井の中の蛙
大海を知らず
自分がお山の大将と
思っている。

世の中の事は
何も知らない。
ただ勉強しか
して来なかった。

いいのか悪いのか
わからない。
知らぬが仏と思って ....
ジャズで
スイングしよう
ノリノリに
体を動かす。

タロットで
死神を引く
おみくじで
大凶を引く

仕事の依頼
そよ風に吹かれ
コーラを飲み
帽子をかぶり消えてゆく。
 ....
「おもちゃは卒業ね」

そう言って
取り上げた
三角の積み木

ねえ ママ
わたし笑えてる?
上手に笑えてるかな?

腕に痛いよ
羽根が生えてきた
天使に似合わない
{ルビ鈍 ....
何も考えないで
海底に落ちてゆく
癒される。
体が楽になる。

無為自然がいい
体に力が入っていると
対応が遅くなる。
無心がいい。

何かをしようとすると
失敗する。
運命を ....
今年はとうとう
夏が来なかった
夏はもう
来なくなってしまったのだ

きっと冬も
もう来ないだろう
私たちに必要な食物は
どんな薬を使っても作れなくなる
そうして私たちは
少しず ....
流れる川に知ってるものつけて
まばたきする

音を切ってしまって
なんだか

せいをこがけえきさかさそす
たかったけーことかず
ないないのなにをあいさあて
きにさけてちかーたちちーさ ....
社内では社長がついに禁煙するというもっぱらの噂
シンジラレナーイ!(全員で)
でも何事も
まず理由が大事じゃないか

自分の健康
最近うまれた可愛い未来のためだろう
あるいは地球に住まう ....
胸に彫刻刀をあてて
誰が家紋など彫ろうとするのか

いづれ君は
かどをヤスリで削って
私は誰でしょう、なんて
笑って(泣いて)

それでも
叩いた音の響きで
君はすぐに見つかっ ....
「火の森というものがある」と父が教えてくれた。私が火山の調査のためヘリコプターで火口の上空を飛んでいる時だ。父はそれまで私の横で眠っていたが ふと目を覚まして そう言ったのだ。火山は穏やかだった。二回 .... 突然いなくなった君の 隣には誰がいるんだろう
することが無くなった僕は 日曜日なのに暇をもてあましている
どこまでも続くような 見えない道の向うがわ
叶うわけがない夢を 心にずっと抱いていた
 ....
長い夜を経て

日差しで爛れた身体を
  両手で抱きしめ守りながら

逃げ帰った部屋の片隅で

地平線に日が喰い殺されるまで
          私は本を読み漁る

虚構に我が心を ....
視線を感じ辺りを見渡してみる
目を合わせるとそむける事ができなくなる複眼
ギザギザした足が恐怖を倍増する

害虫を駆除してくれると知ってはいても
その風貌からして愛らしいとは思えない
体全 ....
「おーい 空くん
 今日はやけに機嫌がいいねえ」
「ほーい 機嫌がいいさ」
「どうだい 見てごらんよ
 君があんまり機嫌がいいから
 ほら 風が歌っているよ」
「ほほう そうさねえ
 風 ....
mean meanと蝉がぼくを詰っている
いじわるなぼくは
アスファルトにおちているつよい水性の日差しをひろってたべる
夏というのは架空とおもう
ふとてのひらをすかしてみると
うすい水か ....
地下を網の目のように張り巡らさせていく根茎の成長
時々ぽこりとその緑は地下から突き抜ける

