伊藤くんがなにかべつの存在に入れ代わっていた

双眸にうかんだ青い月影

柔和に引きつれた微笑にそれが凄絶をあたえている

土蔵の板窓が震えているのは僕のふるえでも風で起こったものでもなか ....
部屋のベランダから
深夜の都会に集う
夜光虫のような
光の粒を追った
ぼんやりとかすむ
まばらな光が
居るべき場所を求めて
とりあえずと思って
同じ場所へと向かっていった

皆かろ ....
夜の海を見に行きませんか
ライトの燈ったコンビナートを

夜の海に潜ってみませんか
ライトを持って浅いところを

 それはまるで私の原風景
 それは貴女に見せたかった風景

夜の海を ....
2人でいよう真っ白いのが欲しい

そう誰の髪の毛も落ちてないような

記憶も誰もここに来なかったのがいい しらなくてもいい

誰もここを知らなくて、誰もここには辿りつけない

2人でお ....
ぽにょぽにょ
弛んだ
腹の肉

ギュギュッと
ベルトを
締める。

不思議な御伽の世界
走り出して止らない
おねえちゃん〜待ってー!

無視をして
拒否して
逃げ出して
 ....
探しています
君のかけら

間に合うなら
閉じたまま
 
 
鉱石の中で音符が溺れる
横のようにただ長いだけの真昼
旋律とは名ばかりの
みすぼらしい数々の記載

私たちの身体は何も語れない
具体的な生活を持たない
単なる肉の塊にすぎない ....
もうお前の人生は
終わりだ
死がふさわしい
最後の願い事はなんだ
金か女か名誉か
そんなものくだらない

人生ゲームではない
真剣勝負
一度きりの大舞台
いかに人に感動を
与えら ....
天はどこまでも
果てしない
地はどこまでも
底がない

起き上がれ
勇者どもよ
立ち上がれ
賢者どもよ

一度きりの人生
有効に生きよう
ではないか?
人を愛そう!
夜は若く、
ぼくもまだ若かった。
(ウィリアム・アイリッシュ。)

まだ入ったことのない女の子なので、
ぼくがその子のNG客というわけではない。
吉原の人気ソープ嬢なのだけれど、
ブログ ....
否応なしの個の勝負
結果がどうあれ ほぼ全力で戦っていた きらわれ

余裕のあるふり 板につき
他人が失う言葉にも気づく瞬間(とき)持たぬまま
仮初めの優等生が堕ちる祝福

男と女 知ら ....
夏に
川向こうで
お祭りの金魚すくい
「金魚救い」なんて書いてあったっけ

ひとというものは
あまりそう
誰かに救われたり
誰かを救えたりするようなものではないのに
金魚たち
すく ....
古来から、憎い相手に呪術をかける一大メジャーといえば、『丑の刻参り(うしのこくまいり)』

毎晩 毎晩 真夜中 丑の刻
白装束に身を包み、髪を乱し、黒くした歯に櫛をくわえ、
3本のローソク ....
朝作った
カスタードクリーム
の首に
私の頭はのせられていない

土台となるパイ地は私
フォークで穴を
あけるのは
私が膨らむことが
できないように

カスタードクリームをのせた ....
わたしの名は「誠実」、からむ蔦、めしべの棺、花をちらす雨季の停滞、主宰者のひたいにこぼれるしるしのようだった、執事のトルソ、息は茜色をして、椅子にちかづく、わたしの名は「誠実」

 椅子をつくる、 ....
臨海線を越えれば
また一つ忘却の朝が 時計仕掛けのようにやってくる


未だ
ためらいのない無残なライトの明かりを車たちは放ち、


散水車の水のはねる音に
まどろみを破られた
わ ....
誰がきみを愛してくれるのか
誰がきみを必要とするのか
誰がきみに近づくのか
誰がきみを気遣ってくれるのか


走り続けた青春
砕けた強化プラスチックは
叶えられないきみの夢
 ....
私が死んだらどうか
庭には一面青い花を植えてほしい

春にはシラーとアリウムが
夏にはマツムシソウとラベンダーが
秋にはクジャクソウとリンドウが
冬にはミスミソウとヒヤシンスが
それぞれ ....
荊の棘の中に
隠れるように咲く

