い風景のほかにあった想い

あたし余計ですか
あたし ....
心だけ 欲しかった
その声に 震える空気
眩暈の中 手を伸ばす

掴んだものはあどけなくて

汚れてしまうね きっと
それならうれしい なんて
どこでおぼえてきたの?

ああ また ....
妄想の中で恋しているので現実の関係は全くの他人行儀です。
でも、時々それはかぶって、とても危ないときがあります。
小さな、言葉の端々でくすぐりあっているのです。
とっても危険です。心を探り合って ....
室外機、の
吐き出す蒸気
粘っこい舌で
べろりとやられる
そんなウンザリに
似てる
八月の終わりのこと
ブッとんだヴァイブが欲しくて
歓迎されない扉をくぐる ....
 
 
都市の息づかいの奥へと
延びていく砂利道
書きかえられた公図の写しを
大事そうに抱えた男が
小さな石の陰でうずくまっている
眼の中を覗き込む
そこは既にもぬけの殻
わたしの数 ....
はじめて夜と昼とがわかれたときに
夜をつかさどったのがゴグで
昼をつかさどったのがマゴグ
という嘘の話を鵜呑みにしてひけらかし
恥をかいたとすれば
リテラシーがないから

メソポタミア文 ....
生まれた姿は裸ンボーン
親もビックリ驚いた
生まれた時から裸ンボーン
肋骨ガラガラ鳴らしたさ
それでも大事に育てられ
今では立派なミュージシャン
肋骨叩きの第一人者
確かに時々避けられる ....
ひっくり返したコップを
あなたは
差し出した

「お水をください」


だけど、
ひっくり返したコップに
お水は入らないんだよ、
愛しいひとよ


小さなコップでも
大 ....
素直に君を連れ去った
何時までも握る手に
永遠強くなる絆を覚えた

折れる 程
握ると白い指先の爪
痛いと言われて
ハッと息を 呑む

肩で息を
しばらくは止まない連鎖の銅板
動 ....
遠慮がちに
欠ける月を見た

半分も満たすことができず
けれど決して消えない

いつまでも
見ていたい
月だった

ワイヤーを巻かれた幹
黒く浮かび上がる建物

携帯に落とし ....
安らぎの意味も忘れるほど
孤独を噛み締める夜

走り去っていく
あなたの夢が
繰り返し浮かんでは
消えていく

幸せな夢を見られないなら
眠る意味って
ないのかな

朝日が街の ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
手を掴めるまでのすごく永い時間maumi2*10/8/31 13:38
藪木二郎210/8/31 12:39
ちんちんぶらぶらソーセージ(未詩・独白)プル式7*10/8/31 10:38
シラナイ世界朧月110/8/31 9:47
雀蜂藤鈴呼3*10/8/31 9:32
炭食い佐々宝砂510/8/31 9:15
訣別8*10/8/31 8:09
再構築寒雪110/8/31 7:53
やつあたり佐々宝砂510/8/31 7:44
虫かごの中の少年光井 新210/8/31 3:47
平日休み番田 110/8/31 2:12
三軒目の鴉小川 葉4+*10/8/31 2:10
飛び立った飛行機は森の猫3+*10/8/31 0:58
三軒目の鴉あおば7*10/8/31 0:36
晩夏國朗110/8/31 0:16
鳴かぬ蝉伊織410/8/31 0:04
血の色ともぐらもずず210/8/30 23:51
バイトを喰っちゃった、、、TAT2+*10/8/30 23:51
向日葵、わたし、彼女ビビマリ310/8/30 23:42
8月の空朧月110/8/30 23:12
音色010/8/30 22:58
LOVE GAME西日 茜210/8/30 22:45
だけど、そういうことってホロウ・シカ...4*10/8/30 22:14
砂利道たもつ610/8/30 21:25
コンピテンシー、コンピテンス、コンピテンシアスa010/8/30 21:10
裸ンボーン (未詩・独白)プル式210/8/30 20:49
ひっくり返したコップはだいろ010/8/30 20:07
純(じゅんれん)愛maumi3*10/8/30 19:58
震える心Akari ...1*10/8/30 19:58
Lavo2*10/8/30 19:35

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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