だが決して緑が中心になるというわけではない
中心がないという事は周辺がないという事だ
縦ではなく横 ....
電車でゆらり
何処まで行くの

何処でもいいや
遠い旅路と一秒の紡ぎ

変わる景色は目まぐるしい
変わらない景色は懐かしい

電車でゆらり
運んで行くの
携帯なんて要らないよ
何処までも届くけど

糸電話くらいの距離感で
君と居られたら

電波なんて意味ないよ
送るのは楽だけど

糸電話くらいの距離感で
君に伝えられた ....
君が綺麗に寝るもんだから

僕の降りる街は過ぎていく

こんなに綺麗な顔なんだから

幸せそうによだれを垂らすなよ
玄関を開ければ
工事中のタワーが見える
無機質にそびえ立って
うまく世界から浮いている

ピンクのアーチは
今もあるだろうか

環七通りの廃棄ガス
たまに吸いたくなって
夜風の吹く ....
チリンリン、と揺らめく風鈴
遊び場の向こう側は忙しなく
夢から覚めてしまったような淡い切なさが

心ここに在らずと渦巻いた

雲は黒く立ち往生
夕立は期待はずれ、流れ落ちた蜃気楼は
次 ....
優しさとか正しさなんて不確定さ
赤い雨が教えてくれた
ポスターのヒーローがこっちを見てる
人は何かになるんじゃなくて 自分になる為に生きてるんだ
涙の理由は痛みを知ったから
きっとあなたが優 ....
AKB48の小野恵令奈ことえれぴょんが
今夏限りでAKBを卒業する
そんな夏なんだ

買ったときは三十センチほどだったマングローブの木が
もう一メートル近くに育った
葉を触ると
つるつる ....
小学校から帰って
叔父に自転車の運転を習う
家には大人用しかない
「両足がとどかないよ」
「おれだってとどかないよ」
叔父は自転車のサドルから腰をおろして
片足しかとどかない姿をぼくに見せ ....
あと余命半年です
目の前に座る
眼鏡が似合う医者に
冷静に告げられた時ほど
冗談であってほしい
そう思ったことはなかった
その言葉に続けて
医者が何か言っていたけど
もう何も聴 ....
水晶の心臓をもつあのこの
心音は途切れずに
星雲で脈打っている。まなざしは
林の陰のように微笑んだまま
朝食をいただいている
鉄塔の影はのび
山際の空が紫にいろづく
せせらぎを
さかの ....
高い秋空と純白の雲
あの雲はなんと言ったっけ

長くなった影
巨人のシルエットのようだ

綺麗な花が咲いている
僕の隣には君がいる

雲の名前はわからない
花の名前もわからない
 ....
妻ともおまえとも別れられないオレだった
寝てないから仕事はキレを増した
足首からしただけがふわふわしていた
おまえのことばかり考えていた
女は幸せとは好きなひとといっしょになることだと言った
 ....
なにもない
ふたり同士
ひとつにはなれないで
身をかさね
日をかさね
それでいて
ひとつにはなれないで
なにもない
ふたり同士
ひとつにはなれないで
ひとりずつ
べつべつに
 ....
生ゴミをドブ川に流して捨てよう
ディーゼルエンジンに軽油を焚き
美しい山々に煤煙を撒き散らそう
美しい村娘たちを集落に閉じ込め
阿片漬けにして七年間強姦しよう
生まれた子供は皆殺して捨てよう ....
俺、今ちょっと手持ちが足りない
セブンスターとチェリオで420円
そんな端金も今はちょっと払えない
まあ今じゃなくても払えないけど
っていうかじゃあなんで買い物なんかすんの
っていうかじゃあ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
あっぷっぷペポパンプ3*10/9/1 19:30
SWING & SWAY2*10/9/1 19:30
angelAkari ...0*10/9/1 19:23
海に沈むペポパンプ5*10/9/1 19:13
夏が来なかったふくだわらま...110/9/1 18:36
みゃく十二支蝶010/9/1 18:35
決意はいきる理由になれるか乾 加津也2*10/9/1 17:36
セロファン瑠王6*10/9/1 17:27
火の森非在の虹1*10/9/1 16:38
遠くへSEKAI ...010/9/1 15:04
物語。薬堂氷太110/9/1 13:55
小川麻由美3*10/9/1 13:13
9月未有花9*10/9/1 12:55
meanコーリャ1210/9/1 11:32
横の繋がり小川麻由美3*10/9/1 11:19
ワールドトレイン秋助2*10/9/1 11:10
有線通心1*10/9/1 11:08
肩越しの夢2*10/9/1 11:06
ピンクのアーチ葛西曹達110/9/1 11:00
夏の終わり中原 那由多810/9/1 10:07
不屈しょうた110/9/1 8:08
えれぴょん真山義一郎1510/9/1 7:00
川のコトバ殿岡秀秋6+10/9/1 6:29
残していくきみへ寒雪210/9/1 6:09
一瞬の影こしごえ5*10/9/1 5:25
ある秋の日うずら豆210/9/1 4:36
きょう一日が記憶にない吉岡ペペロ210/9/1 4:35
夜あけはるな010/9/1 4:30
超大作セガール、ご...410/9/1 3:09
カネ貸してくれ110/9/1 3:09

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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