愛する者以外
誰も触れるなと言うように

かたくなに
鋭い棘に身を隠しながら

来ない時を
ただ待つように

花は
こんなにも愛らしく
や ....
むかし泊まった
民宿の部屋で
小説を書くことにした

スキーに来たのに
雨が降っていて
しかたなくこの民宿に
もう一泊することにしたのである

窓から雨の雪 ....
  雨の日は布団を首に巻いて
  死にませう

  雨と 雨の。
  いたずらな溶解に聴力を奪われて
  雨 雨 雨の仕草をマネて眠り



  雨の日の首の ....
ほそびろく
美しい
その眉

この手で
触れて
すーっと
なぞれたなら
君はコクンと
うなずくだろうか

君のコクーン

なれるだろうか
冷蔵庫のなかで安いメロンを抱えています

やわらかくなるまで

実は新鮮な果物が食べれないのです

くしゃみが出てくればそろそろ短い夜も終わり

熟睡の季節に
あなたのこと ....
こないだパチ屋で四万つっこんだ














休みとか貰ってもやる事なくて










 ....
優しさで、



黒ずんだキレイなキレイな
優しさでさあ


僕の心臓、さあ一思いに。







君にはできっこないよ、




君は優しさなんて ....
明日を手に掴もうとした
地球の裏側を私は踏みしめた
私の未知のひとときを無数の人間が訪れた
今夜も 未来の中を 生きた
私は 過去の中を 夢見た
誰も知らない湖の脇を、ひとり言葉を無くして私は歩いていた。あなたは子供のようだったけれど、でもよく見るとそのようには思えなかった。だからあなたはきっと僕の友達なんだと理解した。僕にとってきっと、身近で .... 黒いサングラスをかけて見れば
世の中真っ暗だ
青いサングラスをかけてみれば
太陽さえ病んでいる
だが世の中終わりじゃない。
黄疸の赤ん坊は黄色いミルクをよく飲むし
血まみれの群集は市営プー ....
Please stop tempting me.
My head becomes amusing and seems to be crushed.
Please stop tempting me. ....
息が詰まるほどの
狭苦しい都心のバーで
ビートルズを延々と
聞き流しながら
炭酸で割った
スピリッツを飲む

気心の知れた
大学からの友人と3人

「疲れたね」
「煤けたね」
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
白い白い土蔵のなかで吉岡ペペロ510/10/6 0:44
「べっちょない」yumeky...210/10/6 0:17
都会の海、夜。トキハ スス...1*10/10/6 0:05
夢の中で今夜猫のひたい撫...010/10/5 23:28
魚の子ペポパンプ5*10/10/5 23:22
左脳210/10/5 23:03
理由たもつ710/10/5 22:34
Game Overペポパンプ3*10/10/5 22:29
Flying high3*10/10/5 22:11
幻の女はだいろ210/10/5 22:07
佐和210/10/5 22:01
金魚救い海里3*10/10/5 19:28
『丑の刻参り』は もう古い! 最近流行の呪いをかける方法 北大路京介12*10/10/5 19:24
午後のパイナカツカユウ...3*10/10/5 15:02
椅子が記号になるために乾 加津也7*10/10/5 14:07
黎明/sign月乃助14*10/10/5 13:17
きみのいない街寒雪010/10/5 10:02
ブルーガーデン[group]未有花20*10/10/5 9:42
荊姫雨音些末110/10/5 8:29
小川 葉210/10/5 5:10
雨のヨルノテガム310/10/5 4:05
コクーン佐和110/10/5 3:25
安いメロンアラガイs2*10/10/5 3:07
10月2日・トップワン五条・慶次TAT3*10/10/5 2:31
よろしくおねがいしますサワメ210/10/5 2:29
味ワイン番田 210/10/5 2:01
ある日の日のこと210/10/5 2:01
大統領salco4*10/10/5 0:59
Long TimeSEKAI ...010/10/5 0:54
狭苦しいバー真島正人3*10/10/5 0:39

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